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ホーム > しごと・産業・観光 > 商工業 > 創業・事業展開支援 > 創業・ベンチャー支援 > インキュベーション施設 > 東葛テクノプラザ > 東葛テクノプラザの指定管理について > 令和5年度東葛テクノプラザ指定管理者管理運営状況評価について
更新日:令和6(2024)年10月4日
ページ番号:696621
施設名 |
千葉県東葛テクノプラザ |
---|---|
指定管理者 |
公益財団法人千葉県産業振興センター |
指定管理期間 |
令和3年度から令和7年度まで |
評価対象年度 |
令和5年度 |
第三者評価の有無(今回) |
無 |
施設所管課 |
商工労働部産業振興課 |
設置目的 | 県内企業の研究開発等(生産、販売若しくは役務の提供の技術に関する研究開発、その成果の利用又は当該成果の利用のために必要な需要の開拓をいう。以下同じ。)を支援するとともに、研究開発等を行う者の創業を支援することにより、新たな事業分野の開拓を図り、もって本県の産業の振興に資する。 |
---|---|
指定管理者が行う 業務の範囲 |
|
年度 | 入居室数 ※1 |
指定管理料 (A) |
その他維持 管理費(B)※2 |
使用料等 県収入(C) |
県の収支 (C-A-B) |
---|---|---|---|---|---|
令和3年度 | 42 | 257,000千円 | 39,756千円 | 109,134千円 | ▲187,622千円 |
令和4年度 | 47 | 268,120千円 | 74,616千円 | 125,120千円 | ▲217,616千円 |
令和5年度 |
43 | 261,434千円 | 114,244千円 | 120,775千円 | ▲254,903千円 |
※1:年度末時点における入居室数(全51室)
※2:維持補修費、委託料、工事請負費、備品購入費(指定管理料に含まれるものを除く。)
評価項目 | 評価 | 評価理由等 |
---|---|---|
施設の設置目的・ 法令等の遵守等 |
A | ・千葉県東葛テクノプラザ設置管理条例等に基づき、適正な管理運営を行った。 |
安全性の確保 | A | ・職員及び入居企業を対象に消防訓練を実施した。 ・警備について、再委託により計画どおり実施した。 |
適切な管理運営 |
A | ・再委託により、清掃及び施設管理を適切に実施した。 ・各種団体等の視察を積極的に受け入れた。 |
適切な財産管理 | A | ・県保有の財産部分について、協定上の指定管理者負担となっている機器及び設備の保守を専門機関に委託するとともに、小規模修繕(不具合箇所修理)を実施する等、適切に対応した。 |
評価項目 | 評価 | 評価理由等 |
---|---|---|
事業の実施 (必須事業) |
A | ・研究開発室等を提供するため、入居募集を3回実施した。 ・会議室の利用を承認したほか、試験機器を活用し、依頼試験や機器の貸付等、技術支援業務を実施した。 ・入居企業交流会を実施し入居企業相互の連携を促進した。 ・大学等研究交流サロンの開催等を通じて産学官連携を図った。 |
サービスの向上 自主事業 地域の連携等 |
A | ・入居を検討している企業等の参考となるよう、ホームページに入居企業及び卒業企業のインタビュー記事を掲載した。 ・入居企業が容易にアクセス可能なお知らせ掲示板を作成した。 ・ものづくり中小企業の健康・医療分野への参入支援に県と連携して取り組んだ。 ・「技術経営実践講座」を実施し、企業の技術力向上や人材育成に寄与した。 ・「地域交流フォーラム」を開催し、産学官連携のもと、「産業技術の振興」、「新産業の創出発展」に向けて、県内中小企業者、ベンチャー企業、県内大学・研究機関等の交流を図った。 |
評価項目 | 評価 | 評価理由等 |
---|---|---|
施設利用状況に関する事項 |
A | ・会議室及び研修室等利用に係る収入額(5,157千円)は、目標値(4,800千円)を上回った。 ・機器貸付の収入額(24,992千円)は目標値(25,000千円)をやや下回った。 ・研究開発室等の入居室数(51室中43室)は、6階空調設備の改修に伴う新規入居事業者募集制限の影響もあり、目標値(46室)を下回った。 |
管理運営体制 | A | ・研究経験の豊富な技術職員や2名のインキュベーションマネージャー等を配置し、適切な運営体制を有している。 |
収支状況 | A |
・施設の管理及び運営に係る経費は、指定管理料の範囲内に収まっている。 ・指定管理者の財務状況は健全と見られる。 |
利用者意見の反映 利用者満足度 |
A | ・入居企業に対し、施設及び支援事業についてのヒアリングを実施し、利用者の利便性向上に取り組んだ。 ・施設に対する要望については、速やかな対応を図るよう留意している。 |
良好 | 10項目の合計点20点 |
特に評価される点 | ・「夏休み科学教室」や「地域交流フォーラム」を実施し、地域貢献を図ることができた。特に「夏休み科学教室」は募集開始後早々に定員に達するなど、地域への定着がみられる。 ・試験機器のうち、利用頻度が高い試験機器について、10月から月1回の技術講習会を開催した。また、12月~2月は毎月技術セミナーを開催し、参加者がサンプル等を持参の上で実演説明を実施した。 ・入居企業に対して、補助金獲得のために情報提供や申請に係る助言等を行い、補助金等の交付決定につながった。 |
---|---|
次年度に向けて 改善が望まれる点 |
・研究開発室等の入居室数が目標値(46室)を上回るよう、積極的かつ効果的な広報等を展開すること。 ・大学等研究機関が周辺に多く立地する環境を生かし、入居企業及び地域企業が参画する産学官連携の促進を図ること。 ・入居企業が東テクに期待するニーズを把握し、適切かつ具体的な支援を展開すること。 |
前年度評価で改善が望まれると指摘された点とその改善状況 | 【指摘1】「地域交流フォーラム」等、東葛テクノプラザが企画する事業により、多くの入居企業が参加する方策を検討すること。 【改善1】地域交流フォーラムでは参加者41名を集め、「工作機械・知財・行政による企業支援施策 等」に係る各種講演により、入居企業及び地域の中小企業にとって有益な情報を提供した。また、入居者交流会を年2回開催し、新規入居企業の研究等取り組み発表と名刺交換会を実施した他、3月には入居企業同士の交流を一層深めるため、テーマを絞り少人数での小規模交流会を2回開催した。
【指摘2】入居企業同士のマッチングや共同プロジェクト創出を促進するために、入居企業同士がより気軽に交流できる場を設けること。 【改善2】入居者専用のよろず掲示板を作成し、入居企業同士での交流促進を図った。また、改善1に記載の交流会を複数回実施し、入居企業相互の距離感を近づけるための後押しを展開した。
【指摘3】入居企業の入居の状況、研究開発の進捗、経営状況や東葛テクノプラザに期待する支援策を適宜確認し、適切な支援に努めること。 【改善3】原則として全入居企業を対象としたヒアリングを実施するとともに、併せて各研究室を個別訪問し、各社の研究開発等の現況確認を実施した。東葛テクノプラザに期待する支援策については、聴取のための更なる取り組みと、支援策の具体的な検討が期待される。 |
実施していません。 |
基準 | 評価 | 対応数値 |
---|---|---|
事業計画を上回っている 期待する水準を上回っている 達成度イメージ:110%以上 |
S |
3 |
ほぼ事業計画どおりである ほぼ期待する水準どおりである 達成度イメージ:90%以上~110%未満 |
A |
2 |
一部分を除き、事業計画どおりである 一部分を除き、期待する水準どおりである 達成度イメージ:70%以上~90%未満 |
B |
1 |
事業計画を大幅に下回っている 期待する水準に達していない 達成度イメージ:70%未満 |
C |
0 |
総合評価 | 基準 |
---|---|
優良 | すべての項目が2.0以上で、各項目の数値の平均が2.5以上の場合 |
良好 | 各項目の数値の平均が2.5以上であるが1.0以下の項目がある場合 各項目の数値の平均が2.0以上2.5未満の場合(ただし、1.0以下の項目は全体の3割以内) |
一部良好でない | 各項目の数値の平均が2.0以上だが、1.0以下の項目が全体の3割を超える場合 各項目の数値の平均が1.5以上2.0未満の場合 |
良好でない | 各項目の数値の平均が1.5未満の場合 0点の項目がひとつでもある場合 ※印の項目(重要項目)に1.0以下の項目がひとつでもある場合 1.0以下の項目が全体の7割以上の場合 |
各項目の評価を対応数値に従い数値化し、総合評価を行う。
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