ここから本文です。
ホーム > 環境・まちづくり > 環境 > 三番瀬再生 > 三番瀬ホームページ > 三番瀬とは > 三番瀬を知る・体験する > 三番瀬自然環境データベース > 三番瀬における主な生物 > スズキ|三番瀬自然環境データベース
更新日:令和4(2022)年11月11日
ページ番号:14964
Lateolabrax japonicus
[硬骨魚綱スズキ目スズキ科]
分布:北海道南部以南の日本沿岸,朝鮮半島南部.
繁殖:産卵期は冬.
食性:主に魚類や甲殻類.
三番瀬一帯に広く分布している2.
幼魚の出現個体数のピークは5,6月で,葛西人工海浜や幕張人工海浜で多く出現していた4.
体長組成をみると,1~2月に体長20mm以下の小型個体,160~260mm程度の中型個体,280~360mm程度の大型個体が出現しており,これらの体長組成は経月的に大きい方へ移行していた4.
稚魚は浅海域で確認されていたが,7,8月には沖合域で100mm程度の幼魚が出現し始め,成長に伴う沖合域への分布の拡大が示唆された4.
消化管内容物調査によると,着底稚魚期はCalanus目などの動物プランクトンや,ドロクダムシ属およびアミ類などの底生動物を摂餌していた2.成長すると,マハゼやカタクチイワシなどの小型魚類やゴカイ科(環形動物)の摂餌割合が高くなっていた4.
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください