第3次千葉県生涯大学校マスタープランの策定について
千葉県生涯大学校では、高齢者の方々に学習機会を提供することにより、「地域活動の担い手育成」や「生きがい・健康・仲間づくりの支援」を行っており、卒業生の多くが地域で活躍されています。
この度、令和6年度からの千葉県生涯大学校の運営方針について定めた「第3次千葉県生涯大学校マスタープラン」を策定しましたので、お知らせします。
第3次千葉県生涯大学校マスタープランの主な内容
1.策定の趣旨
超高齢社会を迎える中、生涯大学校がより多くの高齢者にとって魅力ある学びの場となり、地域社会での活躍につながるものとなることを目指し、第3次千葉県生涯大学校マスタープランを策定しました。
2.計画期間
令和6年度から令和10年度まで(5年間)
3.計画の主な内容
生涯大学校のあり方
(1)高齢社会における高齢者の役割
- 活力ある地域社会づくりのため、経験と知識を持つ高齢者の力を活かす
- 地域共生社会の実現に向け、高齢者自身が「支える側」としても活躍できるよう、地域で役割をもつことが重要
(2)生涯大学校の果たすべき役割
- 地域活動の担い手育成
- 生きがい・健康・仲間づくりの支援
- 市町村や民間事業者等と連携・役割分担した学習・活動の場の創出
学習の目標・学習カリキュラム等
(1)学習の目標
- 健康で自分らしく暮らしていくための知識やスキルの習得
- 地域活動につながる知識や技能の習得
- 仲間とともに活動するノウハウの習得
(2)学習カリキュラム
ア 基礎科目の設置
全ての学部・コースにおいて、卒業後の地域活動や学生の健康づくりなどにつながるものとするため、全学生が学ぶ共通の課程(基礎科目)を設置
イ 設置コースの再編等
- 学生の能力や意欲、得意分野を活かした形での社会参加につながるよう、主に地域福祉分野を学ぶ「地域ささえあいコース」と、観光・歴史・自然環境保全等の分野を学ぶ「千葉ふるさとづくりコース」を設置(京葉学園、東葛飾学園)
(※ 東総、外房、南房の3学園は、地域ささえあいコースと千葉ふるさとづくりコースの内容を兼ね備えた「ふるさとささえあいコース」を設置)
- 「陶芸コース」については、「陶芸ボランティアコース」に名称を改正し、修業年限はこれまで「1年制・週2回」であったのを「2年生・週1回」とします
ウ 学部
これまで「健康・生活学部」と「造形学部」の2学部に分かれていたが、「健康・生活学部」に統一
地域における活躍の促進
地域における活躍を促進するため、市町村・地域活動団体等との連携・協働、コーディネーターの役割強化、卒業生組織との連携、大学等教育研究機関との連携、地域との交流の促進やその他運営体制の強化に取組みます
第3次千葉県生涯大学校マスタープランのダウンロード
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください