ここから本文です。
ホーム > 教育・文化・スポーツ > 歴史・文化 > 文化・文化財 > 文化財 > 市町村別の国・県指定および国登録文化財 > 安房エリアの市町 > 鴨川市の国・県指定および国登録文化財 > 誕生寺仁王門
更新日:令和5(2023)年12月14日
ページ番号:315486
(たんじょうじにおうもん)
県指定有形文化財(建造物)
平成9年3月21日
鴨川市小湊183(誕生寺)
誕生寺は、日家上人により建治2年(1276)に創建したと伝えられる日蓮宗の寺院で、明応7年8月(1498)と元禄16年(1680)に地震と津波により七堂伽藍を失う被害を受けた。その後再建された現存の仁王門は、宝永3年(1706)に建立されたものである。仁王門は5間3戸の楼閣門で、下層に和様三手先、上層に唐様三手先の組物を持ち、本蟇股の中備としている。いくつかの装飾の中でも、楼上に見える般若の彫刻は左甚五郎の作と伝えられている。幾度かの修理を経て、部分的な改変はあるものの全体として創建時の様子をとどめており、県内では最大規模の仁王門として貴重な建造物である。
関連リンク
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください