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報道発表案件

更新日:令和5(2023)年8月30日

ページ番号:606352

千葉県新型コロナウイルス感染症に係るPCR等検査無料化事業補助金の交付決定の取り消し及び不交付決定について

発表日:令和5年8月30日
健康福祉部疾病対策課

 本県では、令和3年12月から本年3月末まで、新型コロナウイルス感染症PCR等検査無料化事業を実施してきましたが、他自治体が同種の事業にかかる交付決定取消または不交付決定を行った事業者のうち、本県への申請に疑義が確認された2事業者に対し、申請を不正と判断し、本日、全額交付決定の取り消し又は不交付とする決定をし、その旨を通知したので、お知らせします。
 また、本年7月14日に、未交付分について不交付決定を行った事業者に対し、交付済分にかかる適正な事業の実施が確認できなかったことから、本日、交付決定取消及び返還命令を行い、その旨を通知したので、併せてお知らせします。
 本事業については、今後とも、不正が発覚した場合には適正に対処してまいります。

1 他自治体が交付決定取消等を行った事業者への、本県の今回の決定

(1)事業者名:株式会社メディトランセ(東京都新宿区)

  • 措置内容:交付分にかかる交付決定取消(全額返還)及び未交付分にかかる全額不交付決定
  • 返還請求額:46,913千円(令和4年3~12月実施分 5,803件) 
  • 不交付決定額:4,994千円(令和5年1~3月実施分 744件)
  • 決定理由:不正の手段により補助金の交付を受け、また受けようとしたため
  • 不正事案の例:

多数(20名以上)の受検者が同一の携帯番号を記載

存在しない地名を住所に記載(8名、30件以上)

*複数回受検者の、複数回に及ぶ記載を含む

同一人による住所地市町村名の誤記載   等

(2)事業者名:株式会社HOS(東京都中央区)

  • 措置内容:全額不交付決定
  • 不交付決定額:76,887千円(令和4年4月~5年3月実施分 7,306件)
  • 決定理由:不正の手段により補助金の交付を受けようとしたため
  • 不正事案の例:

存在しない地名を住所に記載(13名、30件以上)

同一の複数回受検者による、複数項目に及ぶ記載ミス 等

2 本年7月14日に不交付決定を行った事業者への追加の決定

(1)事業者名:平石クリニック(横浜市)

  • 措置内容:交付分にかかる交付決定取消(全額返還)
  • 返還請求額:1,087千円(令和4年6月実施分 75件分)
  • 決定理由:

令和4年7月から5年3月実施分について、多数の疑義事案が確認されたことから不正と判断し不交付決定を行ったことを踏まえ、すでに交付を行った令和4年6月実施分について、適切な事業実施の確認のために疎明を求めたところ、十分な説明がなく、提出を求めた書類についても期限経過後も提出がないため。

参考

〇千葉県PCR等検査無料化事業

県に登録した事業者が県内に設置する検査拠点において、検査対象となる者が無料で新型コロナウイルス感染症の検査を受けることができるよう、事業者に対して補助金を交付する事業

実施期間:令和3年12月24日から令和5年3月31日

実施件数:約73万件

報道発表資料

千葉県新型コロナウイルス感染症に係るPCR等検査無料化事業補助金の交付決定の取り消し及び不交付決定について(PDF:90.6KB)

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部疾病対策課感染症予防班

電話番号:043-223-4327

ファックス番号:043-224-8910

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