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ホーム > しごと・産業・観光 > 農林水産業 > 農林関係出先機関 > 農林総合研究センター > 病害虫発生予察情報 > 病害虫発生予察注意報「大型斑点米カメムシ、カスミカメムシ類による斑点米発生に注意」について
更新日:令和6(2024)年7月10日
ページ番号:687383
発表日:令和6年7月10日
農林水産部農林総合研究センター
6月下旬から7月上旬の県の調査において、水田周辺雑草地における斑点米カメムシ類の捕獲虫数が平年を大幅に上回り、過去10年と比較して最も多くなっています。
また、向こう1カ月間の気温は高いと予想されており、斑点米カメムシ類の発生増加が予想されます。
被害の発生を防ぐためには、適切な時期に防除を行う必要があることから、本日、「病害虫発生予察注意報※」を発表し、生産者等へ注意喚起をします。
※重要な病害虫が多発することが予測され、かつ、早めに防除措置を講じる必要が認められる場合に発表
水稲の重要害虫であり、水稲の籾が成熟していく時期(登熟期)に籾が吸汁されると斑点米となり米の品質が著しく低下します。
本県で確認される斑点米カメムシ類は、クモヘリカメムシ、イネカメムシ、アカヒゲホソミドリカスミカメ、アカスジカスミカメ等です。
クモヘリカメムシ
アカスジカスミカメ
斑点米
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詳細は別添、令和6年7月10日付け令和6年度病害虫発生予察注意報第2号(PDF:345.9KB)を参照してください。
防除適期は穂揃期(出穂期※3日後)と乳熟期(出穂期から15日後頃)の2回。穂揃期の防除が間に合わない場合でも乳熟期の防除を行う。
※出穂期とは4~5割の穂が出穂した時期のこと
ほ場及び周辺雑草地を観察し、斑点米カメムシ類が多発している場合は、ほ場の薬剤防除を行う。
共同防除を実施した地域でも、薬剤散布後に侵入する成虫やふ化幼虫によって被害が発生することがあるので、発生状況により適宜、追加防除を行う。
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