デュアルシステム訓練
日本版デュアルシステム訓練とは
日本版デュアルシステムとは、「働きながら学ぶ、学びながら働く」ことにより、若者を一人前の職業人に育てる新しい職業訓練システムです。具体的には、企業における実習訓練と教育訓練機関における座学(企業における実習訓練に関連した内容)を並行的に実施します。
デュアルシステム訓練コース(施設内訓練)
千葉県立テクノスクールでの訓練と企業での実習を組み合わせた訓練コースです。
ものづくりの現場等を担う技能者の養成を目的としています。
左官技術科
- 左官技術科(東金テクノスクール)
- 授業料は無料です。
- 4月入校、9か月の訓練です。
- 【訓練内容】
内壁、外壁の材料別による各種塗壁工法を中心に、タイル張り、ブロック積等について専門的な知識と技能を習得します。
NC機械加工科
- NC機械加工科(旭テクノスクール)
- 授業料がかかります。(有料)
- 4月入校、1年間の訓練です。
- 【訓練内容】
CAD(コンピュータ支援製図システム)、NC(数値制御)工作機械等を利用して、1,000分の1ミリ単位の精密な機械加工を行う知識と技能を習得します。
訓練生の募集については令和6年度訓練生募集のページをご覧ください。
事業主の皆様へ
千葉県では、金属加工(溶接・板金)業、機械加工業、左官業の職種において「日本版デュアルシステム」企業活用型訓練の実施事業所(訓練生の実習受入先企業)を募集しています。
デュアルシステム訓練における企業の利点
- 仕事に必要な基礎知識及び基本作業を県立テクノスクールで身につけさせるため、企業における教育の負担が減ります。
- 受け入れた訓練生を正規雇用する際にも、就労型実習(有期パート就労)期間において、能力・適性を判断できます。
- その他の企業にとっても、訓練修了時に能力評価が実施されるため、企業は能力の保証された人材を確保することができます。
- 就労型実習にあたっては、企業の意向と訓練生の意向を確認しながら、実習先企業と訓練生のマッチングを図ります。
- 企業と訓練生の希望が一致すれば、訓練修了後、常用雇用へと進むことになりますが、訓練修了後の雇用を前提とするものではありません。
- 訓練生は、概ね55歳未満の方で常用雇用への就職を希望する方です。
デュアルシステムの流れ
詳細については、以下のリーフレットをご覧ください。
リーフレット(PDF:81.2KB)
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