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更新日:令和5(2023)年3月31日
ページ番号:571770
2023『流山運動公園周辺地区埋蔵文化財調査報告書8―流山市市野谷宮後遺跡(北側)・三輪野山野馬土手・市野谷芋久保遺跡(14)(縄文時代以降編)―』千葉県教育委員会埋蔵文化財調査報告第44集
流山市市野谷宮後遺跡では、縄文時代の陥穴が2基、古墳時代中期前半の竪穴住居跡が2軒、奈良時代の竪穴住居跡が1軒見つかっています。近世は、市野谷宮後遺跡や市野谷芋久保遺跡で、イノシシなどの害獣被害を防ぐための近世のシシ穴が見つかりました。特に市野谷宮後遺跡では、落ちたら1人では這い上がれない程の深さがあるシシ穴が溝を伴って列になっており、近世の獣害対策の様子が明らかになりました。また、三輪野山野馬土手の状況に加え、市野谷芋久保遺跡では、野馬土手に伴う野馬掘の状況が明らかにされました。
写真1 古墳時代竪穴住居跡(SI-002)
写真2 溝に伴う大型シシ穴列(SX-001)
画像出典
写真1・2 報告書掲載写真
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