令和5年度船橋ボートパーク指定管理者管理運営状況評価

施設の設置目的や千葉県港湾管理条例等に基づき、適切に管理運営を行っていた。

船橋ボートパークの管理人による施設内巡視を毎日行い、浮桟橋のデッキ板の腐食、ボトルの緩みなどを発見した際は事故の防止に努め、県への報告、利用者への周知を行っていた。

船橋ボートパーク使用料の徴収に関して、月末に口座残高不足者に対して連絡を行い、概ね適切な収納に努めていた。

船橋ボートパーク内の浄化槽保守点検に関して、水質の悪化及び悪臭発生防止のための環境省関係浄化施行規則で定められている基準回数以上の点検を行っていた。指定管理者でも対応できる範囲の修繕に関しては、次年度に関しても引き続き積極的に行うこと。

指定管理者所有の「上架場」を有料で提供し、船舶の修繕支援等を行い、利用者のサービス向上に貢献していた。自主事業については、コロナウイルス感染対策のため例年開催しているイベントや清掃活動は中止となったが、水産物直売所「三番瀬みなとや」の営業を行っていた。

運営委員会を毎月開催し、職員の指導を行うなど適切な管理運営を行っていた。また、管理業務が円滑に執行できるよう適切な人員配置・執行体制となっていた。

ボートパーク管理運営の収支状況に関して、事業計画と比較し、当初の目標を達成しており良好な収支状況であった。

船橋ボートパーク利用者へのアンケートの結果、「施設全体の満足度」について、「良い」～「普通」と回答されたのが91％（前年度93％）という結果となった。

船橋ボートパーク利用希望者、現在利用者に対しての対応や、ボートパークの状況を適切に管理、報告している。

次年度に関しても施設の安全を確保のため指定管理者でできる範囲の修繕を行い、適切に施設の維持、管理を行うこと。

【指摘事項】

引き続き指定管理者でできる範囲の修繕を行い、施設の安全を確保及び維持すること。

【改善状況】

桟橋の貝殻落としなど、指定管理者で対応できる範囲の施設修繕については、予算の範囲内で適切に対応している。