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ホーム > 県政情報・統計 > 組織・行財政 > 計画と評価 > 総合計画 > 千葉県総合計画 ~新しい千葉の時代を切り開く~ > 千葉県総合計画 ~新しい千葉の時代を切り開く~(テキスト版) > 第1章 計画策定の基本的な考え方
更新日:令和4(2022)年9月15日
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現在、本県では、令和元年房総半島台風等の自然災害や新型コロナウイルス感染症の拡大などにより、県民生活や経済活動に甚大な被害・影響が生じています。また、今後は人口減少に伴い、地域経済の縮小や都市・集落の機能低下などが懸念されます。
本県は、豊かな自然環境や魅力的な観光地を有しており、優れた都市機能や社会資本、バランスの取れた産業構造を生かし、様々な価値観に対応した住まいの場、働く場を県全体で提供できる、高い総合力を持っています。
こうした中、県では、感染症や防災対策などの喫緊の課題に対応し、県民の命とくらしを守り、そして、海と緑に囲まれた自然環境や優れた都市機能を生かし、豊かな県民生活を実現できる「千葉の未来」を切り開いていかなくてはなりません。
そこで、千葉県が目指す姿をお示しするとともに、その実現に向けて必要となる重点的な施策を取りまとめた新たな総合計画を策定することとしました。
この計画は、県政運営の基本となるもので、本県の政策の基本的な方向を、総合的・体系的にまとめた県政全般に関する最上位の基本的かつ総合的な計画です。
また、本県が目指す将来像を示し、その実現に向けて、県民と共に取り組んでいくための道しるべとなるものです。
この計画は、「基本構想編」と「実施計画編」で構成しています。
千葉県を取り巻く環境の変化と課題を、「感染症・災害等リスクの増大への対応」「人口減少・少子高齢化への対応」など11項目に整理しました。
その上で、「~千葉の未来を切り開く~『まち』『海・緑』『ひと』がきらめく千葉の実現」を基本理念に掲げ、その実現に向け「危機管理体制の構築と安全の確保」「千葉経済圏の確立と社会資本の整備」「未来を支える医療・福祉の充実」「子どもの可能性を広げる千葉の確立」「誰もがその人らしく生きる・分かり合える社会の実現」「独自の自然・文化を生かした魅力ある千葉の創造」という6つの分野で基本目標を設け、それぞれ10年後の千葉県の目指す姿を示すとともに、進むべき方向性を具体的に明らかにしました。
基本構想編に掲げる6つの基本目標を実現するため、令和4年度から令和6年度までの3年間で重点的に取り組む政策・施策を体系的に整理しました。
また、施策を着実かつ効果的に進めていくために必要となる、全庁の様々な分野の取組に広く関係する視点を「施策横断的な視点」として掲げました。
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