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更新日:令和4(2022)年7月14日
ページ番号:11025
株式会社荏原エリオット
事業所概要
所在地
袖ケ浦市
業種
製造業
ホームページ
株式会社荏原エリオット
取組事例
1.障害者雇用までの経緯・きっかけ
- 以前は身体に障がいのある人のみの雇用であり、障害者法定雇用率に達していなかった。その後、特例子会社など他社を見学する中で、その他の障がいがある人でも、職域を拡大することで活躍できる場があることが分かった。障がいのある人のために仕事を作り出すのではなく、職域の拡大、社内他部署からの業務の切り出し、職場環境の改善等を進めた。現在は、障がいの種類や特性に関わらず、適応できる人材を雇用し、障がいのある人もない人も共存できる職場となっている。
2.障害のある人が従事している主な業務
- 一般事務補助がメインであり、データ入力、ファイリング、書類の仕分け、図書類のPDF作業、併せて郵便局や宅急便等の受け取りを含めた社内のメールセンター業務も行っている。
3.障害のある人を受け入れる体制を整えるために行った取組や、周りの従業員への理解促進のために行っている取組
- 社内の各部署から業務を切り出し、業務の内製化を行っている。
- 障がい特性に合わせて、作業環境の整備、写真や図入りの業務マニュアルの作成、習熟度に合わせた段階的な指導を行っている。
- 複数の障害者生活相談員を設置し、相談員が一人で抱え込まず、複数でサポートできる体制を整えている。
- 社内掲示等を活用し、全社員に対して、雇用に対する理解、協力を要請している。
4.障害のある人の雇用継続のために行っている取組や、障害のある人の働く意欲を維持するために行っている取組
- 生活相談員による日々の朝礼、日報でのコミュニケーション強化、定期的な面談を実施している。
- 障がい特性や配慮事項を考慮しながら、得意・不得意を見極め、個々に合わせた業務範囲の設定、業務の割り振り、指導を行っている。
- 体調面による勤怠への配慮として週4日勤務、社内設備として障がい者用トイレ、エレベーター、手すり、サイレントルーム等を設置している。
5.障害のある人を雇用する上で連携した支援機関と、支援機関を活用して良かった点
連携した支援機関
- 千葉障害者キャリアセンター
- 千葉障害者職業センター
活用して良かった点
- 課題が生じたときの相談、対処方法の提案等をサポートいただくことで、よりスムーズに解決することができている。
- 専門の方からのサポートを蓄積し、指導員のレベルアップにもつながっている。
- ジョブコーチ支援により、障がいのある人が会社以外に相談できる場が作れたこと、また、専門の方からの目線で指導のポイントを学ぶことができた。
取組事例(PDF版)(PDF:912.6KB)
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