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更新日:令和6(2024)年2月1日
ページ番号:28222
これまで、それぞれの地域の消防本部が受け付けていた火事や救急などの119番通報について、平成25年4月から一部の市を除き、県内2箇所(千葉市・松戸市)の共同指令センターで受け付けております。
119番通報の方法はこれまでと変わりありません。ただし、共同指令センターでは、複数の市町村からの119番通報を受け付けますので、119番通報時に住所を告げる場合には市町村名を含めてお伝えください。
共同指令センターは、各消防本部が共同で設置した機関です。
共同指令センターでは、管轄する市町村からの119番通報を一括して受け付け、通報内容等から災害地点、火災や救急、救助などの災害種別を決定、出動部隊を編成し、管轄消防本部の消防隊・救急隊等へ出動指令や現場活動の支援などを行います。
消防指令の施設については、これまで、各消防本部が単独で整備し、運用することが原則とされてきました。しかし、昨今より高度で複雑な災害対応や救急サービス等が求められているとともに、大規模災害等においては近隣市町村に対し迅速かつ集中的な広域応援を要請しなければならない等、既存の市町村消防本部では対応が困難な事例が発生するようになりました。
こうしたことから、県では国からの要請を受け、県と県内全消防本部で構成する協議会を設置、協議・検討を進め、県内を2つのブロックに分けて整備する計画を策定し、現在、この計画に基づき、県内2か所に共同指令センターを設置し、平成25年4月から運用を開始しております。
各ブロックごとに基本計画及び運営計画を策定し、共同指令センターを運営しております。
(策定)千葉県消防指令業務共同運用推進協議会
119番通報時に通報者の位置情報を受信した指令台に瞬時に表示するシステムです。これにより速やかに災害地点が特定され、通報から消防車や救急車などの出動までの所要時間を短縮することができます。
各消防本部の消防車や救急車などの位置情報を常に把握し、災害地点を管轄する消防本部の一番近い車両を選んで出動させることができるシステムです。これにより、災害地点までの所要時間を短縮することができます。
聴覚および言語に障がいのある人にも次の方法で119番通報ができます。
※事前に登録が必要となります。詳細については、皆様の地域を管轄する消防本部へお問い合わせください。
Q:消防指令業務が共同化されるということですが、その他の消防本部が行っている業務も共同化されるのですか?
A:共同化される業務は、119番通報の受信、救急隊や消防隊への出動指令などの消防指令業務です。
現在、各消防本部、消防署が行っている救急隊や消防隊の活動などの業務はこれまでどおりです。また、消防本部の管轄も変わりません。
Q:119番通報の方法が変わるのですか?
A:119番通報の方法はこれまでどおりです。なお、複数の地域からの119番通報を受け付けるので、通報の際には市町村名から伝えてください。
Q:共同指令センターでは、複数の地域からの119番通報を受けることになりますが、それぞれの地域の場所や住所が分かるのですか?
A:共同指令センターには、最新の情報通信機器が整備されます。
各地域の住所や通報場所の特定が可能ですので、支障なく119番通報に対応できます。
Q:119番通報をした場合、消防車や救急車はどこから来るのですか?
A:これまでどおり、お住まいの地域を管轄する消防本部の消防署から出動します。
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