「電話de詐欺」撲滅宣言について

令和4年の県内における「電話de詐欺」の被害状況については、11月末時点で1,274件・約28億円と、既に令和3年1年間の被害件数・被害額を上回り、大変厳しい状況となっています。
そこで、この増加傾向に歯止めを掛けるため、令和4年12月16日に知事と県警本部長による「電話de詐欺」撲滅宣言を行ったところです。
一人ひとりがしっかりと防犯意識をもち、県民総ぐるみでこの卑劣な犯罪を撲滅していきましょう。

1.「電話de詐欺」の被害状況について

令和4年の県内の「電話de詐欺」被害状況は、11月末時点でも、既に令和2年、3年の1年間の被害件数・被害額を上回り、直近数年間の中でも勢いを増して被害が増加しています。

電話de詐欺被害件数・被害総額

区分	平成29年【過去最悪】	平成30年	令和元年	令和2年	令和3年	令和4年（11月末）
発生件数	1,517件	1,343件	1,409件	1,217件	1,103件	1,274件
被害額	約31億916万円	約26億3,709万円	約25億5,812万円	約24億1,423万円	約26億665万円	約27億9,704万円

区分

平成29年

【過去最悪】

平成30年

令和元年

令和2年

令和3年

令和4年

（11月末）

発生件数

1,517件

1,343件

1,409件

1,217件

1,103件

1,274件

被害額

約31億916万円

約26億3,709万円

約25億5,812万円

約24億1,423万円

約26億665万円

約27億9,704万円

※平成30年以前は、キャッシュカード詐欺盗を含まない。

2.「電話de詐欺」撲滅宣言

被害を防止するための方法として、留守番電話設定や警告・録音など電話機の機能を活用した対策のほか、家族の絆による被害防止、タンス預金に係る注意等を呼びかけます。
なお、本宣言は、県公式LINE、Twitterにて配信するほか、市町村や関係団体を通じて県民に広く呼びかけていく予定です。

「電話de詐欺」撲滅宣言

一　電話de詐欺は電話de対策！！
　　留守番電話、警告、録音で犯人と話さず詐欺を撲滅

一　電話でお金の話はすべて詐欺！！
　　お金、キャッシュカード、還付金の話が出たら通話ストップで詐欺を撲滅

一　家族の絆で詐欺から守る！！
　　日頃から連絡を取り合い詐欺を撲滅

一　タンス預金は狙われる！！
　金融機関を利用して詐欺を撲滅

　一　県民の皆様と力を合わせて詐欺を撲滅！！