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更新日:令和4(2022)年3月31日
ページ番号:501421
2022『流山運動公園周辺地区埋蔵文化財調査報告書7-流山市市野谷宮後遺跡(北側)、市野谷芋久保遺跡(14)(旧石器時代編)-』千葉県教育委員会埋蔵文化財調査報告第41集
市野谷宮後遺跡・市野谷芋窪遺跡では、旧石器時代~中・近世の遺構・遺物が確認されています。この報告書では、市野谷宮後遺跡の北側および市野谷芋窪遺跡から出土した旧石器時代の遺物を報告しています。
遺跡からは3つの石器集中地点を検出し、石刃を素材とした二側縁加工のナイフ形石器など合計215点の遺物を確認しました。立川ロームVI~VII層から遺物が出土した集中地点では、長野県産の黒曜石が多く使われ、立川ロームIII層から遺物が出土した集中地点では、北関東産の頁岩やガラス質黒色安山岩が利用されています。それぞれの石の産地から遺跡まで、時期ごとに様々な石材が運ばれ、石器として使用していたことがわかります。
写真1 遺物出土状況
写真2 第2・第3ブロック出土ナイフ形石器
画像出典
写真1 報告書掲載写真
写真2 千葉県教育委員会保管
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