ここから本文です。

更新日:令和6(2024)年5月13日

ページ番号:343129

千葉県教育委員会埋蔵文化財調査報告第31集

書誌情報

2018『成田市関戸谷津之台遺跡 一般国道464号北千葉道路事業埋蔵文化財発掘調査報告書2』千葉県教育委員会埋蔵文化財調査報告第31集

成田市関戸谷津之台遺跡(なりたしせきどやつのだいいせき)

概要

この遺跡からは、旧石器時代、弥生時代、古墳時代、平安時代、中・近世の遺構や遺物が見つかりました。特に、弥生時代の中期から後期にかけての竪穴住居の跡が多く見つかっており、土器や石器が出土しています。図2は弥生時代の土器で、表面が赤く塗られています。古墳時代には古墳が造られたことにより、一時、竪穴住居は建てられなくなります。その後は平安時代まで小規模な集落が営まれました。今回の調査成果から、この遺跡の弥生時代から平安時代までの集落の変遷をうかがい知ることができます。

031集_関戸谷津之台遺跡上層遺構分布図

図1 関戸谷津之台遺跡上層遺構分布図

031集_弥生時代後期土器

図2 弥生時代後期土器

 

参考文献・画像出典

1983『成田新線建設事業地内埋蔵文化財発掘調査報告書2(関戸遺跡)』財団法人千葉県文化財センター

図1 報告書掲載図を一部改変
図2 上:報告書掲載図、下:千葉県教育委員会保管

お問い合わせ

所属課室:教育振興部文化財課発掘調査班

電話番号:043-223-4129

ファックス番号:043-221-8126

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?