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更新日:令和5(2023)年6月2日
ページ番号:590718
「大切な命が奪われる前に」 千葉県立小見川高等学校 宇井 実里 評美しい青色の海の中を迫力の構図で泳ぐペンギンの姿がまず目を惹く作品です。 |
「守りたい 1つ1つの美しさ」 習志野市立谷津小学校 寺田 玲央 評夜の森を飛翔する甲虫を放つ命の光に照らされて、暗闇の中で木々がやさしく輝いている、そんな幻想的な場面に見受けられます。甲虫の見事な表現、四方から甲虫を見守るように配置された木々、そして印象的な文言が一体となって、見る者に強く訴えかけてくる秀作です。 |
「自然にかえる?」 アトリエこうたき 徳永 歩弓 評表面の質感までも表現されたカエルと木、構図、背景の処理、美しいレタリングと、どれをとっても作者の描写力・表現力の高さに驚かされます。 カエルのつぶらな瞳に引きつけられて誰もが見入ってしまう、アピール力の強い作品です。 |
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「もっとずっときれいなうみを」 成田高等学校付属小学校 阿部 月叶 評砂浜から浅瀬、沖、空に向かって画面を斜めに分割し、さわやかな青のグラデーションを使って色を塗り、リズム感と統一感を出しています。文字の色もよく目立ちます。 海の生き物たちがたくさん描かれていて、にぎやかな楽しい作品になりました。 |
「世界で創ろう 豊かな未来」 千葉市立加曽利中学校 長谷川 愛
評確かな描写力と絵の具を扱う技術に加え、限りある命の表現として懐中時計をモチーフにした全体構成もこの作品の魅力となっています。生き生きと表現された海の生き物たちや透明感をもって描かれている海中の表現、引き込まれそうになるほどの無限に広がる宇宙を感じさせる背景など、足を止めてじっくり見たくなる作品です。 |
「僕らの地球 汚さないで」 市原市立姉崎中学校 山田 萌生
評地球を擬人化したこの作品の独自性に大変感心しました。この部屋を細かく見ていくと、土壌汚染により枯れた植物や窓から見える工場の煙、水道からは汚染された水が流れ、壁にはCO2排出に関するポスターが貼られています。全ての要素が環境問題を暗示しており、構成や色の配置などもよく考えてられている主張ある作品です。 |
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「守ろう自然 守ろう命」 市川中学校 五十嵐 愛
評全体的に明るい色調で構成され、元気に生き生きと泳ぐ海の生き物たちが丁寧に描かれている作品です。海洋プラスチックごみ問題など、今世界で問題となっている様々な海洋汚染に関する課題が解消されたなら、このような明るく美しい理想的な海になることでしょう。 |
「救おう 命の輝く場所」 千葉県立幕張総合高等学校 斎藤 彩音 評左右対称の安定した構図の中に、動きや変化のある表現を組み合わせた作者の意図が、見事に奏功した秀作です。 地球を象徴した円の中の精細な描写の美しさは見る者の目を引き付け、命輝く地球を守ることの大切さを想起させてくれます。 |
「CLEAN THE SEA」 木更津総合高等学校 五十嵐 琴梨
評海を汚す海洋ごみをタツノオトシゴのシルエットの中に配置して、すっきりとまとまった構図の作品に仕上げています。海の色味、白波の表現、字体の選択も見事です。そうした工夫により、整備された街中に掲示されても違和感のない、洗練された作品になっています。 |
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「ゴミがあふれるその前に」 千葉県立松戸六実高等学校 小山内 綺莉 評地球を包む巨大なごみ袋から、雑多なごみがあふれ出すという大胆な構成が、見る者に強いインパクトを与える作品です。 ごみ袋に押し込まれてクシャクシャになったごみの表現が素晴らしく、そのリアルさに引き込まれてしまいます。 |
千葉県環境月間ポスター審査委員
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