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更新日:令和5(2023)年3月31日
ページ番号:571784
2023『柏北部中央地区埋蔵文化財調査報告書9―柏市内山遺跡(1)~(20)―』千葉県教育委員会埋蔵文化財調査報告第46集
柏市内山遺跡は、柏の葉キャンパスにある標高12~19mの台地上にあります。旧石器時代は、石器集中地点が60か所見つかり、第II層(縄文時代)~立川ローム層第IX層(後期旧石器時代)でナイフ形石器・尖頭器・細石刃等の石器が出土しました。縄文時代は、早期の遺物包含層や早期~前期の陥穴21基、中期の竪穴住居跡1軒と礫集中地点1か所が見つかりました。古墳時代と平安時代は、古墳時代中期の竪穴住居跡8軒、竪穴状遺構1基と平安時代中葉(10世紀代)の竪穴住居跡8軒が見つかりました。中世~近世では、地下式坑1基、井戸1基、土坑5基、溝3条などが見つかり、旧石器時代~近世まで断続的に利用された遺跡であることが分かりました。
写真1 旧石器時代石器集中地点検出状況
写真2 頁岩剥片接合資料
写真1 頁岩製ナイフ形石器
写真2 黒曜石製尖頭器
画像出典
写真1・2・3・4 報告書掲載写真
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