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更新日:令和6(2024)年5月13日
ページ番号:343128
2018『市川市国府台遺跡第192地点 国府台県営住宅建替事業埋蔵文化財発掘調査1』千葉県教育委員会埋蔵文化財調査報告第30集
旧石器時代~中・近世の遺構や遺物が確認されました。特に、奈良・平安時代の道路跡と大溝からは、土師器や須恵器、古代瓦などが出土しています。南北方向に伸び、幅約10メートルにもなるこの道路跡や溝は、「下総国府」が建てられる際に作られたと考えられています。下総国府の明確な場所は未解明ですが、過去の調査から位置の推定が進められており、この遺跡の調査成果も手がかりの1つとなります。
注)国府:その国の政治を担う役人が仕事をした場所
下総国:現在の千葉県北部と茨城県南部の一部の地域
写真1 古代道路跡(SF-001)全景
写真2 古代平瓦
参考文献・画像出典
2001『千葉県の歴史 通史編 古代2』財団法人千葉県史料研究財団
写真1 報告書掲載写真
写真2 千葉県教育委員会保管
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