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更新日:令和5(2023)年10月6日
ページ番号:315218
(あたみりんてん)
国登録有形文化財(建造物)
1棟
平成11年8月23日
大網白里市大網686-1(個人)
熱海輪店は、昭和45年(1970)まで、銀行として使われていた木造2階建、瓦葺の建物。大正10年(1921)に建築された。現在は、自転車、バイク各種の取扱販売店。
外観部分は、当初、表面にモルタルを塗り目地を付けて石造りに見せるという当時の商業建築特有の様式だったが、現在は近年の改装で、このモルタル塗り石目地仕上げからタイル張りに変更してある。屋根にあるパラペットの中央には、中心に紋章飾りを据えた半円アーチの装飾をつけていて、特徴ある表構えを構成している。また、縦長にデザインされた上げ下げ窓が現在も残っている。玄関の庇を支えている持ち送りも意匠に優れており、あわせて建築当時の雰囲気をうかがうことができる。大正時期銀行建築の骨格を留めている近代建造物のひとつ。
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