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更新日:令和6(2024)年12月6日
ページ番号:462128
発表日:令和3年9月24日
千葉県総務部市町村課
千葉県内の令和2年度地方公営企業(県及び県加入の組合等を除く)については、事業数が、前年度から1事業増加し、181事業となった。
決算規模は4,231億49百万円で、下水道事業における流域下水道管理運営費負担金や市場事業における新市場整備に係る建設改良費の増加等により、前年度に比べ140億53百万円、3.4%の増加となり、3年ぶりに規模が拡大した。
経営状況(総収支)は、水道事業及び下水道事業は黒字基調を維持しており、加えて、病院事業が新型コロナウイルス感染症対応に係る補助金の増加に伴い黒字化したことから、164億54百万円の黒字となった。
また、料金収入は2,211億88百万円であり、病院事業における入院収益及び外来収益の減少等により、前年度に比べ35億71百万円、1.6%減少した。
注)数値については、計数整理の結果、今後変動する場合がある。
なお、各項目の数値は表示単位未満を四捨五入しているため、その内訳を合計した数値は合計欄の数値と一致しない場合もある。
また、増加率等は、千円単位で算出したものである。
事業数は、令和2年度末現在181事業で、松戸市の宅地造成事業の増加等により、前年度末と比べ1事業増加した。
事業別にみると、下水道事業が最も多く、次いで水道事業、病院事業となっており、3事業で全体の約72%を占めている。
決算規模は4,231億49百万円で、下水道事業における流域下水道管理運営費負担金や市場事業における新市場整備に係る建設改良費の増加等により、前年度に比べ140億53百万円、3.4%の増加となり、3年ぶりに規模が拡大した。
事業別にみると、下水道事業が最も大きく、次いで病院事業、水道事業となっており、3事業で全体の約93%を占めている。
区分 |
平成 28年度 |
29年度 | 30年度 | 令和 元年度 (A) |
令和 2年度 (B) |
対前年度比較 増減額 (B)-(A) |
対前年度比較 増減率 (B)-(A)/(A) |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
水道 |
102,643 |
107,661 |
114,087 |
97,967 |
102,228 |
4,261 |
4.3 |
|
病院 |
114,701 |
129,111 |
118,158 |
120,709 |
121,961 |
1,252 |
1.0 |
|
下水道 |
168,895 |
162,243 |
166,479 |
167,163 |
170,778 |
3,615 |
2.2 |
|
ガス |
9,115 |
10,033 |
9,929 |
9,851 |
9,220 |
▲630 |
▲6.4 |
|
その他 |
13,181 |
13,669 |
13,736 |
13,406 |
18,963 |
5,556 |
41.4 |
|
合計 |
408,536 |
422,717 |
422,389 |
409,096 |
423,149 |
14,053 |
3.4 |
(注)決算規模の算出は、次の算式によっている。
経営状況(総収支)は、水道事業及び下水道事業は黒字基調を維持しており、加えて、病院事業が新型コロナウイルス感染症対応に係る補助金の増加に伴い黒字化したことから、164億54百万円の黒字となった。
なお、黒字事業は前年度と変わらず156事業で、黒字事業の全体事業数に対する割合は86.2%を占めており、前年度に比べ0.5 ポイント減少した。
※「黒字」・・・法適用事業では純利益が発生、法非適用事業では実質収支がプラス(0を含む)
「赤字」・・・法適用事業では純損失が発生、法非適用事業では実質収支がマイナス
区分・年度 事業 |
元年度 黒字額 |
元年度 赤字額 |
元年度 差引 |
2年度 黒字額 |
2年度 赤字額 |
2年度 差引 |
差引 (2年-元年) 黒字額 |
差引 (2年-元年) 赤字額 |
差引 (2年-元年) 差引 |
差引 増加率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
水道 (法適用) |
7,934 |
342 |
7,592 |
8,261 |
2,192 |
6,069 |
327 |
1,850 |
▲1,523 |
▲20.1 |
病院 (法適用) |
526 |
4,475 |
▲3,948 |
3,983 |
892 |
3,092 |
3,457 |
▲3,583 |
7,040 |
▲178.3 |
下水道 |
6,448 |
131 |
6,317 |
6,654 |
198 |
6,456 |
207 |
68 |
139 |
2.2 |
うち 法適用 |
4,478 |
121 |
4,356 |
6,583 |
198 |
6,385 |
2,105 |
77 |
2,029 |
46.6 |
うち 法非適用 |
1,970 |
9 |
1,961 |
71 |
0 |
71 |
▲1,898 |
▲9 |
▲1,889 |
▲96.4 |
ガス (法適用) |
396 |
4 |
392 |
416 |
30 |
386 |
20 |
26 |
▲6 |
▲1.4 |
その他 |
486 |
74 |
412 |
540 |
89 |
451 |
54 |
15 |
39 |
9.5 |
うち 法適用 |
10 |
74 |
▲64 |
33 |
89 |
▲56 |
23 |
15 |
8 |
▲12.1 |
うち 法非適用 |
476 |
0 |
476 |
508 |
0 |
508 |
31 |
0 |
31 |
6.6 |
合計 |
15,790 |
5,025 |
10,764 |
19,856 |
3,401 |
16,454 |
4,066 |
▲1,624 |
5,690 |
52.9 |
区分・年度 事業 |
元年度 黒字 |
元年度 赤字 |
元年度 合計 |
2年度 黒字 |
2年度 赤字 |
2年度 合計 |
差引 (2年-元年) 黒字 |
差引 (2年-元年) 赤字 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
水道(法適用) |
37 |
5 |
42 |
34 |
8 |
42 |
▲3 |
3 |
- | (88.1) |
(11.9) |
- | (81.0) |
(19.0) |
- | - | - |
病院(法適用) |
11 |
10 |
21 |
13 |
7 |
20 |
2 |
▲3 |
- | (52.4) |
(47.6) |
- | (65.0) |
(35.0) |
- | - | - |
下水道 |
63 |
5 |
68 |
62 |
6 |
68 |
▲1 |
1 |
- | (92.6) |
(7.4) |
- | (91.2) |
(8.8) |
- | - | - |
うち法適用 |
17 |
3 |
20 |
41 |
6 |
47 |
24 |
3 |
- | (85.0) |
(15.0) |
- | (87.2) |
(12.8) |
- | - | - |
うち法非適用 | 46 |
2 |
48 |
21 |
0 |
21 |
▲25 |
▲2 |
- | (95.8) |
(4.2) |
- | (100.0) |
(0.0) |
- | - | - |
ガス(法適用) |
4 |
2 |
6 |
4 |
2 |
6 |
0 |
0 |
- | (66.7) |
(33.3) |
- | (66.7) |
(33.3) |
- | - | - |
その他 |
41 |
2 |
43 |
43 |
2 |
45 |
2 |
0 |
- | (95.3) |
(4.7) |
- | (95.6) |
(4.4) |
- | - | - |
うち法適用 |
1 |
2 |
3 |
3 |
2 |
5 |
2 |
0 |
- | (33.3) |
(66.7) |
- | (60.0) |
(40.0) |
- | - | - |
うち法非適用 | 40 |
0 |
40 |
40 |
0 |
40 |
0 |
0 |
- | (100.0) |
(0.0) |
- | (100.0) |
(0.0) |
- | - | - |
総事業数 |
156 |
24 |
180 |
156 |
25 |
181 |
0 |
1 |
- | (86.7) |
(13.3) |
- | (86.2) |
(13.8) |
- | - | - |
料金収入は2,211億88百万円であり、病院事業における入院収益及び外来収益の減少等により、前年度に比べ35億71百万円、1.6%減少した。
事業別にみると、病院事業が最も多く、次いで下水道事業、水道事業となっており、3事業で全体の約95%を占めている。
総収益に占める料金収入の割合は、下水道事業で46.1%と他の事業に比べ低くなっている。
区分 | 平成 28年度 |
29年度 | 30年度 | 令和 元年度 (A) |
令和 2年度 (B) |
対前年度比較 増減額 (B)-(A) |
対前年度比較 増減率 (B)-(A)/(A) |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
水道 |
73,042 | 73,400 |
73,017 |
64,002 |
64,697 |
695 |
1.1 |
|
- | (76.4) |
(77.2) |
(75.0) |
(76.9) |
(76.7) |
- | - | |
病院 |
76,794 |
79,155 |
82,808 |
84,137 |
78,919 |
▲5,218 |
▲6.2 |
|
- | (77.9) |
(76.5) |
(77.4) |
(78.7) |
(69.1) |
- | - | |
下水道 |
64,788 |
65,155 |
64,863 |
64,197 |
65,871 |
1,674 |
2.6 |
|
- | (59.8) |
(60.6) |
(54.8) |
(50.6) |
(46.1) |
- | - | |
ガス |
7,643 |
8,283 |
8,304 |
8,094 |
7,588 |
▲506 |
▲6.3 |
|
- | (88.3) |
(88.7) |
(88.9) |
(88.0) |
(87.4) |
- | - | |
その他 |
5,786 |
5,149 |
4,705 |
4,329 |
4,113 |
▲216 |
▲5.0 |
|
- | (67.1) | (63.4) |
(61.8) |
(57.5) |
(55.3) |
- | - | |
合計 |
228,053 |
231,142 |
233,697 |
224,759 |
221,188 |
▲3,571 |
▲1.6 |
|
- | (71.3) |
(71.4) |
(68.8) |
(67.3) |
(61.9) |
- | - |
(注)()内の数値は、総収益に占める料金収入比率である。
企業債発行額は581億53百万円で、市場事業における新市場整備に係る建設改良費の増加等により、前年度に比べ72億1百万円、14.1%増加した。
事業別にみると、下水道事業が最も多く全体の約66%を占め、次いで水道事業、病院事業となっている。
区分 | 平成 28年度 |
29年度 | 30年度 | 令和 元年度 (A) |
令和 2年度 (B) |
対前年度比較 増減額 (B)-(A) |
対前年度比較 増減率 (B)-(A)/(A) |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
水道 |
7,469 |
8,474 |
9,035 |
6,395 |
7,390 |
995 |
15.6 |
|
病院 |
9,595 |
17,438 |
5,278 |
4,547 |
5,029 |
482 |
10.6 |
|
下水道 |
39,251 |
38,302 |
34,950 |
36,537 |
38,520 |
1,983 |
5.4 |
|
ガス |
45 |
60 |
60 |
118 |
90 |
▲28 |
▲23.5 |
|
その他 |
1,596 |
1,647 |
2,804 |
3,356 |
7,124 |
3,769 |
112.3 |
|
合計 |
57,957 |
65,922 |
52,127 |
50,952 |
58,153 |
7,201 |
14.1 |
(注)企業債発行額には、前年度同意等債で当年度収入分及び借換債を含み、当年度同意等債で未収入分は含まない。
企業債現在高は、9,564億93百万円で、前年度に比べ252億87百万円、2.6%減少した。
事業別にみると、下水道事業が最も多く全体の約73%を占め、次いで水道事業、病院事業となっている。
区分 | 平成 28年度 |
29年度 | 30年度 | 令和 元年度 (A) |
令和 2年度 (B) |
対前年度比較 増減額 (B)-(A) |
対前年度比較 増減率 (B)-(A)/(A) |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
水道 |
178,407 |
173,586 |
170,270 |
139,510 |
135,767 |
▲3,743 |
▲2.7 |
|
病院 |
71,465 |
103,561 |
100,192 |
99,302 |
92,201 |
▲7,101 |
▲7.2 |
|
下水道 |
778,699 |
761,475 |
739,927 |
720,996 |
702,403 |
▲18,593 |
▲2.6 |
|
ガス |
1,194 |
1,096 |
1,025 |
1,015 |
977 |
▲37 |
▲3.7 |
|
その他 |
24,429 |
22,987 |
21,201 |
20,957 |
25,145 |
4,188 |
20.0 |
|
合計 |
1,054,193 |
1,062,704 |
1,032,614 |
981,780 |
956,493 |
▲25,287 |
▲2.6 |
企業債元利償還金は957億12百万円で、前年度に比べ3億67百万円、0.4%減少した。
元金償還金は12億39百万円、1.6%増加しており、利払いは16億5百万円、9.8%減少した。
事業別にみると、下水道事業が最も多く全体の約72%を占め、次いで水道事業、病院事業となっている。
区分 | 平成 28年度 |
29年度 | 30年度 | 令和 元年度 (A) |
令和 2年度 (B) |
対前年度比較 増減額 (B)-(A) |
対前年度比較 増減率 (B)-(A)/(A) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
水道 |
17,238 |
16,841 |
15,569 |
13,139 |
13,370 |
231 |
1.8 |
病院 |
7,581 |
9,995 |
10,180 |
10,746 |
10,466 |
▲280 |
▲2.6 |
下水道 |
71,100 |
70,503 |
70,027 |
68,537 |
68,537 |
0 |
▲0.0 |
ガス |
174 |
177 |
146 |
140 |
138 |
▲3 |
▲1.9 |
その他 |
4,008 | 3,279 |
4,967 |
3,516 |
3,201 |
▲314 |
▲8.9 |
合計 |
100,101 |
100,795 |
100,888 |
96,078 |
95,712 |
▲367 |
▲0.4 |
うち利息 |
21,399 |
20,161 |
18,526 |
16,405 |
14,800 |
▲1,605 |
▲9.8 |
うち元金 |
78,702 |
80,633 |
82,362 |
79,673 |
80,912 |
1,239 |
1.6 |
他会計繰入金は755億18百万円で、前年度に比べ15億30百万円、2.0%減少した。
事業別にみると、下水道事業が最も多く全体の約58%を占め、次いで病院事業、水道事業となっている。
区分 | 平成 28年度 |
29年度 | 30年度 | 令和 元年度 (A) |
令和 2年度 (B) |
対前年度比較 増減額 (B)-(A) |
対前年度比較 増減率 (B)-(A)/(A) |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
水道 |
7,962 |
7,973 |
7,700 |
7,407 |
6,839 |
▲568 |
▲7.7 |
|
病院 |
17,163 |
22,994 |
21,418 |
20,899 |
20,948 |
49 |
0.2 |
|
下水道 |
43,226 | 42,715 |
43,886 |
44,527 |
43,609 |
▲918 |
▲2.1 |
|
ガス |
2 |
1 |
1 |
5 |
5 |
0 |
3.3 |
|
その他 |
4,863 |
4,700 |
4,116 |
4,210 |
4,117 |
▲93 |
▲2.2 |
|
合計 |
73,216 | 78,382 |
77,121 |
77,049 |
75,518 |
▲1,530 |
▲2.0 |
建設投資額は968億62百万円で、市場事業における新市場整備に係る建設改良費の増加等により、前年度に比べ42億62百万円、4.6%増加した。
事業別にみると、下水道事業が最も多く全体の約50%を占め、次いで水道事業、病院事業となっている。
区分 | 平成 28年度 |
29年度 | 30年度 | 令和 元年度 (A) |
令和 2年度 (B) |
対前年度比較 増減額 (B)-(A) |
対前年度 比較増減率 (B)-(A)/(A) |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
水道 |
27,113 |
32,360 |
33,457 |
30,076 |
29,942 |
▲135 |
▲0.4 |
|
病院 |
12,265 |
21,765 |
7,304 |
7,095 |
7,974 |
879 |
12.4 |
|
下水道 |
52,388 |
50,437 |
48,108 |
50,001 |
48,410 |
▲1,591 |
▲3.2 |
|
ガス |
1,487 |
1,689 |
1,500 |
1,645 |
1,489 |
▲156 |
▲9.5 |
|
その他 |
2,722 |
3,667 |
2,135 |
3,784 |
9,048 |
5,264 |
139.1 |
|
合計 |
95,975 |
109,917 |
92,505 |
92,600 |
96,862 |
4,262 |
4.6 |
(注)建設投資額とは、資本的支出の建設改良費である。
累積欠損金は、23事業で390億90百万円となっており、前年度に比べ16億23百万円、4.0%減少した。
事業別では、病院事業が12事業で370億43百万円となっており、累積欠損金総額のほとんどを占めている。
区分 |
平成 28年度 |
29年度 | 30年度 | 令和 元年度 (A) |
令和 2年度 (B) |
対前年度比較 増減額 (B)-(A) |
対前年度比較 増減率 (B)-(A)/(A) |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
水道 |
34 |
41 |
28 |
39 |
1,365 |
1,326 |
3379.5 |
|
病院 |
31,780 |
33,795 |
37,262 |
40,214 |
37,043 |
▲3,171 |
▲7.9 |
|
下水道 |
24 |
161 |
288 |
260 |
392 |
133 |
51.2 |
|
ガス |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
|
|
その他 |
16 |
49 |
126 |
200 |
289 |
89 |
44.7 |
|
合計 |
31,855 |
34,046 |
37,704 |
40,713 |
39,090 |
▲1,623 |
▲4.0 |
(注)累積欠損金は、法適用企業のみ対象としている。
前年度に引き続き「地方公共団体の財政の健全化に関する法律(財政健全化法)」に基づく資金不足比率が経営健全化基準に達した公営企業会計はない。
地方公共団体が営む企業で、主としてその経費を当該事業の経営に伴う収入をもって充てるものをいい、法適用企業と法非適用企業に分類される。
資料中の事業区分については以下のとおり分類している。
地方公営企業法(昭和27年法律第292号)の全部又は財務規定を適用している事業であり、経理事務を企業会計方式で行っているもの。水道事業、病院事業、ガス事業、電気事業等は当然に法適用事業とされており、その他の事業については条例により法適用企業となることができる。
地方公営企業法を適用していない事業であり、経理事務を官庁会計方式で行っているもの。
経常的な経営活動に係る収支を収益的収支として、また、建設改良費、地方債償還金及びこれに対応する財源等を資本的収支として表示している。
法適用企業において、収益的収支の総収益から総費用を差し引いた額をいう。
なお、純損益の数値がプラスであれば「純利益」、マイナスであれば「純損失」と呼び、地方公営企業決算では、それぞれを黒字、赤字と呼んでいる。
※法非適用企業については実質収支参照。
法非適用企業において、歳入歳出差引額(形式収支)から翌年度へ繰越すべき財源を除いたものをいい、実質収支がプラスであれば黒字、マイナスであれば赤字と呼んでいる。
地方公営企業法等に基づく他会計から公営企業に対する繰入金。その性質上経営に伴う収入をもって充てることが適当でない経費や能率的な経営を行っても経営に伴う収入のみをもって充てることが客観的に困難であると認められる経費については、一般会計で負担するものとされている。
法適用企業において、営業活動によって損失(赤字)を生じた場合に、繰越利益剰余金、利益積立金等によってもなお補てんができなかった各事業年度の損失(赤字)額が累積したものをいう。
「地方公共団体の財政の健全化に関する法律(財政健全化法)」に基づき算定した資金の不足額で、解消可能資金不足額を控除している。資金不足がある場合、その公営企業の事業規模と比較した資金不足比率を算出し、経営健全化基準(20%)以上となった場合、公営企業ごとに財政健全化法に基づき「経営健全化計画」の策定が義務付けられる。
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