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更新日:令和5(2023)年11月16日
ページ番号:390032
令和2年6月11日、16日に夷隅東部ひき縄研究会が外房沿岸で標識放流したサワラが相次いで瀬戸内海で再捕されたことをお知らせしましたが、今度は、宮城県で再捕されたとの報告がありました。
今年の2月7日にいすみ市大原漁港南東沖約6kmで放流した1尾が、157日後の7月13日に、直線距離にして約410kmも離れた宮城県気仙沼市本吉町日門沖で再捕されました。これで92尾放流したサワラのうち3尾が捕まったことになります。また、これが初めての東北地方からの報告となります。
これまでの結果から、外房・九十九里沖に来遊するサワラは広く移動している可能性があり、大変興味深いところです。このことを今後の資源管理に役立てていければと考えています。
今後も夷隅東部ひき縄研究会では、標識放流を継続し、本県におけるサワラの生態を明らかにするとともに、資源管理に取り組みながら、おいしいサワラを皆様にお届けしたいと考えています。
標識のついたサワラを再捕した方は、勝浦水産事務所(電話0470-73-0108)までご連絡ください。
採捕されたサワラ
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