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更新日:令和5(2023)年11月9日
ページ番号:314902
(きゅうてつどうれんたいざいりょうしょうれんがけんちく)
県指定有形文化財(建造物)
平成元年3月10日
千葉市稲毛区轟町3-59-6(千葉経済学園)
この建造物は、明治41年(1908)に旧陸軍鉄道連隊の材料廠として建築されたもので、大正時代には千葉陸軍兵器支廠となり、戦後は大蔵省、国鉄と引き継がれ、昭和60年(1985)に千葉経済学園の所有となり現在に至る。
主要構造部分は、東西54.4m、南北7.3mの煉瓦造で、南北側にはそれぞれ幅2.7mの下屋をつけている。構造は寄棟造の平屋建であるが、下屋をつけている側の上部には弧形の高窓があり、2階建てのような外観となっている。また、下屋には波板鉄板が葺かれている。
内部は、列車やレールなどの修理工場として使われただけに広大な空間を持ち、煉瓦造の連続した弧形アーチが10連並んでいる。約5.4mもの長大なスパンによる連続した弧形アーチをもつ建築物は全国的にも他に例がなく、極めて特徴的な明治時代の煉瓦建築物である。
内部
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