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更新日:令和5(2023)年10月23日
ページ番号:8843
千葉県水産総合研究センターでは、平成25年8月3日(土曜日)に富津市にある千葉県水産総合研究センター種苗生産研究所富津生産開発室で一般公開を開催しました。
一般公開は、当センターで行っている仕事の紹介や、施設見学や各種体験を通じて地域の水産業に対する理解を深めていただくことを目的に平成15年度から実施しています。
今年度は、「見て回って学ぼう!栽培漁業」をテーマとし、施設開放、各種体験、施設見学ツアー及びミニ講演を実施し、42組89名の来場がありました。
各種体験では、東京湾の生物を中心としたタッチプール、海藻押し葉標本作り体験、種苗生産に使われる餌料生物等の顕微鏡観察や海中の調査に使用される水中テレビロボット(以下、ROV)の操作体験を行い、家族連れの方を中心に好評を得ました。
東京湾の生物(タッチプール)
海藻押し葉標本作り体験
見てみよう!
餌料生物の顕微鏡観察
水中テレビロボット操作体験
外部から病気を持ち込まないように通常は立ち入りを禁止している種苗生産施設の見学ツアーを特別に実施しました。
当センター職員引率の下で、持参していただいた長靴を消毒し、生産の基礎となる餌料生物を作る餌料培養棟から各魚類飼育棟、親魚棟を見学していただき、種苗生産研究所で生産されたマダイとヒラメへの餌やり体験も行いました。
午前、昼、午後に計3回実施し、合計58名が参加されました。
参加者に諸注意を説明
餌料生物について説明
魚類飼育棟
餌やり体験
栽培漁業についてより一層理解を深めていただくために、約20分ほどの栽培漁業に関するトピックスを3部構成で紹介しました。
午前の部では種苗生産研究所富津生産開発室の川津室長から「栽培漁業についての紹介」を題目に栽培漁業の概要について講義と栽培漁業に関する動画視聴を行いました。
昼の部では資源研究室の小宮研究員から「どっちかわかる?放流魚」を題目に放流魚と天然魚の違いや、その違いを利用した放流効果の確認等について講義を行いました。
午後の部では種苗生産研究所勝浦生産開発室の河野室長から「クイズ!栽培漁業と生産現場の海」を題目に栽培漁業や生産現場の様子をクイズを交えて講義を行いました。
ミニ講演の様子
今回、一般公開を実施するにあたって、以下の関連団体及び地元自治体から後援をいただきました。また、大佐和漁業協同組合様からはタッチプール用にテントを2基無償貸与、(公財)千葉県水産振興公社様からは栽培漁業に関するパンフレット及びエコバックをご提供いただき、この場を借りて感謝申し上げます。
当センターでは今後も様々な機会を通じて、千葉県の水産業の魅力を県民の皆様に紹介してまいります。
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