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更新日:令和6(2024)年1月12日
ページ番号:631273
「あつすぎる」
東金市立鴇嶺小学校 蓜島 伊吹
子どもらしい発想と大胆な構図の中に、森林伐採・温暖化・土砂災害など、様々な環境問題がみてとれます。深刻なテーマですが、明るい色合いやグラデーションを工夫することで、メッセージを訴えながらも、さわやかな作品に仕上げました。
「あつくてこまってます」
船橋市立高根台第三小学校 川瀬 一樹
氷が溶けてしまって、あせっているペンギンと、居場所をなくし泣いているシロクマの表現が、とてもユーモラスで、イメージをとらえた表現力の豊かさを感じます。背景の海や青空の熱心な塗り重ね方をみても、作者の思いの強さを感じ、好感が持てる作品です。
「ゴミはダメ」
八千代市立大和田南小学校 福土 惣
インパクトのある真っ赤な魚の顔。漁網にからまり苦しむ魚の大きな目に映っているのはペットボトルのごみ。圧倒的な迫力と独創性で、見る人の心に、強いメッセージを伝える力作です。海洋汚染に苦しむ、すべての生き物の怒りを、見事に表現しています。
「体が苦しいよ」
船橋市立坪井小学校 上松 みなみ
画面いっぱいに描かれた大きなウミガメの体には、海洋ゴミがぎっしり詰まっていて、ヒレにも縄がからまりついていて動けない。そんなショッキングな場面の一つ一つを、丁寧に描いている作者の誠実さと確かな描写力に心打たれます。
「このままじゃ地球はGAME OVER 今、私たちに何ができる? 」
習志野市立谷津小学校 清水 梨華
みなさんが夢中になるゲーム画面を使って、環境問題をシューティングで解決。その発想力が素晴らしいです。人物描写や奥行きを効果的に利用した画面構成等、どれをとっても完成度が高い。現実の地球環境が抱える問題を、逆説的に伝えてくれる作品です。
「きれいな海 きれいな心 いつまでも…」
浦安市立高洲小学校 渡辺 葵
光の降り注ぐ砂浜で、一生懸命ゴミを拾う子どもたち。二人が歩いてきた足跡が残る海岸には、すがすがしい風景が遠くまで続いています。汚すのも、きれいにするのも、人の心次第であることを、訴えかけてきます。やさしさと美しさにあふれた作品に、心が癒されました。
「あなたの行動で救える命がある」
市川市立第一中学校 梅田 萌々子
氷のない海を見つめる白熊の後ろ姿を描き、環境保全のために私たち一人ひとりの身近な行動から始めようと作者は訴えています。水のきらめきや白熊の毛並み、空き缶の金属光沢等、質感の描き込みがしっかりしており、レタリングも丁寧で見応えがあります。
「救いの手はないのか」
流山市立東部中学校 千﨑 奏汰
水面から深い海の中へと視線が自然に移動します。浮かんでいたり、からまっていたりするゴミの様子や、海の色の移り変わり等の観察が丁寧です。海中を漂う様々な大量のゴミと、迷惑を被っている生き物たちの様子を描き、環境保全を訴えている作品です。
「地球は今 危機だ」
鎌ケ谷市立第四中学校 野原 愛葵
真っ赤な背景が、切迫した危機感を見る人に訴えています。地球の美しく深い青と積み重ねられた廃棄物の茶色や濃灰色、そして背景の深紅で構成された画面が強い印象を与えます。遠くから見ても、訴えたいメッセージが明確に伝わる作品です。
「地球が苦しむ姿はもう見たくない」
千葉県立松尾高等学校 小嶋 莉緒
豊かで楽しく、便利に感じる日常生活の裏に地球環境の危機があることを訴え、未来の選択が私たち自身にあることを訴えています。いろいろな要素を画面に詰め込み、高校生らしい筆致と視点で、作者の描きたいことを描き切っています。
「いつも通りの日常」
千葉県立小見川高等学校 石毛 美羽
異常気象により波に呑まれるスカイツリーと、それを撮影している人。「いつも通りの日常」という言葉が添えられています。空も波も木も赤に染まり、ただならぬ状況であることが伝わりますが、撮影者は気が付かない様子です。危機の認識を訴える作品です。
「傷つく地球を保護しよう」
千葉県立松戸六実高等学校 三上 将冴
伝えたい内容が端的に伝わる、すっきりと整理された作品です。色面で構成された画面からは、作者の確かな描写力と経験値が感じられます。穏やかなミントグリーンを背景に、手で傷ついた地球を包み込み、静かに強く環境保全の必要性を訴えています。
千葉県環境月間ポスター審査委員
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