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令和4年度千葉県いすみ環境と文化のさとセンター指定管理者管理運営状況評価

1　概要

(1)施設名等

施設名	千葉県いすみ環境と文化のさとセンター
指定管理者	一般財団法人　千葉県環境財団
指定管理期間	令和4年4月1日から令和9年3月31日まで
評価対象年度	令和4年度
第三者評価の有無(今回)	有
施設所管課	環境生活部自然保護課

(2)施設の設置目的等

設置目的	身近に接することができる自然及びこれを育んできた文化とふれあう機会を提供することにより、県民のこれらの自然と文化に対する理解を深め、もって自然環境の保全に関する思想の普及に資するため。
指定管理者が行う 業務の範囲	博物展示施設、生態園、昆虫広場その他施設の提供 小動物及び植物に関する資料の展示 自然観察会その他の自然と文化に親しむ行事の実施 その他センターの設置の目的を達成するため知事が必要と認める業務

(3)施設の運営状況

年度	利用者 (人)※１	指定管理料 (A)	その他維持 管理費(B)※2	使用料等 県収入(C)	県の収支 (C-A-B)	(参考) 利用料金
令和4年度	6,654	20,092千円	5,965千円	9千円	-26,048千円	0円
(参考) 令和3年度	6,516	18,850千円	11,924千円	9千円	-30,765千円	0円

※1　カウント方法：入館票、目視、センター等からの算出

※2　維持補修費、委託料、工事請負費、備品購入費(指定管理料に含まれるものを除く)

2　評価結果

(1)管理運営状況評価

管理業務の実施状況に関する事項

評価項目	評価	評価理由等
施設の設置目的・ 法令等の遵守等	A	施設等の提供が適切に行われ、施設内の利用に関しても許可行為が適正に執行されている。
安全性の確保	A	定期の巡視等による安全確認を実施するとともに、不審者対応マニュアルや消防計画を策定する等、適切な危機管理体制が整備されている。
適切な管理運営	A	センター内の清掃や敷地内の草刈り等、施設内の美化清掃に努め、管理運営が適切に行われている。
適切な財産管理	A	浄化槽や電気設備等の保守点検や施設の修繕等が適切に行われている。

事業の企画運営に関する事項

評価項目	評価	評価理由等
事業の実施 (必須事業)	S	必須事業としている自然観察会、展示解説に加え、学校等からの依頼に基づくガイドウォーク講座を行う等、当センターの特性を活かした事業が適切に実施されている。
サービスの向上 自主事業 地域の連携等	S	感染症対策や天候による影響がありながらも市民団体や地元の方にイベント講師として協力いただき、また「さとの文化祭」を企画する等、積極的に地域連携を図っており、さらに地元市と連携して希少種の保護も行っている。

施設利用状況に関する事項

評価項目	評価	評価理由等
施設利用状況に関する事項	S	ブログを積極的に更新し、近隣市町村の広報誌によりイベントの紹介を行い、利用者の拡大に努めている。スタンプカードによりリピーター確保にも取り組んでいる。
管理運営体制	A	組織や人員配置は適正である。
収支状況	A	概ね良好な収支状況である。
利用者意見の反映 利用者満足度	A	利用者の意見を反映し、適切に対処している。

総合評価

評価	評価理由等
良好	各項目の合計得点23点/30点満点（76.7％） 各項目の平均点数の平均点2.3点

(2)特記事項

特に評価される点	悪天候等により中止となったものを除いてほぼ計画どおりに多数の事業を実施している。また、園内の動植物の状況等ブログや園内掲示で積極的に情報発信しており、施設の利用促進及び満足度向上につながっている。
次年度に向けて 改善が望まれる点	引き続き、施設の魅力をさらに広く周知するため、新聞や情報誌等で当施設が紹介されるよう広報活動を展開していただきたい。
前年度評価で改善が 望まれると指摘された点 とその改善状況	（前年度指摘点） ブログ等により積極的な情報発信、公共施設でのイベント情報等の配布等積極的に実施しているところであるが、施設の魅力をさらに広く周知するため、新聞や情報誌等で当施設が紹介されるよう広報活動を展開していただきたい。 （改善状況） 情報誌への掲載依頼や、行事案内を夷隅郡市のほか、長生郡市、千葉市や市原市の公民館や教育機関等にも配布している。その他、利便性向上のため、Free-Wifiや通訳機を導入している。

(3)第三者評価におけるその他の意見

特になし。