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ホーム > 教育・文化・スポーツ > 体育・スポーツ > 生涯スポーツの推進 > 子供へのスポーツの普及促進・啓発事業 > フェンシングの学校訪問事業について > 公益社団法人日本フェンシング協会による学校訪問実施結果(令和5年1月13日)
更新日:令和5(2023)年1月23日
ページ番号:559648
県では、東京2020オリンピック競技大会の県内開催競技であるフェンシングについて、競技に対する理解の促進、競技人口の増加等を図るため、平成30年4月に公益社団法人日本フェンシング協会と競技普及事業等に係る基本協定を締結しました。
このたび、本協定に基づき、東京2020オリンピック フェンシング(男子エペ団体)金メダリストの宇山賢さんを講師に迎え、今年度第5回目の学校訪問を、富里市立富里北中学校で実施しました。
令和5年1月13日(金曜日) 13時35分から14時20分まで
富里市立富里北中学校 体育館 (〒286-0202 富里市日吉倉1515-31)
宇山 賢氏 (東京2020オリンピック フェンシング男子エペ団体 金メダリスト)
1月13日に、富里市立富里北中学校を会場として、1年生49名を対象にフェンシング学校訪問を開催しました。
今回は東京2020オリンピック金メダリストの宇山賢さんを講師として、映像を利用したフェンシングの競技紹介と現役選手同士のデモフェンシングを行った後、フェンシングの基本動作を体験するフットワーク体験と、スマートフェンシングを使ったフェンシング体験を行いました。
フットワーク体験では参加した生徒たちが講師の指導の下で「マルシェ」(前へ)、「ロンぺ」(後ろへ)、「ファンデブ」(突き)という動作を練習しました。
最初は慣れない動作に戸惑っていた生徒たちも講師の掛け声に合わせて体を動かしていくうちにどんどんスムーズに動けるようになっていきました。
その後に行ったフェンシング体験会では柔らかい剣を使用するスマートフェンシングを活用して生徒同士が対戦。
こわごわ剣を突き出す生徒から積極果敢に打ち掛かる生徒など、周りで見ているクラスメートからの声援の後押しもあって大変に盛り上がりを見せました。
生徒が現役選手に挑むチャレンジマッチでは剣道部員、バスケットボール部員、ソフトテニス部員など多彩な生徒4人が出場。
1勝3敗ながら日本代表から3-0と完封勝利を飾る生徒もいて、最後まで結果が予想できない熱戦が繰り広げられました。
生徒からの質問に講師が答える質疑応答では、「フェンシング競技はいつから始まりましたか」という質問に、中世ヨーロッパの城西で騎士たちが狭い廊下でどのように戦ったかをデモンストレーションで見せながらその発祥を解説。
「どうしたら強くなれますか」という質問に対しては、講師の宇山さんはフェンシングだけでなく一般的な話として、「どうしたら強く・巧くなれるかを考え、興味をもって調べ、積極的に試してみることが大切です。今はスマートフォンなどを使えば自分で色々なことを調べることができる時代だから」と生徒たちに語っていました。
千葉県では今後も日本フェンシング協会と協力し、県内での学校訪問を実施してまいります。
講師・デモ選手紹介
デモンストレーションマッチ
フットワーク体験
生徒が選手に挑むチャレンジマッチ
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