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更新日:令和6(2024)年3月29日

ページ番号:648623

3 未来を担う子どもの育成

学校、家庭、住民、企業・団体などと連携・協働し、質の高い、安全・安心な教育環境づくりを進め、デジタル技術も活用して個別最適な学びと協働的な学びの一体的充実を図ることにより、夢や目標を持ち、自らの生き方を考え、何事にも前向きにチャレンジし、地域や世界で活躍できる能力を備えた、千葉県の未来を担う子どもを県内各地域で育成する。
 

〔重要業績評価指標(KPI)〕

  • 学校評価における保護者アンケートにおいて、「学校運営」に関する項目について「満足」「おおむね満足」と回答をした保護者の割合
    現状値 87.3%(2022年度) ⇒ 増加を目指す(2027年度)
  • 将来の夢や目標を持っている児童生徒の割合
    現状値 小学校80.5% 中学校66.2%(2022 年度)⇒ 小学校83% 中学校69%(2027 年度)
  • コミュニティ・スクールを導入した学校の割合 現状値 33.1%(2023 年度) ⇒ 66%(2027 年度)
  • 児童生徒のICT 活用を指導できる教員の割合 現状値 76.5%(2022 年度) ⇒ 100%(2027 年度)

 

ア すべての子どもたちが質の高い教育を受けられる環境づくり

県内において、全ての子どもたちが質の高い教育を受けることができるよう、「ちばっ子『学力向上』総合プラン」に基づき、子どもたちの学習意欲の向上のため、魅力ある専門分野の人材の活用や一人ひとりの特性に応じた学習支援、学び直しの機会の提供など、子どもたちの学習環境を整え、主体的な学びを促進することで、自ら課題を持ち、多様な人々と協働し、粘り強くやりぬく子の育成を図る。
さらに、障害のある子どもたちが自立し、社会参加するために必要な力を身に付けることができるよう、一人ひとりの教育的ニーズを把握し、幼児期から学校卒業までのライフステージに沿って、適切な指導及び必要な支援を行う。
  • 家庭でも活用できる学習教材の配信による学びの着実な習得と意欲の向上
  • 各分野における優れた知識・技能を持つ人材の活用による学習意欲と学力の向上
  • グローバル化に対応した英語教育の充実
  • 先進的な教育活動による子供たちの科学や社会課題に対する興味・関心と知的探究心の向上
  • 一人ひとりの教育的ニーズに応じた特別支援教育の推進 等

イ キャリア教育の推進

学校における全ての教育活動を通じて、家庭や地域、産業界との連携の下、働くことの意義や尊さ、学校における学びと将来との関係を考えさせる系統的なキャリア教育を推進するとともに、将来の労働市場を見据え、社会で求められ活躍することのできる人材を育成するために、地元企業等と連携した専門的職業教育の充実に向けた取組や、地域への愛着を育むとともに、その地域で必要とされる人材育成の充実を図る。
また、子どもたちの職業意識等の実態に基づいて、目標を持たせ、社会的・職業的自立に向けて必要となる能力や態度を身に付けるために、キャリア教育に係る教職員の指導力の向上を図る。
さらに、障害のある生徒の学校卒業後の暮らしが豊かなものとなるよう、福祉や医療、労働関係機関と連携し、就労支援の充実を図る。
  • 学校と地域、社会、産業界等が連携、協働したキャリア教育支援体制の構築
  • 地域で必要とされる人材育成のための職業教育の推進
  • 職業系専門学科の理解促進
  • 発達の段階に応じた職場見学、職場体験、インターンシップ等の推進
  • 学校と地域・社会、産業界等が連携・協働したキャリア教育支援体制の構築
  • 夏休み等を利用して、最先端の科学・技術などに触れる体験活動の推進
  • 保護者の働く姿に触れる体験活動の推進
  • 障害のある生徒の自立、社会参加を支援するネットワークの構築
  • 障害のある人の雇用とキャリアアップシステムの構築 等

ウ 学校の魅力の向上と改革の更なる推進

社会の変化や児童生徒の多様なニーズに対応し、豊かな学びを実現する教育活動を推進していくため、地域に開かれた「魅力ある学校づくり」を着実に推進するとともに、私立学校については、独自の建学の精神に基づいた特色ある教育に係る取組を支援する。
  • 県立学校における地域活性化への貢献
  • 地域人材の活用 等

エ 学校における多様な教育活動を支援する体制づくり

学校において多様な教育活動ができるよう、学校運営に必要な支援に関する協議を行う「学校運営協議会」と様々な活動を行う「地域学校協働本部」が連携した、一体的な取組を推進する。
また、大学・企業等による出張講義・出前講座などを通じて、地域全体で学校を支援する体制づくりを推進する。
  • 地域学校協働本部の推進
  • コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)と地域学校協働活動の一体的推進
  • 大学・企業等による出張講義・出前講座の推進 等

オ デジタル技術を活用した教育の質の向上

端末を日常的に活用することで、児童生徒が、デジタル技術を新たな学びのツールとして自由な発想で適切に活用できるようにするために、デジタル技術の活用を前提として、これまでの実践を生かして授業を再構築し、教育の質を向上させる。
また、児童生徒の発達段階を考慮し、情報活用能力の育成を目指したカリキュラム・マネジメントを行い、児童生徒の学ぶ意欲を引き出すとともに、学習成果の向上に努める。
さらに、端末の持ち帰りを推進し、家庭等でも日常的に端末を活用した学習機会を増やす取組を推進する。
  • 各学校段階における情報活用能力育成のための体系表を活用した授業改善の推進
  • プログラミング教育、高等学校の教科「情報」の指導の充実
  • 地域、大学、企業等と連携したデジタル人材育成のための体制の構築
  • 1人1台端末等を活用した家庭学習の推進 等

 

お問い合わせ

所属課室:総合企画部政策企画課政策室

電話番号:043-223-2483

ファックス番号:043-225-4467

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