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更新日:令和6(2024)年7月12日
ページ番号:314728
(しほんちゃくしょくしんらんしょうにんえでん)
重要文化財(絵画)
大正4年3月26日
いすみ市大原10670(照願寺)・東京国立博物館保管
この絵巻は、浄土真宗の開祖である親鸞聖人(1173~1262)の生涯を描いたものである。このように開祖の生涯を描いた絵巻は鎌倉時代から南北朝時代にかけて多く制作された。
この絵伝は、各巻の題箋に「本願封親鸞聖人伝絵」とあるほか、各巻末には「康永三年(1344)仲冬朔日外題書之釈覚如七十五」との署名があり、第4巻の奥書には親鸞を顕彰する意図のもとに制作したことが記されている。色彩が美しく、人物、動作が生き生きと描かれている作品である。
大きさは、縦は各巻とも41.3cm、横は第1巻が11.76m、第2巻が13.94m、第3巻が14.78m、第4巻が13.72mとなっている。
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