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更新日:令和5(2023)年3月31日
ページ番号:566761
2023『成田市久米砦遺跡 ― 一般国道464号北千葉道路事業埋蔵文化財発掘調査報告書4 ―』千葉県教育委員会埋蔵文化財調査報告第42集
成田市久米砦遺跡は、成田空港の北側にある標高38mの台地上に位置しています。縄文時代~中・近世までの遺構や遺物が発見されました。縄文時代では、陥穴が3基見つかり、前期中葉から後期中葉の土器が出土しています。古墳時代では、6~7世紀の竪穴住居跡が46軒見つかり、そのうち32軒でカマドが作られていました。須恵器をまねた提瓶や坏などの土師器や、一部の住居跡からはミニチュア土器や石製模造品など祭祀に関わる遺物も出土しています。中・近世では、台地整形区画1か所と溝3条のほかに火葬人骨1体分を埋葬した土壙墓が見つかりました。
写真1 古墳時代竪穴住居跡(SI-001)
写真2 竪穴住居跡(SI-019)出土土師器
画像出典
写真1・2 報告書掲載写真
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