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ホーム > 県政情報・統計 > 組織・行財政 > 計画と評価 > 総合計画 > 千葉県総合計画 ~新しい千葉の時代を切り開く~ > 千葉県総合計画 ~新しい千葉の時代を切り開く~(テキスト版) > 政策分野5-2 連携・協働による社会づくり > 施策項目5-2-1 多様な主体の連携・協働による社会づくり
更新日:令和4(2022)年9月15日
ページ番号:524058
※環境依存文字であるローマ数字、囲み文字を数字に変換しています。
多様な主体の連携・協働により、様々な課題の解決を図るとともに、誰もが安心して暮らせる社会をつくります。
少子高齢化の進行、社会経済のグローバル化や情報化の進展など、本県が取り組むべき課題は複雑化・多様化しています。
こうした課題を解決するためには、県民、企業、団体などと目指すべき方向性を共有し、連携・協働して取り組むことが必要となります。
経済・社会・環境など広範な課題に対して統合的に取り組むSDGsは国際社会全体の普遍的な目標であり、県が目指すべき方向性と同じであることから、様々な主体とSDGsの考え方を共有し、課題の解決に連携・協働して取り組んでいくことが重要です。
また、多様な主体による地域の課題解決に向けた取組や地域における支え合いの仕組みづくり、人材の育成を進めていくことが求められています。
さらに、人生100年時代を迎え、技術革新により社会が激しく変化する中で、県民が地域産業の担い手など、社会を支える人材として生涯にわたり活躍していくためには、誰もが幾つになっても学び直し、新たなチャレンジができる生涯学習社会を実現していくことが重要です。
SDGsの考え方を広く県民と共有することで、広範な課題解決に向けた多様な主体の取組を促していきます。
また、地域住民による支え合いを促進するため、共助の精神に基づく住民同士のつながりの構築を支援するとともに、市民活動団体、企業、学校など、様々な主体が連携・協働して行う地域の課題解決に向けた取組や仕組みづくりを進めます。
さらに、東京2020大会を契機として機運が高まったボランティア活動に対する県民の理解を更に深めるとともに、地域活動への参加促進を図るほか、地域活動を支える市民活動団体等の基盤強化について支援します。
加えて、県民誰もが必要に応じて学習できるよう多様な学びの場の充実に努めるとともに、社会を支える人材として必要な知識・技術・技能の習得を目的とした学び直しの支援をすることにより、生涯にわたり活躍していくことができる場づくりを推進します。
国の「SDGs実施指針」に基づき、県の分野別計画の策定や改訂の際に、SDGsの考え方を積極的に取り入れるとともに、チーバくんのデザインによるSDGsシンボルマークの活用や各種セミナーの開催などにより、県民や企業、団体等へ広く普及啓発を行います。
また、社会の様々な分野でSDGsの達成に向けた自発的な取組が実施されるよう「ちばSDGsパートナー登録制度」を多くの企業等に活用してもらい、企業の活動を発信することなどにより、様々な主体における取組を後押ししてまいります。
様々な課題に対して、市民活動団体や企業、行政など多様な主体が連携・協働して取り組んでいけるよう仕組みづくりや人材の育成等を進めます。
また、介護や虐待、貧困など様々な課題を抱えた方に対し、多様な主体と連携・協働して相談支援等を行う中核地域生活支援センターを運営するとともに、地域づくりの在り方等を考える地域福祉フォーラムの設置促進などにより、地域の課題解決を図ります。
多くの県民が地域を支えていく社会の実現に向けて、ボランティア活動に係る広報・普及啓発や活動環境の整備を進めます。
また、地域活動を支える市民活動団体等が安定的・継続的に活動できるよう、市民活動団体等の組織運営力、資金調達力等の強化を支援します。
県民が、生涯にわたって、あらゆる機会に、あらゆる場所において学習することができ、心豊かな潤いのある生活、学習の成果を生かした地域社会における活動、地域産業の担い手としての活躍などにつなげることができるよう、地元企業や、NPO、大学、専修学校等、多様な主体と連携して社会変化に対応した学習や学び直しの機会の充実を進めます。
また、地域の学びを支える人材である社会教育士の活用を図り、地域社会が一体となり、地域の学びの場の質の向上を目指します。
あわせて、障害のある人が社会で自立して生きるために必要となる力を生涯にわたり、維持・開発・伸長できるよう、学校卒業後も生涯学習施設等において主体的に学び続けることができる機会の充実に努めます。
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