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令和6年度千葉県公立高等学校入学者選抜における配慮等について

1 令和6年度入学者選抜における感染症対策について

令和5年5月8日から新型コロナウイルス感染症が、5類感染症に移行したことを踏まえ、各学校の状況に応じて必要な感染症対策等を講ずることとします。（次の（1）から（3）を参照）

（1）感染症対策の考え方について
　・生徒の健康状態の把握、適切な換気の確保、手指衛生や咳エチケットの指導を対策として講じます。
（2）健康観察シートについて
　・提出は不要とします。
（3）検査室の設定等
　・面接会場等の換気を実施するとともに受検者が上着など暖かい衣服を着用することについては柔軟に対応します。

2 適切な受検機会の確保について

感染症罹患による発熱で別室での受検も困難である者のほか、感染症の疑い、月経随伴症状による体調不良、検査会場に向かう途中の事故等の理由により、本検査を全部又は一部受検することができず、未受検の教科等がある志願者に対し、志願者の受検機会を確保するために、特例的に追検査の受検を認めます。
なお、学校生活において、忌引の扱いとする事由が生じた場合も、追検査の受検を認めるものとします。（次の（1）から（3）までを参照）

（1）追検査の対象
志願者のうち、次に示す場合により、別室での受検も困難で、本検査を全部又は一部受検できない受検者を追検査の対象者とします。
(ア) 本人に帰責されない身体・健康上の理由（出席停止となる感染症罹患及び罹患の疑い、月経随伴症状等）がある場合
(イ) 受検者が自然災害や検査会場に向かう途中の事故・事件に巻き込まれた場合
(ウ) 学校生活において、忌引の扱いとする事由が生じた場合

（2）追検査の手続き
実施要項P.6及びP.7による。
ただし、特に次の点に配慮するものとします。
［検査前日まで］
(ア) やむを得ない理由により、別室での受検も困難である志願者は、中学校長へ相談します。本検査を全部又は一部受検することができないと判断した中学校長は、志願する高等学校長に連絡します。
なお、過年度卒業者若しくは学校教育法施行規則第95条第1号又は第4号に該当する場合は、志願者本人(又は保護者等)が、直接、志願する高等学校の校長に連絡します。
(イ)高等学校から連絡を受けた中学校長が追検査の適否について、志願者へ伝えます。
(ウ)追検査出願等については、実施要項に準じます。
なお、追検査を志願する者は、本検査を受検することができなかった理由を証明する書類として医師の診断書（加療期間が明記されたもの）を志願した高等学校の校長に提出するものとします。また、医師の診断書を提出できない場合には、志願する者が、在籍中学校の校長が作成した本検査不受検理由証明書（様式19の(1)）を、在籍中学校の校長の確認を経て、志願した高等学校の校長に提出します。
［検査当日、検査会場に到着する前］
(ア) 志願者等から欠席や遅刻の連絡を受けた高等学校長は、中学校や保護者と連絡を取り、事実の確認を行います。
(イ) 追検査の適否について高等学校長から中学校長に伝えます。
(ウ) ［検査前日まで］の(ウ) と同様。
［検査当日、検査会場に到着後］
(ア) やむを得ない理由により、別室での受検も困難であり、本検査の全部又は一部を受検することができないと判断した高等学校長は、受検者の保護者及び受検者が在籍する中学校長に連絡します。
(イ) 追検査の適否について高等学校長から中学校長に伝えます。
(ウ) ［検査前日まで］の(ウ) と同様。

（3）新型コロナウイルス感染症に係る特例検査について
新型コロナウイルス感染症に係る特例検査は実施しません。

3 受検者の安全確保の徹底について

受検者の安全確保について、次の内容を踏まえ細心の注意を払うようお願いします。

(ア)会場に向かう際は細心の注意を払うとともに、万一、検査会場に向かう途中で、事故・事件に巻き込まれた場合や、痴漢の被害にあった場合等、緊急の事態が生じた場合は、警察等に連絡する等、事件・事故の対応を取るとともに、志願者から志願校に連絡を入れてください。
(イ)千葉県教育委員会では、入学者選抜等における受検者の安全確保のため、学校から管轄の警察署への要請に応じたパトロール等について、千葉県警察本部に依頼しています。また、各高等学校においても、関係者以外の検査会場への立入を禁止する等の警備体制を整えるとともに、必要に応じて近隣の警察署と連携を図りながら、検査会場における安全確保を徹底するよう通知しています。