ここから本文です。
ホーム > 県政情報・統計 > 広報 > ちば県民だより > ちば県民だより 令和5年(2023年) > ちば県民だより(令和5年9月号) > ちば県民だより(令和5年9月号)1面
更新日:令和6(2024)年9月5日
ページ番号:605862
通算第546号
毎月5日発行(1月のみ1日発行)
千葉市で開かれた国内最大の音楽フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL(ロック イン ジャパン フェスティバル) 2023」。
フェスのオープニングアクト出演権を懸けたオーディションに、今年は千葉県誕生150周年を記念し、高校生枠を設けました。見事勝ち抜いた東海大学付属浦安高校のグループ「こびとのきもち」が、メインステージでパフォーマンスを堂々と披露し、会場を盛り上げました。
県ホームページでは、出演後のインタビューを掲載しています。
千葉県では困難な状況に置かれている子どもたちのための給付型奨学金を創設しました。
保護者からの虐待などさまざまな事情で児童養護施設などに入所している、もしくは里親に委託されている子どもは基本的に18歳になると、就職や進学により自立することが求められています。
しかし、県内の児童養護施設で育った子どもたちの大学や専門学校などへの進学率(令和3年度)は39.5パーセントで、全ての高校などの卒業者の進学率の83.9パーセントと比較すると、半分以下となっている状況です。
児童養護施設などを退所する子どもたちの中には学費負担など経済的な事情で進学を諦めざるを得ない状況も見られ、また、奨学金を受けても、返すことができるのかなど、生活費や学費のことで将来に対して大きな不安を抱えているという声もあります。
こうした子どもたちの学ぶ機会を確保するためには社会全体で支援していく必要があります。
そこで、社会福祉法人千葉県社会福祉協議会と連携、協力して、児童養護施設などを退所する子どもたちを対象にした給付型の奨学金制度を創設することとしました。
既に県内企業や県民の方から寄付が寄せられており、令和6年度に大学や専門学校に進学する子どもたちから給付していく予定です。
どんな家庭に生まれた子どもたちであっても、学ぶ機会を得て、将来の夢がかなえられるよう、社会全体へ支援を呼び掛けていきたいと思います。皆さんのご協力をどうぞよろしくお願いします。
千葉県知事 熊谷俊人(くまがいとしひと)
千葉県庁 代表電話 043-223-2110 編集・発行/千葉県総合企画部報道広報課
|
県人口6,274,942人(対前月比520人減)
男 3,107,831人/女 3,167,111人 世帯数 2,865,729世帯(対前月比1,678世帯増) [令和5年8月1日現在] |
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください