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更新日:令和4(2022)年10月26日
ページ番号:344509
令和元年9月4日(水曜日)10時00分から11時50分まで
千葉県庁本庁舎5階大会議室
高梨会長、寺田副会長、朝比奈委員代理渋沢茂氏、阿部委員、荒井委員、畔蒜委員、飯田委員、植野委員、蒲田委員、倉田委員、小林委員、新福委員、鈴木(健)委員、鈴木(鉄)委員、田上委員、貫井委員、星野委員、三好委員、吉田委員、渡邉(博)委員
(高梨会長)
他にも御意見があるかと思いますが、時間の都合もありますので先に進めさせていただきます。
事務局はただ今の意見につきまして、参考にしていただきたいと思います。
それでは議題1の報告事項のその3、重点事業について、事務局より説明をお願いします。
≪事務局説明≫
(高梨会長)
駆け足で御説明いただきましたが、何か御意見御質問ありましたらお願いいたします。
(吉田委員)
2ページ目、失語症者向け意思疎通支援事業でございますが、言語聴覚士会それから失語症の当事者、大変感謝をしております。ありがとうございました。
現在9月14日まで募集をかけております。千葉県の言語聴覚士会のホームページから受講生の応募ができるような形になっており、定員が20人のところに昨日の段階では37名の申込がありましたので、いいスタートというふうに思っております。関心のある方いらっしゃれば、私どもの千葉県の言語聴覚士会のホームページから募集要項等がダウンロードできますので、御周知いただければ大変ありがたいなと思っております。チラシ等は市町村の相談窓口、53の市町村、千葉市を除くところに広報掲載をお願いしました。全部市町村には載っておりませんけれども、遠隔地では佐原や長生の方からも問い合わせがありました。ただ問題は派遣の部分でございます。派遣は市町村事業ですので、そこは今後の大きい課題になってくるのではないかと思っております。これは報告でございます。
(高梨会長)
他にございますでしょうか。
(小林委員)
2つお願いします。1つは事業団の経費で7億円というのがありますが、これは政策経費の中に入るんでしょうか、というのが1点なんです。障害福祉事業課というのが10億円の予算を持ってるようですけれど、これは障害福祉事業課の予算の中で指定管理料というのは払われてるのかどうかちょっと興味を持ったのでお聞きしたいんですが。あと2つ目、先ほどの説明の中で人材確保については、右側の説明という欄の中で対象になってるんですよという説明がありました、介護人材の基金とか。ほんとに基金は障害福祉の分野にもそれを使えるんでしょうか。あるいは介護のための修学資金ですが、これはどちらかというと高齢者のイメージが強くて、障害福祉向けの予算ではないような感じになってますので、この制度をぜひ来年度は予算を組んでいただきたいなと思ってます。現場は本当に非常に深刻な状況です。基金が使えるかどうかについてもお答えをお願いします。
(高梨会長)
事務局お願いします。
(事務局)
1点目、袖ケ浦福祉センターの管理運営事業の7億円、これが政策的経費かどうかというところでございますが、こちらは社会保障費、義務的経費という位置づけでございます。
(事務局)
人材確保の関係でございます。基金でございますが、所掌が健康福祉指導課所掌という形で、こちらについては障害者の関係で対応できるというお話で健康福祉指導課からお話をいただいているところでございますが、詳細につきましては現時点でこちらに資料がございませんので、これにつきましては確認の上、ご連絡させていただければと思います。
(小林委員)
ここ2年位前には、我々人材確保のための各圏域の会議とか全体会で呼ばれるんですけど、これは介護の分野だけしか基金は使えませんという説明を受けて、何のためにじゃあ我々を呼んでるんだっていうのですごく腹が立ったことがあります。それでその話をしたら、いや他の圏域でもそうやって言われましたっていうその県の説明だったんですけど、いつから使えるようになったのかも含めて御回答をお願いいたします。あの今後で、先で結構ですから。
(高梨会長)
現場にとって切実な問題だと思いますので、よろしくお願いします。他に。
(吉田委員)
再度で大変申し訳ございません。実は私もこの人材確保のゼロって大変気になっています。実は、介護の領域では加算がどんどん付いてはいるんですが、ただ介護職で就職された方が給料が安いから辞めたって方の理由は3つあって、一つは体力が続かない、それから人間関係、もう一つは理念。給料が安いからお辞めになる方はいらっしゃるんだけれども、主にはこの三つが介護職を辞める理由になっています。逆に、介護職が辞めない事業所っていうのは、中間管理職がしっかりしてる。中間管理職の厚みがあるところは、介護職の離職が極めて少ない。中間管理職が薄いところは離職率が非常に高い。これはある程度いろんな調査結果が出てるんですね。私はですね、人を入れるって非常に重要なんだけれども、管理職の方を十分育てることがすごく大事なんですよ。人材確保・定着ってどうも数をそろえることを考えがちなんですけれども、現在の事業所に対する支援で、ゼロ円ではなくて、実際に今の職員の方たちのシステムっていうか、中間管理職なら中間管理職を育てるようなことが、介護現場では明らかに鍵なんです。そこをどうにかすることでかなり違ってくることが分かっている。確かに福祉現場は人が足らない、人がまず必要なんです。人が必要なんだけどそういう人たちが去っていかないようにするにはやっぱり中間管理職がすごく重要だと思うんですが、そういう面で予算が、今年度は無理なんだと思いますけれども、現在勤めている職員の資質向上とか、職員が現場でスキルアップしていくような講習、管理職向けの研修は、ぜひ予算をつけるような形で考えていただけると大変ありがたいんですが。これは質問というよりは、意見ということで。
(高梨会長)
他にございますでしょうか。
(渋沢氏)
4ページ目の発達障害者支援センター運営事業のことなんですが、不勉強で申し訳ないんですが、平成30年度から令和元年度にかけて1,200万円くらい予算が上がってる。これは事業概要を読むと地域支援マネージャーが配置されたためかなというふうに思えるんですが、この地域支援マネージャーという方は、どこにいらしてどのような地域のなんていうか、割り振りになっていらっしゃるか、内容を教えていただけないでしょうか。
(事務局)
発達障害者地域支援マネージャーについてですけれども、こちらについては配置されているマネージャーとしては、千葉県発達障害者支援センターの方に配置をしております。新規と言いますか、これについては、マネージャー1名及びもう1名非常勤の方に入っていただいているというような形だったかと思うんですけれども、各地域に置いていくというよりも、各地域市町村などの方で行っているような取組みの助言をしたりですとか、早期発見に関する取組み、そういったところへの助言などを行っていくような形のものとして考えているところでございます。
(渋沢氏)
はい分かりました。ありがとうございます。
(高梨会長)
時間もだいぶ押してますけれども、他にございましたらもうひと方お受けしたいと思いますがいかがでしょうか。よろしいですか。
それではなければ報告事項を終わりまして、議題2の審議事項に入りたいと思います。その1ですが、第七次千葉県障害者計画策定に係る関係団体等のヒアリングの実施について、事務局より説明をお願いします。
≪事務局説明≫
(高梨会長)
ただ今の説明をお聞きになって質問御意見ありましたら、特に実施方法とか対象団体と、これでいいかどうか。よろしくお願いします。特にはございませんでしょうか。
前回のも含めまして、あとはそれぞれの専門部会からも御意見いただいているようですので、漏れは無いのかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。
特にお気づきの点がなければ、また気づいたところで出していただいても結構ですので、次に進めさせていただきたいと思います。
審議事項のその2ということになります。数値目標の見直しについて、事務局より説明をお願いします。
≪事務局説明≫
(高梨会長)
専門部会の方向について御承認いただけないかということだと思いますが、何か御意見ございましたらお願いしたいと思います。いかがでしょうか。特にございませんか。
なければ事務局提案について了解したということでよろしいでしょうか。
じゃあそのようによろしくお願いいたします。
最後議題3、その他ということになります。全体を通じまして、今日意見を申し述べられなかった、追加の意見がある、ということがありましたらお願いしたいと思いますがいかがでしょうか。
(飯田委員)
先ほど言えばよかったですけれどもタイミングを逃してしまいまして、関係団体等のヒアリングの中で、入所・地域生活支援部会の方で、各市町村の自立支援協議会を上げていただいて、これは本当にお願いしたいなと思っているんですけれども、またこのヒアリングの仕方を工夫していただいて、市町村の意見になっちゃってもいけないと思うので、あるいは協議会の会長さんの意見になってもいけないと思うので、これはしっかりと協議会で意見を集約していただいたものをヒアリングとして出して欲しいというようなやり方にしていただいた方が意味のあるものになるのかなと思っています。せっかくの施策ですので、市町村の委員の中できちんと意見を交わしていただいて、こういうものがいいというものをあげてもらう、そういう話し合うことに意味があると思いますので、こういったちょっとひと工夫をしていただければなと思っております。
(高梨会長)
それは通知か何かで出すということですか。それとも何か具体的に御意見ありますか。こんなふうにしたらいいんじゃないかとか。
(飯田委員)
すいません、具体的にはちょっと。
今までのアンケートで、市町村自立支援協議会にアンケートした際に、どうも話し合われた内容ではなくて、市町村がそのまま自立支援協議会の意見という形で出してしまったり、会長さんの意見がそのまま出てしまったりっていうのも過去にはあったような気がしますので、そうではなくてしっかり話し合っていただくというところがポイントなのかなと思いまして。
(高梨会長)
おっしゃるとおりだと思いますので、ひとつ、ひと工夫をよろしくお願いいたします。
他にございますでしょうか。全体を通じて何かお気づきの点ありましたら。
(倉田委員)
今、国でも議論が始まっているようですが、大阪府独自で来年度より、重度訪問介護等を利用している全面支援(介助)を要する障害のある方で、通勤等にサービスを、認めるといった取り組みを始めようということのようですが、千葉県ではどのようにお考えでしょうか。
(高梨会長)
御質問ということですか。
(倉田委員)
はい、質問です。
(事務局)
御質問ありがとうございます。私もですね、大阪府の状況について詳しくは存じ上げてないんですけれども、新聞報道で見た限りでは確か通学に関するですね、移動支援について府の方でも支援を考える、大学のですね、大学の通学に関する支援をしていくということであったかと思います。千葉県といたしましてもですね、委員ご指摘のとおり、国の方で色々と動きが出てきて検討なんかも始められているというようなことは聞いております。そのあたりの動きもふまえながら、県の方としてもどんな形で支援をしていくかということを、今後動きを見守っていきたいというふうに思っています。
(高梨会長)
よろしいでしょうか。
(倉田委員)
もう1点いいですか。先ほど飯田委員さんからあったお話なんですけど、各市町村の自立支援協議会等を提案したのは私なんです。飯田さんもおっしゃっていたとおり、回答は委員さんだけでなく、市民のみなさんのアンケート等を元に、まとめ、上げる方式がよろしいかと思います。
(高梨会長)
他にはございますでしょうか。
(植野委員)
今のお話でそうですね、こちらも補足というかさせていただきます。市によって取り組み方というのは本当に違いがあります。各市ごとというか、市ごとには情報交換していると思うんですけど、方針はある程度特徴として固めているかもしれません。でもどういう形で整合性を作って進めるか、それは県には見えない部分があると思いますが、もしそういうものがあったら情報提供を県がしていただくといいかなと。それぞれの各地域の自立支援協議会の意見を吸い上げるということは必要だと思いますが、実際に行ってみると総合支援法の考え方についても市の判断で決める、通知したら判断で決める、ただ県が指示があれば変わりますみたいな言い方をされるんですね。県が指示するっていう、昔と比べて今は指導権限なくなったと思いますけど、でも市町村は県の指示がなければ動きませんみたいなところがありますので、市同士のコミュニケーションの部分もあると思います。その辺は上手に吸い上げたいい仕組みを作った方がいいかなと思っておりますのでよろしくお願いいたします。
(高梨会長)
他にはよろしいですか。
特に無ければ本日予定しました報告と審議事項、すべての議事を終了することになります。
最後にこの4月から障害福祉事業課の野澤課長が着任されておりますので、全体を通じまして、何か感想でも御意見でもございましたらお願いいたします。
(野澤障害福祉事業課長)
御指名ですので、障害福祉事業課長の野澤でございます。いつも本当にお世話になっております。障害の分野も広くまた内容もそれぞれで、大変難しい部分もございますけれども、皆様方のお力を借りながら、一歩一歩進めて行きたいと考えておりますし、進めているつもりでおります。これからもどうぞご支援よろしくお願いいたします。ありがとうございます。
(高梨会長)
萩原課長、冒頭に御挨拶いただきましたけれども。
(萩原障害者福祉推進課長)
障害者福祉推進課長の萩原です。本日は色々と貴重な御意見ありがとうございました。先ほど担当から説明がありましたように、第七次の次の障害者計画策定に向けまして、10月から色々ヒアリングさせていただくんですけど、実質的にもう次の計画の策定段階に入っていくということで、委員の皆様に色々御協力をいただくことがあると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
(高梨会長)
最後に事務局から連絡がありましたらお願いいたします。
≪事務局説明≫
(高梨会長)
途中ちょっと急がせてしまいましたけど、皆様の御協力でなんとか時間内にすべての議事を終了することができました。御協力ありがとうございました。
それでは進行を事務局にお返しいたします。
(事務局)
皆様、本日は長時間に渡り会議に御参加いただき、誠にありがとうございました。
以上をもちまして、令和元年度第1回千葉県総合支援協議会を終了いたします。
ありがとうございました。
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