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更新日:令和5(2023)年2月14日

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第3回千葉港長期構想専門部会の結果(平成28年3月17日分概要)

1.開催日時及び場所

日時:平成28年3月17日(木曜日)午後2時00分~午後4時00分

場所:ホテルポートプラザちば2階「パール」

2.開催日時及び場所

(1)委員及び特別委員の現員数

17名

(2)出席者数(代理出席を含む)

10名

3.議題

千葉港長期構想の検討について

4.主な質疑事項等

(委員)

  • žヤード不足が現在の大きな問題。それに対応すべく、今回、埋立て案があがってきている。それに対して皆さんの意見を聞かせて頂きたい。

(委員)

  • ž千葉港は、劣化が激しい。設計が古く、倉庫の配置や岸壁の配置が現状にマッチしていない。思い切った改革をしないと今後、千葉港は生き残れないのではないか。

(委員)

  • 三番瀬を残し環境を重視してきた千葉港というのを強調すべき。今のままのスローガンでは、他の港と変わらない。

(委員)

  • 基本戦略に、にぎわい空間の創出とある。にぎわいとか港への理解というよりも港の新たな機能を全面に出しても良いのでは。港が古いのであれば、今後どうするのか。埋立てをして、将来どのような空間をつくるのかということが目指すべき目標にでてこないといけない。

(委員)

  • 今日の専門部会では、分析結果が出ていないので、物流方面を先行させてしまっている。
  • žららぽーとと幕張と千葉みなとを結べば千葉港だけで親水性を確保できる。材料はたくさんある。

(委員)

  • ž第1回の専門部会でゴミの漂着が問題になっていないと言っていたが、海底の障害物による漁業被害が昭和58年から現在までに約1億円ある。そして、今も毎年4千万円ほどかけて海底障害物を撤去している。海底障害物は、ほとんどが船からの不法投棄によるもるものと推定される。千葉港は、5月から9月までは貧酸素、秋になると青潮となり親水とは及ばない環境にあるということを認識して頂きたい。
  • 漁業について資料に記載が一切無い。区域内などで漁獲されるスズキは水揚げ量日本一である。また区域内にある船橋市漁協には漁業権も存在し、のり養殖・貝類等の採取も盛んなところである。そのような実態を踏まえた港湾計画であるべき。
  • 東京湾奥部の干潟や浅瀬の保全などは東京湾全体に影響を及ぼすので非常に大事。
  • 一部埋立ての案があるが、この範囲であれば漁業に影響はそれほどないだろう。ただし、詳細な実態調査が必要。
  • これまでの港湾計画も浚渫窪地の計画的な埋め戻しが記載されていた。これを引き続き実施して頂きたいこととスピードアップをお願いしたい。

(委員)

  • 将来像にある、県民とともにある千葉港、ほこりを持った千葉港とあるが、どうすればほこりを持てるのかを考えて行かないといけない。それを、具体的に港湾計画、長期構想にのせていくことが大事。県民が千葉港にどうプライドを持ってもらえるかを考え可視化していくことが港湾計画の使命。本資料は抽象的で読み取れない。

(委員)

  • 有明、船橋、千葉を結ぶ船の試験運航を実施するはず。そういったことをもっと県民にアピールすべき。

(委員)

  • 千葉と伊豆を結ぶ船の情報等も発信していく必要があるのではないか。
  • 施策が並列的に並んでいるように思える。こういう順番に実施していくというものがあれば、県民にももっとわかりやすくなるのではないか。

(委員)

  • 東京湾内の各港に道路を引こうとしているが、千葉だけは港と結ぶ道路の整備が止まっている。道路についてもう少し触れてほしい。

(委員)

  • タグボートや一般船舶が使っている所を埋立てるということなので十分な説明、配慮が必要。埋立てをすることにより船舶の通行にも影響があるので、海の通行の安全対策もしっかりお願いしたい。
  • また、埋立ての一番奥に海上保安部、警察、消防の官公庁の船が泊まっている。ここを埋立てるのであれば詳細な調整をお願いしたい。別の場所に移すのであれば静穏度や利便性を十分に配慮していただきたい。

(事務局)

  • 埋立てについては、関係者と十分に調整したい。
  • 安全対策に関しても今後関係者と十分協議したい。

(委員)

  • CYスペースを拡充して物流を増やす計画になっているが、コンテナ内に輸出入してはならない貨物の有無を確認するため、検査に必要な官庁用地を盛り込んで頂きたい。

(委員)

  • 将来的に袖ケ浦等のコンビナートを千葉県として、どう再編、高度化していくのか。それにあわせて港はどういう形としていくのか。という考えをうまく入れていければいいのでは。
  • 千葉港の特性のうち特に弱みがどういうゾーニングにつながっているか見えない。そこを整理できると長期構想としてわかりやすくなる。
  • 千葉港で扱うコンテナ目標の40万TEU(注1)がわからない。どういうターゲットを千葉に誘致し、それが荷主にとってどういったメリットがあるというものが示されると40万TEUの妥当性がみえてきて、そのヤードとして土地が必要という理屈につながる。
  • 千葉港は海と近いのが特色。

(委員)

  • 港湾景観を考えた上でレイアウトを考えて欲しい。

(注1)TEU:20ft.(コンテナの長さ)換算コンテナ取扱個数の単位

配布資料

 

お問い合わせ

所属課室:県土整備部港湾課企画班

電話番号:043-223-3843

ファックス番号:043-227-0928

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