ここから本文です。
更新日:令和8(2026)年9月9日
ページ番号:875042
| 日時 | 令和8年9月3日(木曜日)11時15分から11時57分 |
|---|---|
| 場所 | 本庁舎5階大会議室 |
| 動画 |
(知事)
まずはじめに、松戸児童相談所の新設について、お話しいたします。
県では、子どもの最善の利益を考えた保護や養育を充実させるため、児童虐待防止対策を実施し、あらゆる側面から児童相談所の機能強化に向けた取組を進めてまいりました。
その中の、大きな取り組みの一つが形となり、4月の印旛児童相談所に続き、9月14日に松戸市、鎌ケ谷市を管轄する松戸児童相談所が開所する運びとなり、先月8月24日、関係者の皆様とともに開所式を行いました。
今年度は、中核市においても、7月に船橋市児童相談所が開所し、来年2月には柏市が児童相談所の開所を予定しております。これにより、県内の児童相談所は8箇所から12箇所体制となり、子どもや家庭を支える支援体制が一層強化されます。
児童相談所は、虐待された児童を保護するところと思われがちですが、不安や悩みを抱える子どもや家庭に寄り添って支援を行う専門機関です。
今回、児童相談所の管轄を見直すことで、さらに身近な存在となり、子どもや家庭に関する様々な相談に、より迅速に対応することができ、安心して相談できる専門機関としての役割をしっかりと果たしてまいります。
今後も、市町村をはじめとする関係機関と連携を深め、未来を担うこどもたちが、社会の一員として尊重され、虐待などのつらく悲しい思いをすることなく、幸せを実感しながら成長できる社会の実現に、全力で取り組んでまいります。
(知事)
次に、「妊活健診支援事業」についてお話しいたします。
不妊症の方が自然妊娠を試みてから、診断・治療を経て妊娠に至るまでの期間は、平均で約6年に及ぶという実態があります。また、不妊症の約半数は、男性側に原因があるとされています。
このため、妊娠・出産に至るには、できるだけ早期に、夫婦二人で検査を受け、不妊症の治療につなげることが重要となります。
このような状況を踏まえ、県では、子どもを望む方はもちろん、まだ、妊娠や出産を考えていない方にも、男女を問わず、早い段階から妊娠や不妊に関する正しい知識に触れていただきたいと考えています。
そこで、県では、ポータルサイト「ちば妊活コンパス」を本日、開設いたします。
このサイトは、妊娠や不妊について「知る」、検査や治療・助成制度について「探す」、不安や悩みを「相談する」ための入口となるものです。
「妊娠の仕組みや不妊」、「男性不妊の現状」などに関する啓発動画や、不妊・不育に関する「相談窓口」、不妊治療を行う「医療機関」などの情報を、分かりやすく掲載していきます。
また、より多くの方に妊娠や不妊について早い時期から関心を持っていただけるよう「住宅情報サイト」や「月経管理アプリ」とも連携して情報発信していく予定です。
「ちば妊活コンパス」で、妊娠や出産について正しい知識を得ていただき、不妊検査の早期受診につながることを期待しています。
また、「ちば妊活コンパス」の啓発動画を観た方を対象に、市町村と連携して「早期不妊検査費助成事業」を実施いたします。夫婦がともに受けた不妊検査に対し、3万円を上限に助成するもので、19の市町村が10月1日からの開始を予定しており、今後、増える見込みです。
詳細については、「ちば妊活コンパス」を御確認ください。
県では、子どもを望む方が、一人でも多く、その希望を実現できるよう、市町村や関係機関と連携して、支援に取り組んでまいります。
これから妊活を始めようとしている方や、不妊で悩んでいる方はもとより、将来、妊娠や出産を考えていく若い世代にも、本日公開する「ちば妊活コンパス」にアクセスしていただき、正しい知識を得て、妊娠や不妊について考えるきっかけとしていただければと思います。
(知事)
次に、「千葉港ポートセミナー」の開催について、お話しいたします。
千葉港は、京葉臨海工業地帯などの生産拠点と、首都圏のマーケットの双方に近接し、全国有数の貨物取扱量を誇る国際海上物流の拠点として重要な役割を担っています。
現在、千葉港周辺には、外環道、東関道、京葉道路が整備されており、都心部を経由することなく関東各地へアクセスできる環境が整っています。
また、今年度には、県内区間が全線開通する圏央道や、計画の具体化が進められている新湾岸道路など、県内の道路ネットワークのさらなる充実、強化が進められており、千葉港の陸上アクセスは飛躍的に向上するものと期待されています。
さらに、成田空港の「第2の開港プロジェクト」の進展に伴い、空港周辺では物流・産業拠点の形成が進められるなど、千葉港を取り巻く環境は大きく変化しています。こうした中、海上輸送拠点としての千葉港のポテンシャルは、ますます高まってきていると言えます。
このような千葉港の魅力を、広くお伝えするため、10月13日に「TKP新橋カンファレンスセンター」において、「千葉港ポートセミナー」を開催いたします。
本セミナーでは、実際に千葉港を利用されている荷主企業から活用事例を御紹介いただくほか、千葉港の利用に関する相談や、商談を目的とした交流会も併せて開催いたします。
今回で10回目を迎える本セミナーは、昨年度、約220名の方に御参加いただくなど、これまで多くの荷主企業や物流事業者の皆様に御参加いただいているところです。セミナー参加を契機に、千葉港の利用を検討される企業もおり、千葉港の利用促進につながっています。
当日は、私も交流会に参加し、参加企業の皆様に直接、千葉港の魅力や将来性についてお伝えする予定です。
千葉港は、日本を代表する国際貿易港の一つとして、本県のみならず、我が国の経済発展にも大きく貢献しています。
このセミナーを通じて、より多くの皆様に千葉港の優位性や利便性を御理解いただき、さらなる利用促進につなげていきたいと思っています。
多くの皆様の御参加を心よりお待ちしています。
(知事)
次に、「落花生まつりin八街」について、お話しいたします。
今年、令和8年は千葉県で落花生の栽培が始まって150周年という記念の年であり、これを機に、1月から様々な世代に落花生の魅力を伝える取組を行っているところです。
落花生は、煎り落花生として一年中販売されているイメージもあると思いますが、落花生が収穫できるのは、まさに今の時期であり、10月頃にかけて新豆収穫が県内各地で行われます。
この新豆シーズンに合わせ、「落花生まつりin八街」を、9月13日、日曜日に、八街中学校を会場として県と八街市の共催で開催いたします。
今が旬である「おおまさり」のゆで落花生の試食提供を行うほか、御自宅でゆでて食べられる「生落花生」や、落花生を使った商品の販売、キッチンカーの出店などが行われます。
ステージイベントでは、八街PR大使を務める「落花生娘」のライブやチーバくんのダンスショーのほか、落花生ゲームやクイズなど参加型のコーナーもあります。
当日は、私も参加いたしますので、皆さんもぜひお越しいただき、落花生づくしの一日を御堪能ください。
さらに、今後は、落花生導入150周年を契機と捉え、より多くの消費者の目に留まるような、新たなデザインのパッケージを用いたレトルトゆで落花生の販売を予定しているほか、パートナー企業や団体が実施する落花生の掘り取り体験も県内各地で実施する予定です。
10月には煎り落花生の新豆も全国に出回ります。
千葉県で落花生の栽培が始まって150周年という、この絶好の機会に、全国の皆様に千葉のおいしい落花生を味わっていただくとともに、「千葉県といえば落花生」と言われるくらい、本県を代表する特産品である落花生の魅力をさらに知っていただきたいと思います。
(知事)
次に、「ちばの醤油グルメフェア2026」の開催と新たなご当地醤油グルメについてお話しいたします。
県では、生産量全国一位を誇る「千葉の醤油」と県産農林水産物を使用した料理を「ちばの醤油グルメ」として、おいしさの発信に取り組んでいます。
この取組の一つとして、来月10月1日の「醤油の日」から11月15日まで「ちばの醤油グルメフェア2026」を開催いたします。
本フェアでは、県内の飲食店や宿泊施設、道の駅などで、醤油を隠し味に加えたご当地グルメ「黒アヒージョ」や醤油の風味を存分に味わえる「ラーメン」といった、様々なメニューを楽しむことができます。
期間中、フェア参加店舗で対象の「醤油グルメ」を注文または購入して集めたスタンプの数に応じて、宿泊券をはじめ、醤油の名産地である銚子市や野田市を巡る日帰りのバスツアー、県産の野菜の詰め合わせなどが当たる抽選に御応募いただけます。
さらに、このたび、銚子市・野田市との連携により、新たなご当地醤油グルメ「銚子黒アヒージョ焼きそば」と「野田しょうゆ呉汁めん」が誕生いたしました。
「銚子黒アヒージョ焼きそば」は、銚子市産の醤油と銚子市の特産品であるキャベツを使い、黒アヒージョ風味に味付けをした焼きそばです。
「野田しょうゆ呉汁めん」は、野田市で古くから愛されている郷土料理「呉汁」を、味噌ではなく野田市産の醤油で味付けした麺料理です。
これらの醤油グルメは、両市内の各飲食店において提供されるほか、東京都内で実施するPRイベントで、試食も予定しております。
また、9月26日にイオンモール成田において開催する「発酵県ちばグルメフェス2026」でも出店を予定しています。
この機会に、各種イベントをはじめ、県内飲食店や御家庭などで、多くの皆様に「ちばの醤油グルメ」を味わっていただき、「ちばの醤油」と県産食材のおいしさをお楽しみいただければと思います。
(知事)
最後に、株式会社ファミリーマートとの連携による障害のある方が制作したアート作品の商品化及び展示についてお話しいたします。
県では、障害のある方の自立と社会参加の促進を図るため、文化芸術を実践し、発表することができる環境づくりに取り組んでいます。
このたび、障害のある方が制作したアート作品に身近に触れていただくとともに、作者の収入につながる新たな試みとして、アート作品をデザイン化した商品を、全国のファミリーマート店舗で販売することとなりましたのでお知らせいたします。
販売する商品は、本年1月から2月に県立美術館で開催した、「あらゆるひとの表現うみのもりの玉手箱」での受賞作品をデザイン化したもので、「額縁フレームステッカー」、「POSAカード用封筒」、「ブックカバー」の3種類となります。
店舗内のマルチコピー機による印刷サービス「ファミマプリント」で、本日から販売を開始します。
自治体とファミリーマートが連携して、障害のある方が制作したアート作品を実用品として販売する取組は初めてとなります。
売上の一部は作者の収入となりますので、多くの皆様に御購入いただきたいと思います。
また、展覧会「うみのもりの玉手箱」での受賞作品のレプリカを、県内の店舗で展示する「ファミマギャラリー」を令和6年度より開催しているところです。
今年度も、9月10日から、ファミリーマート幕張国際ビル店で開始し、その後、県内の4店舗において展示いたします。
今回の取組を通じて、障害のある方によるアート作品をより多くの方に身近に感じていただくとともに、その魅力が広く社会に伝わり、障害のある方の今後の活動の励みになることを期待しています。
私からは以上です。
(記者)
よろしくお願いします。
発表外の質問で恐縮なのですけれども、千葉豪雨の関係で、自民党が提言をまとめて、昨日首相に手渡しました。内容としてはアンダーパス、それから内水氾濫など都市型水害の対策を盛り込んだ内容です。先日の県の要望と重なる部分もあろうかと思いますけれども、この自民党の提言に対する評価を聞かせてください。
(知事)
もう本当千葉豪雨に関しては発災以降、小林鷹之政調会長含めて県内の自民党の国会議員や多くの方々に心を寄せていただき、何か国に要望するものはありますかという形で親身に相談に乗っていただきました。今回、昨日、この自民党において政府に対して提言を提出いただいたということで、大変心強く感じております。
提言の内容、都市部での大規模な地下貯留施設の設置であったり、アンダーパスにおける水没事故の防止対策など、私どもが先日行った緊急要望や、また先日、自民党の災害対策特別委員会で私から御説明した内容を踏まえたものとなっており、さらに提言を受け、高市首相からも内水氾濫対策をやっていくとのコメントがあったとのことでありまして、その点についても大変ありがたく思っております。
引き続き、各政党また省庁の後押しをいただきながら、迅速な復旧と被災者の支援に全力で取り組むとともに、今回の水害の総括と、今後の都市型水害対策に向けたビジョンづくりを進めていまいります。
(記者)
ありがとうございます。以上です。
(記者)
私からも千葉豪雨の関係で3点聞かせてください。旧外房有料道路、生実本納線ですかね、本日15時で全面通行止めになっていたところが解除になるということでした。全面通行止めの道路は全てなくなるという認識ですけれども、改めて受け止めをお願いします。
(知事)
もう本当に特にこの千葉から外房へのアクセスについては、この間多くの方々が不便を感じていらっしゃったかと思っておりますので、今回15時から片側双方通行による一般車両の通行がこの旧千葉外房有料道路の誉田インターから大木戸インターでできるということを大変嬉しく思っております。
改めての国交省の皆様方の御尽力にも感謝を申し上げたいと思っております。まだ大網街道のところの大網白里の近くの部分も含めてまだ若干残っているところがありますので、国や千葉市と引き続き連携をしながら、できる限り全てのところの片側双方通行ではなく、全ての本復旧も含めて進めていきたいなと考えています。いずれにしても大きな一歩だと思います。
(記者)
ありがとうございます。被災車両の撤去については前回のプロジェクトチームで県内幹線道路に残る車両は2台となっていたと認識しているのですけれども、撤去状況の進捗を教えてください。
(知事)
これも全て千葉県の部分については撤去が完了しております。
(記者)
幹線道路上の2台の撤去が完了したということでよろしいですか。
(知事)
はい。
(記者)
改めて受け止めをお願いしてもよろしいですか。
(知事)
道路上の被災車両という、非常に今回の千葉豪雨の一つの特徴でありました。これについては発災直後から県もそれから千葉市も含めて、もちろん国の助力も含めて迅速に対応できましたけれども、途中からプロジェクトチームをつくって、しっかりと共有をしながら進めていったことが大変大きな今回の問題の解決に繋がったのではないかなと思っています。
今回得た取組をしっかり総括をした上で、今後同様のことが起きないようにするわけですけれども、仮に起きた場合でも役割分担をしっかりしながら迅速に行えるように、我々としては、マニュアル化というのですかね、しっかり引継ぎというか、そういったものを整理していきたいなと思っています。
(記者)
ありがとうございます。最後に一つ。アンダーパスについてなのですけれども、亡くなった方が出た千葉市の国道16号アンダーパス、国交省のほうでレベル4の大雨警報が出た場合などに予防的に通行規制することが始めました。
県が管理する道路で、同様の制度というか運用を導入する予定があるのかどうかをお考えをお聞かせください。
(知事)
今回、短時間で水位が急激に上昇してアンダーパスの道路冠水が発生したことを踏まえて、今後この通行止め措置の運用、また課題を検証して、より迅速かつ適切に通行止めを実施できるように今後検討していきたいと思っています。
(記者)
まだ検討段階ということですね。
(知事)
そうですね。しっかり総括して考えていきたいと思います。
(記者)
分かりました。ありがとうございます。
(記者)
私からも千葉豪雨の関係で2点。1点目は我孫子市の星野市長が千葉豪雨を振り返って、県から市に派遣されているリエゾンについて、到着が遅れたことや、二次災害のある可能性に触れて、ゲリラ豪雨のような災害時には本当に派遣が必要なのか再検討すべきではという指摘をされました。改めて災害時のリエゾンの役割と効果と併せて、今回のような豪雨災害が起きたときの運用について対応をどうしていくか、お考えをお聞かせください。
(知事)
今回のような災害のことも想定して、私ども県ではマニュアル等において経路上の安全に十分に注意をしながら、担当市町村へ赴任する。あるいは安全を確保できない場合には決して無理をせず、これは二次被害の防止ですよね、リエゾンはその旨を地域振興事務所へ連絡をし、指示を受けるなど対応方法を定めています。
今回これらのことを踏まえながらしっかりと対応していたと認識をしておりますので、状況に応じてリエゾン職員の派遣の運用というのはそれぞれに適切に行われていると思っています。
リエゾン職員の役割でありますけれども、これに関してはそれぞれの市町村が一番何が課題だと思っているかですとか、もしくは、その状況を踏まえて県としてプッシュ支援できることはないか、などを迅速に意思疎通するための一つの重要な役割を果たしておりますし、今回の豪雨災害においてもそれぞれの市町村に派遣をしたリエゾン職員は適切にその役割を果たしてくれたと受け止めております。
(記者)
ありがとうございます。2点目、千葉豪雨をめぐっては、県は義援金を募っているかと思うのですけれども、現状どれぐらい集まっているのか。またふるさと納税とかそういった形で様々支援があると思うのですけども、県産農産品を食べたりですとか、被災した場所に訪れてみたりですとか、様々な応援の形があるかと思います。
知事として県民あるいは県外の方々にどのような応援を呼びかけていきたいでしょうか。
(知事)
今、義援金に関しては9月1日時点の集計で3億4,000万円となっております。大変、県内外から多くの方々にこうした形で被災者にお心を寄せていただいていることに心から感謝を申し上げたいと思っております。被災者の方に届くよう準備を進めていきたいと思います。
また、お話いただいたとおり、千葉を応援していただくために被災地含めて、千葉県に観光いただくこと、また今回農業等でも大きな被害が発生しておりますので、千葉県産の農水産物を御購入いただくなど、様々な形で応援をいただければ大変ありがたく思います。
(記者)
ありがとうございます。
(記者)
お願いします。千葉豪雨の関係で今日で3週間ということで、放置車両は結構片付いてきたと思うのですけども、この3週間経ってまだ課題として残っているところ、これから解決していかないといけないポイントというのはどの辺でしょうか。
(知事)
まず3週間経ちまして、多くの方々の御尽力で様々な復旧が進んできて、徐々に日常を取り戻しつつあるわけですけれども、マンションの方もそうですし、それから当然住家被害を受けた方々はこれから御自宅の再建を含めて、まだまだ元の生活に戻れずにいる方々もいらっしゃるというのが現状だというふうに受け止めています。
被災地では住家被害認定調査、罹災証明書の発行、災害廃棄物の処理、インフラ復旧が全力で進められておりますので、県も職員派遣などの支援を行い、またボランティアの方々も被災者支援に当たるなど、様々な関係者が連携して取り組んでいるところです。
引き続き、被災された方々が1日も早く日常生活を取り戻せるように、国、市町村、また関係機関の皆様と連携をして、被災者支援、復旧に全力で取り組む。それから今回の総括を含め、今後の災害に向けた対策も同時に進めていきたいと考えています。
(記者)
今、マンションの話もありましたけれども、都市型水害と言われておりますけども、知事が考える都市型水害、今回の千葉豪雨を検証してみてどの辺りがポイント、特徴だと思われますか。
(知事)
今回の件に関して言えば、まず事前の予報がほぼなかった中で、急激にかつ集中的な豪雨が起きたということで、これは行政もそうですし、交通機関含めて関係機関が事前防災ができない状態でこのレベル5を迎えるという状況になったということですね。こういう事前防災がない中で起きることに対してどのように対応していくのかという部分に関して、また新たな課題を、教訓を受け止めなければいけないと思っています。
それから大臣のお話もありましたとおり、外水に対して今回は内水氾濫というものが非常に大きなポイントになりましたので、都市におけるいわゆる密集市街地におけるこの雨水対策というのをどのようにしていくのかということについて、これもハードの部分とハードの部分の限界を踏まえたソフト的な対応を含めてこれはしっかりと我々としてはやっていかなければならないと思っています。
非常にこの新たな段階の都市型水害に、ある種いち早く直面した千葉県としては全国でも先駆的なそうした対策を県民の皆様とともに積み重ねていきたいと思っています。
(記者)
ありがとうございます。
(記者)
よろしくお願いします。
先ほど義援金の質問の中で知事に触れていただいたのですけれども、今回発表事項でもこういった落花生まつりとか醤油グルメもありますけれども、秋の行楽シーズンを迎えて今回水害がどんな影響があるのかないのかも含めて、県内外で千葉県観光を考えている方への呼びかけみたいなことがあったら教えてください。
(知事)
今回そういった県内の様々な場所に被害は出ましたけれども、それぞれの県内の観光宿泊施設においてはおおむね通常営業になっておりますし、秋の観光に向けて皆様をお迎えできるように準備を進めてまいりました。そして、今回外房へのアクセスも含めて、そうした観光地へのアクセスについても多くの方々の御尽力で基本的には通れるような形になっておりますので、ぜひ県内外多くの方々に千葉のそれぞれの地域に足を運んでいただきたいと思います。
秋の千葉というのは、これはもう以前から多くの方々がお越しになる千葉県にとっても一番魅力的な季節の一つでありますので、景色も、それからグルメも含めて大いに楽しんでいただきたいと思います。そのためのフリーパスも含めて、様々な観光促進策を取っておりますので、それらを使ってお得に千葉県を巡っていただければ被災地もしくは被災者支援にも繋がっていまいりますので、ぜひともそうした形でお心を配って寄せていただければ大変ありがたいなと思います。
(記者)
よろしくお願いいたします。
私からも千葉豪雨の一時滞在施設について何点か質問させてください。一時滞在施設には4,000人近くが滞留することになったとお聞きしています。なかなか水害への対策というところで、ブルーシートですとか、タオル、携帯充電器とかが不足する事態にもなってしまったというお話も聞いていて、今回のようなリードタイムの短い水害について国のガイドラインに基づいた対応で困難を感じた点がありましたら教えてください。
(知事)
今回の豪雨では、県庁の一時滞在施設において受け入れ想定人数を大きく上回る帰宅困難者を受け入れましたけれども、タオルなどの必要物資は確保できておりまして、必要となる方に配布をできておりました。置いておりましたし、必要だと言っていただければお渡しできる状況にはございました。携帯電話の充電についても100名分の充電器を準備するなどという対応を行いました。
そういった国のガイドラインに基づく対応そのものに大きな支障があったわけではありませんけれども、しかしながら短時間に私も市長時代千葉駅周辺の帰宅困難者の一時滞在施設、民間も含めて様々な協定締結をしてまいりましたけれども、当日あの状況の中で民間の一時滞在施設というのはなかなか十分に生かされる状況ではありませんでしたので、モノレールで来れる千葉県庁というものに帰宅困難者の方が本当に一斉に集中されましたので、そうした中で少しお待ちいただくことも含めて、様々想定以上に受け入れたことによって、様々な形で教訓があったのではないかなと受け止めています。
(記者)
ありがとうございます。一応国のガイドラインには、パーテーションの設置や女性スペースの設置など、ちょっと人が多くなると難しくなるかもしれない部分もあったかもしれないのですけれども、そのあたりは当日はどのようにされたのでしょうか。
(知事)
とにかく今回短時間で本当に多くの帰宅困難者を受け入れる必要がありましたので、まず安全な場所を確保して速やかに休息をしていただくということが最優先に必要な状況でありました。
そんな中で妊婦の方とか、もしくは乳幼児連れの方であったり、体調不良の方、高齢の方など、配慮を要する方々については個室などを活用して休息いただける環境をできる限り確保いたしました。職員は本当に想定していない状況の中でよく頑張ってくれたなと思っています。
今回の対応を通じて限られた時間の中でもプライバシーに配慮した環境をより迅速に確保できるよう、資機材の活用方法であったり、施設運営の手順をあらかじめ整理していくことが重要と考えておりまして、県として今回の経験を踏まえて、一時滞在施設の運営体制の更なる充実に努めていきたいなと思います。
(記者)
更なる充実という観点で、今の御回答と少し重複するかもしれないのですけれども、今回の教訓や改善策を改めてお願いいたします。
(知事)
とにかく今回に関しては本当にお盆の期間に想定が641人に対して1,454人本庁舎ということで、そういう中でお盆ですから職員数も非常に少ない、もしくは駆けつけられない状況下の中で、この帰宅困難者、多くの方が来られた中で全力で対応してくれたことに関しては繰り返しになりますが職員はよくやってくれたと思っています。
その上で、今回の状況を踏まえてさらにどのように準備ができるかということに関しては、不断の見直しをしていきたいということです。これは千葉市等も含めて、各市ともこの状況を共有しながらしっかりさらに前進拡充していく必要があるかなと思います。
(記者)
ありがとうございました。
(記者)
千葉豪雨もそうなのですけれども、県内の河川等かなりの被害を受けて、これからまた今週末にも雨が降ると、台風シーズンの本格化を迎えるということで、県民の方は不安もあろうかと思います。復旧状況、ある程度応急復旧は進んでいるのかなとは思いますが、その後対策等、今後の防災について教えていただけますでしょうか。
(知事)
ありがとうございます。当然道路もそうですし、河川もそうですし、砂防も含めて様々なところ、農業の部分もそうですけれども、様々なところで被害があって、これから全力で復旧を進めていく形となります。
そういった意味では県民の皆様方には、これから台風シーズン、秋雨前線がありますので、気象情報にも十分留意をしていただき、かつマイ・タイムラインもそうですけれども、どういう災害があったときにどのように行動していくかということをあらかじめ整理をしていただいて、命の安全を最優先に適切に行動していただきたいなと思います。そのために情報をしっかり入手する手段を用意していただくことも含めて、備えをしていただきたいなと思っています。
(記者)
例えば気象に関しての予報についてなのですけれども、1日の日に気象庁のほうでも検討会が開かれたと。この中で、線状降水帯、千葉は異常気象だというお話があったということでして、線状降水帯の予測ができなかった。さらに線状降水帯も今後予算を充ててやっていくとは思いますが、予測もなかなか難しいということも説明されていると思います。この点について知事が期待することは何かありますか。
(知事)
先日、国に緊急要望した中に、予報精度の向上、これを要望させていただいたところであります。気象庁におかれてはさらにこの予報精度を高めていただきたいと思っております。
一方で先ほどお話もあったとおり、予報できないことも十分にあり得ますので、少し前にお答えしましたけれども、事前防災ができなかった状態でそうした大きな災害を迎えた場合にどのように行動していくべきなのかというのは今回の災害を教訓に、さらに検証して充実させていく必要があるのではないかなと思います。これはもう千葉に限らずだとは思いますけれども。
(記者)
今回、お盆の災害であったこと、事前の予報がつかなかったこと、そして先ほど職員の参集もなかなかままならなかったということがおっしゃられましたけど、初日の対応として災害対策本部も文書での開催であったり、それも影響したと考えていいのですか。
(知事)
それはもうとにかく迅速にやるという必要があるので文書でやったというだけですけれども、基本的には今回のケースに関しては、この間様々な災害を経験しているというところもありますけれども、千葉県庁としては初動対応も含めて、この制約された条件下の中でも適切に対応できたというふうに総括できると思います。もちろん、そうであったとしてもさらに今回を教訓にして、さらに充実できるところはないかと考えていくとそういう考え方です。
(記者)
ありがとうございました。
(記者)
道路上から、千葉県と千葉市が仮置き場に移動した被災車両に関して全て引き取られたのかというところをまず確認させてください。
(知事)
9月2日時点で千葉県としては連絡をいただきたい仮保管車両とする3台。
(記者)
連絡をいただきたい。
(知事)
いただきたいというところだよね。何か補足がもしあれば、お願いします。
(職員)
道路環境課です。今知事から説明がありました、まだ仮置きをしている状態の中でまだ連絡がつかないという台数は県のほうでは3台というお話をさせていただきました。
実際、今、現在、県が管理保管している台数というのは、残り15台となっております。以上です。
(記者)
15台中3台が連絡つかない。
(職員)
そのとおりです。
(記者)
その3台に関して、前回の会見だと、連絡がつかない場合、警察との協力も検討したいみたいなことを言っていましたけれども、何か具体的な対策というのはありますか。
(職員)
道路環境課です。こちらにつきましてはプロジェクトチーム第3回で開催させていただいたところなのですが、その中でどうしても連絡が取れない場合というのは、警察とも連携をとって進めていくということで、協力願いを今している状況でございます。
(記者)
協力願いをして、それで警察がどうなるかというのは。
(知事)
今、県警のほうで検討してもらっています。今回の件というのは、元々どこが本質的にやるべきなのだろうというのはいろいろ議論があると思っているので、しっかりと今回の件は、今回の件でも県警にも協力をしてもらいたいと思っていますし、当初の部分からも、より国、それから県、市町村、それから警察、いろんなところで連携がさらにできるのではないかなと思っています。
(記者)
知事に聞きたいのが、連絡がつかないのが3台、千葉県の場合あるということで、まだまだ連絡がつかず、一方で引き取りもなかったというときはどのような対応をとられるのか教えてください。
(知事)
これは仮定の話なので、しっかり連絡を取って適切に対応していただけるように我々としては頑張りたいと思います。
(記者)
ありがとうございます。
(記者)
妊活コンパスの関連で伺いたいと思います。啓発動画の関連で、男性不妊の理解というところがあったかと思いますが、以前、千葉県は不妊・不育オンライン相談のときはパートナーの相談が多かったみたいな話を聞いたことがあって、なぜ今回、まだ内容は医師と調整というところだと思うのですけれども、なぜその男性の不妊というのを啓発していく必要があるというふうに感じたのか、その狙いを教えてください。
(知事)
とにかく不妊の原因の半分は男性であります。当然ながら女性の方々は当事者意識が非常に高いのですけれども、男性はまだまだ正直以前に比べれば少しずつ認知度は高まっていると思いますが、女性の方に比べるとまだまだ追いついていないというところだと思っていますので、こうした妊活健診支援、費用も含めて、助成をすることで、まずは行っていただくと、調べていただくというところで、不妊や妊娠について女性も男性も両方ともしっかり考えていただく、そういう環境を県としてつくっていきたいなと考えています。
(記者)
ありがとうございます。関連で、当事者意識は女性はあるけど男性は少ないという。何がその背景にあるとお考えですか。
(知事)
なかなか難しい御質問ですね。女性はまず一つは御自身の体のことでありますので、そういった意味では当事者意識を持ちやすいのだと思っております。しかしながら先ほど来申し上げているとおり、男性も2分の1、やはり原因があるケースがありますし、そもそも妊娠や出産、子育てというのは本来、多くのケースは女性パートナーと男性パートナーが双方に同じ課題意識を共有しながら話し合いながら進めていくべきものだと思っておりますので、こうした事業も含めて、できる限り男性側の妊娠やもしくは不妊やこうしたものに関する知識、それから主体性、こういったものを醸成していければなと考えています。
(記者)
ありがとうございます。
(記者)
よろしくお願いします。
今回の豪雨でこういうマニュアルの課題をすごく掘り下げる部分が多いと思うのですけれども、知事、最初、発災後の数日後で、Xとかで一宮川流域のプロジェクトの肯定的な発言をされたかと思うのですね。ほかに、一方で、今回の県の対応であったりとか、これまで進めてきたことの中で褒められるべきものとか、千葉豪雨に伴って出てきた課題の一方で、これはうまく働いていた、有効的な結果を示していたみたいなことがもしほかにあればちょっと伺いたいですけれども。
(知事)
ありがとうございます。
まず初動のほうから振り返っていきますと、まず事前のハード整備という部分に関しては、河川整備、おっしゃっていただいたとおり一宮川の流域治水対策のような、外水内水一体となった対策が功を奏しているケースもありました。
それから県民に対する情報発信という観点で言えば、SNSも含めて、迅速な情報発信というのをプッシュも含めてできる状況ができあがっておりました。それからいわゆる危機管理型の水位計であったり河川の監視カメラといった、そうしたそれぞれの地域の方々が御自身で危険度を判断できるような必要な情報というのも以前に比べれば拡充してきたというのが実態だと思います。これが事前の部分だと思っています。
発災当日からに関しては先ほど申し上げたとおり、帰宅困難者の一時滞在施設は千葉県庁が一番最初にオープンいたしましたので、その後の想定外の人数も含めて、職員はよくやってくれたと思っています。それから、初動の災害対策本部会議の設置であったり、市町村との連絡体制についても、これも適切に機能していたと思っておりますので、それらについては過去の災害を教訓に積み重ねてきたそれぞれの政策が生かされてきたのかなと思っています。
あとは、職員の派遣ですね。これは私が就任して以来ずっとこれは大事にしてきましたけれども、とにかく、市町村の人的な部分についての支援をいち早く、あらかじめ派遣する準備をして、市町村の皆さん方に打診をして、すぐにもう発災後、週明けにはもう送れるようになっておりましたから、その部分のところですよね。あとは県と市町村の職員両方を派遣することで、この経験値を高めるというところも機能しておりますので、それらについては比較的過去を教訓に有効に動けたのではないかなと思います。
私も阪神淡路大震災の被災者でございますので、あのときに比べれば、本当にもう国も自治体も制度も体制も運用も、民間ボランティアもそうですが、本当に充実していると。これはもう間違いないと思います。
松戸児童相談所の開所について
健康福祉部児童家庭課【電話】043-223-4730
妊活健診支援事業について
健康福祉部子育て支援課【電話】043-223-2332
「千葉港ポートセミナー」の開催について
県土整備部港湾課【電話】043-223-3835
落花生まつりin八街の開催と新豆シーズンの到来について
農林水産部生産振興課【電話】043-223-2830
「ちばの醤油グルメフェア2026」の開催について~醤油の名産地、銚子&野田で新たなご当地グルメも誕生!~
農林水産部販売輸出戦略課【電話】043-223-2889
(株)ファミリーマートと連携による障害のある方が制作したアート作品の商品化及び展示について
環境生活部スポーツ・文化局文化振興課【電話】043-223-2048
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください