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更新日:令和4(2022)年7月26日

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知事定例記者会見(令和4年7月21日)概要

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日時

令和4年7月21日(木曜日)10時30分~10時57分

場所

本庁舎5階大会議室

動画

令和4年7月21日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. 新型コロナウイルス感染症への対応について
  2. ちばアクアラインマラソン2022について

新型コロナウイルス感染症への対応について

(知事)

皆様、こんにちは。

はじめに、新型コロナウイルス感染症対策について、お話をいたします。

本県の新規感染者数は、昨日は5,210人、直近7日間平均で4,525人、この1週間平均を前の週と比較すると、1.79倍です。依然として高い水準で感染拡大が継続しており、感染者が県内全域において発生している状況です。入院患者数は734人となり、昨日時点で確保病床の41.9%と増加を続けています。一方で、重症者用病床使用率は7.1%となっています。

こうした感染状況を踏まえ、19日に病床確保のフェーズを「フェーズ2B」に引き上げました。医療機関に対しては、8月2日までに体制を整えるよう依頼しました。その結果、確保病床数は1,538床から212床増床し、1,750床となる予定です。

次に、「千葉県新型コロナウイルス感染症検査キット配付・陽性者登録センター」を、本日正午から再開することとしましたので、お知らせをいたします。

センターでは、重症化リスクの低い有症状者等を対象に、希望に応じて検査キットを無償で配付するとともに、本人からの登録情報を基に医師がオンラインで診察し、発生届の作成・提出を行います。

このことにより、発熱外来の予約が取りにくい状況にあっても、重症化リスクの低い方については、医療機関を受診することなく迅速に必要な支援等へつなげることが可能となるほか、医療機関は、重症化リスクの高い方を中心に診療することが可能となり、患者の症状や重症化リスク等に応じた適切な医療提供体制の確保が期待されます。

次に、濃厚接触者の特定についてお話をいたします。

オミクロン株は、感染性・伝播性が高く、潜伏期間と発症間隔が短いため感染が急拡大することから、濃厚接触者の特定と待機の有効性が低下しています。一方で、重症化リスクは低いとされています。これらオミクロン株の特性等を踏まえ、保健所における濃厚接触者の特定について見直しを図ることといたしました。

具体的には、既に事業所等では濃厚接触者の特定は行っておりませんが、今後、保育所等においても同様の扱いとし、濃厚接触者の特定を行わないことといたします。

これにより、保育所等において、感染者と接触があったことのみを理由として、園児の通園等を含む外出を制限する必要はなくなり、保護者の就労を妨げず、社会経済活動への影響を小さくすることができます。

ただし、高齢者施設等のハイリスク施設や医療機関については、これまでどおり、保健所による特定を行っていきます。

なお、施設従事者等に対する定期的な検査について、高齢者施設等に加えて、新たに保育所等に対しても実施できるよう準備を進めています。

県は、19日に対策本部会議を開催し、今後の対応方針をまとめ、発表いたしました。

県民・事業者の皆様への要請内容等は、これまでの内容に変更はありませんが、県民の皆様に対して、基本的な感染対策を徹底し、感染リスクの高い場面を避けるなどにより、これまでどおりの日常生活を送っていただくこと、特に、夏場においては、状況に応じたマスクの着脱や、屋内での効果的な換気等にも留意をしていただくこと、また、飲食店を利用される場合は、県の認証店・確認店を利用していただくとともに、会話の時はマスクを着用することなどを改めてお願いいたします。

事業者の皆様に対しては、業種別ガイドラインの遵守による感染防止対策を徹底することなどを、改めてお願いをいたします。

県では、社会経済活動をできる限り維持しながら、効果が高いと見込まれる感染防止対策に機動的・重点的に取り組んでまいりますので、御協力をお願いいたします。

ちばアクアラインマラソン2022について

(知事)

次に、「ちばアクアラインマラソン2022」について、お話をいたします。

まずは、イベントについてです。

11月6日の大会まで、いよいよ100日余りとなりました。そこで、大会の開催機運を盛り上げるイベント、「“Let's try!”ちばアクアラインマラソン2022」を、今月31日の日曜日に「イオンモール幕張新都心」にて開催をいたします。

当日は、大会のPR大使である千葉 真子さん、藤森 慎吾さんに登壇していただき、ちばアクアラインマラソンの魅力を語っていただきます。

さらに、来場された方の中から、3名様に無料の出走権が当たる抽選会も行いますので、海の上を走るチャンスを、このイベントでぜひつかんでください。

ほかにも、大会当日に掲示する「応援フラッグ」の作成や、ご当地キャラクター応援団との撮影会も開催されます。たくさんの方のご来場をお待ちしております。

次は、「ファンランイベント」の参加者募集についてです。

今大会では、初の試みとして、11月6日の大会当日に、参加資格を満たさない方にもマラソンを楽しんでいただけるよう、短いコースを走行できる「ファンランイベント」を実施することにいたしました。

コースは、2つあり、1つは、小学生親子で海ほたる内を、もう1つは、生活用車いすを利用されている方に、大会と同じスタート地点からの短い区間を走行していただくというものです。いずれのコースも、10組の参加者を募集いたします。募集期間は、今月の31日から9月5日までです。多くの方の応募をお待ちしております。

詳しい内容は、大会公式ホームページを御覧いただくか、大会事務局までお問い合わせください。

なお、現在、フルマラソンの追加募集を行っております。こちらも、多くの皆様からの応募をお待ちしております。

県では、引き続き、より多くの皆様が様々な形で参加できる大会となるよう工夫してまいります。

開催を待ち望んでいる皆様が安心して参加でき、地域の方々が、温かいおもてなしでお迎えする「ちばアクアラインマラソン2022」、ぜひご期待をいただきたいと思います。

私からは以上です。

質疑応答

(記者)

まず、コロナについてなのですけれども、昨日の新規感染者数が5,210人で、1週間平均だと1.79倍、確保病床の使用率41.9%と、こういった数字を踏まえた上で、改めて感染状況の受け止めについてのお話を。

(知事)

感染状況は、引き続き早いペースで感染が拡大をしていると考えています。この後、この先も、感染状況に予断を許さないと思いますし、過去最多の感染者数を上回ることも十分想定をして、最悪の事態にも対応できるように医療提供体制、もしくは保健所の強化などについて、我々できる限りのことをしっかりと積み重ねていきたいと考えています。

(記者)

今のところ、重症者の数、重症病床の使用率、確保病床の使用率、こういったものの数字というのは、高い、低いという中で言うとどういうふうに。

(知事)

重症者用病床は、数字が示すとおり、決して多いわけではありませんけれども、我々が常に申し上げている中等症の患者の数というのは、着実に増加をしておりますし、当然ながら、入院患者数というのも非常に早いペースで増えております。決して余裕が十分にあると言える状況ではないと思っていますので、県民や事業者の皆様方には、基本的な感染防止対策、行動を徹底していただきたいと思います。

(記者)

次に、濃厚接触者の件ですけれども、保育所、幼稚園、認定こども園などで、業務従事者についての待機期間などの制限をなくすという形になる。これは、本日からということでよろしいですか。いつから始めるのでしょうか。

(職員)

疾病対策課です。

昨日付で関係各所のほうに通知を出しておりますので、昨日から運用が始まりました。

(記者)

改めて、今回のこの対応の狙いというものを伺ってもよろしいでしょうか。

(知事)

先ほど申し上げたとおり、オミクロン株の特性を踏まえると、保育所などにおいて感染者が発生をした時点で、一定程度感染拡大が進んでいることが想定され、濃厚接触者を特定して自宅待機を求める意義が比較的低下をしてきていると考えられます。

感染者と接触があったことのみを理由として、園児の通園などを含む外出を制限する必要がなくなるため、保護者の就労を妨げず、社会経済活動への影響を小さくすることができると考えています。

また、当然ながら保健所も、より重症化リスクの高い感染者の管理であったり、施設の疫学調査に重点的に対応できる、こういう側面もあります。

(記者)

取り急ぎ、今回はこの保育所や幼稚園などが対象なのですけれども、今後さらに、対象の変更というようなお考えはあるのでしょうか。

(知事)

我々、これからも現場の状況に応じてバランスを考えていきますけれども、重要なのは、本来はこれは政府がしっかりと、社会経済活動との両立を目指していくのであれば、様々な制度や運用や社会観念というものを適宜リバランスしていかなければいけないと思っていますので、その辺りを、速やかに政府において議論、そして意思決定をされることを私たちは期待をしておりますし、要望もしていきたいと思います。

(記者)

ありがとうございます。

(記者)

同じく、濃厚接触者のところで一つだけ、「幼児」というところと「児童」というところで今回は線引きをされたと思うのですけれども、まずこの理由について教えてください。

(職員)

疾病対策課です。

まず、幼児につきまして、保育所とか幼稚園、認定こども園については、保健所が調査を開始する時点である程度感染が進んでしまっている、オミクロン株の特徴などが進んでしまっているということも踏まえまして、事業所等と同じような取扱いとさせていただいています。先ほど申し上げたとおり、保護者の就業が制限されるとかそういった側面もありますので、今回見直したということです。

それから、小学校以上の学齢については、内部で調整した結果、学校のほうで、そういったリスクの高いものについて確認をするというようなことをお聞きしておりますので、保健所は関与しませんが、基本的には、学校のほうで自主的に出席停止とか、リスクの高いものについて判断すると聞いております。

(知事)

重要なのは、いわゆる症状がある幼児であったり、人も含めてですけれども、そうした部分に関しては、当然ながら、健康観察であったり、もしくは保育所に預けないことも含めて、しっかりとした対策が必要になるわけですけれども、そうではない方々に関しては、社会経済活動を維持していくという観点も併せて持っていく。疾病リスクと、そうした社会の体制を整えていく。保育所に預けている方々の中には医療従事者も多数いらっしゃいますので、そういった意味では、そうした社会との維持のバランスの中で私どもとして判断をいたしました。

(記者)

ありがとうございます。ちょっと話が変わって、来週、全国知事会議のほうに行かれると思うのですけれども、3日間という開催期間です。対面での開催というところで、プログラムの中だったり、外だったりも、いろいろな意見交換ができると思うのですけれども、特にどんなところを議論したいというものはありますか。

(知事)

今回、デジタル化であったり、脱炭素化であったり、千葉にとっても、日本にとっても重要なテーマについて、様々な議論が行われますし、有識者とのトークセッションというような形で、また新たな試みも加えられます。そういう意味では、直接会って、様々な、それぞれの都道府県の取組を共有しながら、千葉県にとっても意味のあるような将来の政策の種を持ち帰りたいと思います。

また、政府等への提言についても、大きく、今、国際情勢であったり、もしくは我々の国内における課題も山積をしておりますので、しっかりと議論した上で提言をしたいと思います。

(記者)

奈良県での開催ですけれども、安倍元総理の事件現場へ立ち寄るとか、そういったお考えというのは、今のところありますか。

(知事)

スケジュールの都合がつけば、現地に迷惑がかからない形で追悼をさせていただきたいと考えています。

(記者)

ありがとうございます。以上です。

(記者)

濃厚接触者の見直しの関連でございます。保育所や幼稚園に積極的に疫学調査をしないことによって、例えば、仮にクラスターが起きたり、重症化といった例がもし起きると、こうした疫学調査をなくしたことによって広がってしまったのではないかという指摘も今後起きると思います。この辺りについて、知事の判断をお聞かせください。

(知事)

もちろん感染状況によって、例えば、検査が十分に必要な症状が多く出ているケースにおいては、当然ながらこの限りではないわけです。

現在は、濃厚接触者に特定をされて症状もない状態の中で、園児等が自宅待機を余儀なくされている。こういう状況がありますので、そうした、いわゆる発症をどれぐらいしているかの中で、しっかり対策を切り分けていきたい。画一的な対応をしないというのが今回の趣旨でありますので、決して、感染が拡大して有症状の方々が多数いるのに、疫学調査なりを実施しないということではないということは御理解をしていただきたいと思います。

また、こうした取扱いは、決して千葉県が独自に行うものではなく、近隣の自治体も含めて実施をしている自治体は複数ありますので、そうした中で、我々は現場に即して、少しずつ少しずつ対応をシフトしているということです。

(記者)

先日来、全国知事会の要望などで、政府に度々、この濃厚接触者の見直しというものを指摘してきました。先日も記者のぶら下がりで、ボールは政府側にあるということをおっしゃっていましたが、この政府の動きがある意味なかなかない中で、千葉県で先行してこうしたものを行っていくという理解でいいでしょうか。

(知事)

政府のほうでも、こういう自治体もあるよという紹介をする形で、全国一律ではないけれども、少しずつ現場の判断でというような取組になっています。

現場に一定程度、権限を与えていただくのはいいわけですけれども、本来、疫学的な対応というのは、全国一律で行われるべきものですので、政府が責任を持って、この疾病に対してどのように向き合っていくのか、社会の現実、感染状況の現実に合わせて、柔軟に切り替えていくことを強く求めたいと思います。

(記者)

ありがとうございます。

(記者)

安倍元総理の国葬についてお伺いしたいのですけれども、様々な意見が出ていると思います。政府が国葬を行うという方針を決めたことについて、どう思われるかお願いします。

(知事)

これはもう政府がお決めになることでありますので、私たちとしてはコメントはございません。

(記者)

もう一点、安倍元首相を襲撃した容疑者については、様々な報道がありますけれども、岩手県の達増知事だったり大阪の吉村知事などは、旧統一教会と政治家の結びつきについて言及されているのですが、こういった団体と政治家のつながりについてどう考えるか、よろしくお願いします。

(知事)

そうですね、政治家というのは、様々な支援者であったり支援団体とお付き合いをしていく、そうした存在ではありますけれども、しかしながら、これだけ多くの方々で問題が発生をしているそうした団体と、連携をするといいますか、そういう部分に関しては、本来は政治家としては慎重であるべきだと思っていますし、有権者の政治に対する信頼を結果的に損ねることになると思っていますので、この辺りは政治家の良心に期待をするのか、それとも、制度的に一定の透明性であったり抑止をするような制度設計をするのかも含めて、私はこの機会にしっかりと議論をされるべきだと思います。これは政治の世界にいる人間として、政治と宗教団体のつながりが様々な形で深いということを私自身も見てきましたので、先ほどのような意見を私としては持っています。

(記者)

ありがとうございます。

(記者)

濃厚接触者の特定のところなのですけれども、今回見直した部分以外で知事が見直したい部分というのは、ほかにもあるのでしょうか。今後その可能性はありますか。

(知事)

私が見直したいというよりも、見直さなければいけないというふうに感じているのは、結局、今何が起きているかというと、体調が悪い、熱があるというような状況の中で、当然、例えば会社に所属されている方などは、大事をとって休むわけですね。そして会社に報告をする。そうすると会社のほうは、コロナかもしれないから、しっかりと診察を受けて検査をしてこいというふうに言われるわけですね。その症状レベルであれば、従来であれば診察を受けたり、もしくは検査をしなかった方々が、多数そうした発熱外来に殺到することによって、発熱外来が機能を十分に果たせない、ひっ迫をする。その結果、比較的重い症状だと認識をされている方々が、発熱外来等診療を受けられないことによって、119番通報等の救急に至る状況になり、そして、救急にそうした発熱患者などが大量に殺到し、その中には、当然ながら救急が本来は診るべきではない、救急から見ると軽症の方々が多数含まれ、結果的に救急がひっ迫し、救急を本来受けるべき方が受けられないという、こういうような状況が玉突き式に今まさに発生をしている状況にあります。

政府においては、社会経済活動との両立を図るのであれば、今の疾病の位置づけを維持したままでは到底医療が成り立たないわけでありますので、社会観念上も、制度設計上も、こうした実態に合った制度設計をしなければならないと思っていますので、速やかに政府にはそうした形で、ピークが過ぎ去ってから感染症の位置づけを見直すなんていう悠長なことを言うのではなくて、本来は参院選前にやらなければいけなかったことをここまで見送ってきた結果、今、医療の現場の方々がそのツケを受けて、全力で頑張っていただいている状況ですから、ピークだから見直さないではなく、今すぐ見直しの議論をし、決定をしていただきたい。するべきタイミングではないかなと思います。

(記者)

ありがとうございます。細かいところなのですけれども、保育所とか幼稚園で多数の感染者が出た場合は、濃厚接触者ということを行うという考えでしょうか。

(職員)

疾病対策課です。

クラスターについては、従前の対応と変わりませんので、同一施設内で5人以上の関連性のある感染者が確認された場合には、調査を行っていきます。

(記者)

ありがとうございます。

(記者)

2点お伺いさせていただきたいのですが、まず濃厚接触者のこの新旧の資料を見比べてみると、「事業所等」が大きな枠で一つのくくりになっていて、そこの中に保育所、幼稚園、認定こども園を含む、今回濃厚接触の定義を外すところが含まれているのですけれども、「事業所等」を大きな枠組みにしたというのは何か意味があるのかというところが一点。

あともう一点に関しましては、先ほど来、安倍晋三元首相のという話が出ておりますが、要するに宗教団体との付き合い、先ほども知事からお話がありましたとおり、いわゆる今問題になっている当該団体、旧統一教会ですが、それをはじめとした団体から、知事の市長時代や議員時代も含めて、何かアプローチがあったか。あったのならば、どのような対応をしたのか。なければないで、その旨について教えていただけますでしょうか。

(知事)

分かりました。まず、この「事業所」が大きい枠になっていることの意味合いということですか。

(記者)

そうです。

(知事)

それは特にないんじゃないかなと思います。実際には当然事業所の占める割合というのは大きいものがありますけれども、特段この枠の大きさにはこちらの意図はないというふうに御理解していただきたいと思います。

それから、旧統一教会ですけれども、私自身は何ら関係はありませんし、仮にそういう話があったとしても、お付き合いするつもりはもとよりありませんでした。

(記者)

では、先方からの接触もなかったということでよろしいでしょうか。

(知事)

そうですね。

(記者)

ないと。

(知事)

はい。

(記者)

分かりました。それで、濃厚接触のところで先ほどの「事業所」のところですが、意味合いはないとおっしゃられましたけれども、濃厚接触の定義を分割した保育所など、子どものところが独立して実施しないというふうな枠組みにするために、大きな「事業所等」の枠組にしたのではないかなと私は考えたのですけれども、そういうわけでもないのでしょうか。

(職員)

疾病対策課です。

今回、旧のほうの表を見ていただいて、保育所が所属するカテゴリ、放課後児童クラブまで、ここまでの部分については、従来、保健所が施設側からのリストの提示などを受けて濃厚接触者の特定をしていたのですけれども、それを基本的には「事業所等」のカテゴリに移したと。ただ、先ほど申し上げたように、小学校などについては、施設側のほうで自主的にリスクの高い者の確認をするということですので、そういうような追記をさせていただいて、放課後児童クラブについては、下に注釈が書いてありますが、陽性者の確認されたクラブから、濃厚接触者等の候補者リストを保健所に出していただいて、保健所のほうで認定するような対応をさせていただきたいと考えております。

(記者)

分かりました。ありがとうございます。

(記者)

昨日、県教委が発表した「県立高校改革推進プラン」の第1次実施プログラム(案)についてお伺いしたいのですが、このプログラム案の策定に当たって知事から具体的な指示などあったかどうかというところと、この案についての知事の評価、今後このプログラムの進め方などについて、お考えをお伺いできたらと思います。

(知事)

ちょっと全般的な話になりますけれども、それぞれのプログラムに対して私が意見を申し上げたというよりも、県教委に対しては、我々知事部局側のある種一つ教育に期待することとして、実際に求められている、いわゆる産業界やもしくは福祉の世界で求められている人材に対して、なかなか十分にその志望、志願が行っていないというミスマッチの現状があるわけです。そうしたミスマッチの現象を教育の場でできる限り解消してほしいし、また、本来であれば技術系に行ったほうが将来的な処遇というか、そうしたことも含めてメリットがあるケースなどが、当事者や保護者や、場合によっては教員にも十分に周知されていないケースもあり得るので、その辺りについては現場の課題観として教育の場でも十分に考えてほしいなど、そういう教育に我々が期待することについては様々な形で申し上げております。そういうことも含めて、教育現場の課題を今回こういう改革プランの中で県教委が取りまとめられたというふうに承知をしています。

(記者)

ありがとうございます。

内容についてのお問い合わせ先

  • 新型コロナウイルス感染症への対応について
    →健康福祉部健康福祉政策課【電話】043-223-2630

  • ちばアクアラインマラソン2022について
    →環境生活部スポーツ・文化局生涯スポーツ振興課ちばアクアラインマラソン準備室【電話】043-223-4107

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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