第31回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰の受賞について
発表日:令和2年5月1日
県土整備部都市整備局公園緑地課
「大宮北の森維持管理委員会」(千葉市)、「縄文の森と水辺を守る会」(千葉市)、「若葉の森を育てる会」(千葉市)及び「GA・ちば花緑の会」(船橋市)が第31回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰の受賞者に決定しました。
本日、国土交通省から発表されましたのでお知らせします。
1.概要
「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰は、緑を守り育てる国民運動をさらに積極的に推進していくため、花と緑の愛護に顕著な功績のあった民間の団体に対し、その功績をたたえ、国民的運動としての緑化推進活動の模範として表彰するものです。
第31回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰は、全国から115団体が選ばれており、本県からは「大宮北の森維持管理委員会」(千葉市)、「縄文の森と水辺を守る会」(千葉市)、「若葉の森を育てる会」(千葉市)及び「GA・ちば花緑の会」(船橋市)の4団体が選ばれました。
なお、5月16日(土曜日)に福井県福井運動公園で開催される第31回全国「みどりの愛護」のつどいにおいて感謝状授与等を行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、式典及び記念植樹を取りやめることになりました。
2.受賞者
(1)大宮北の森維持管理委員会
- 所在地千葉市若葉区
- 代表者吉永一
- 団体の概要
都市緑地法に基づき設置された市民緑地「大宮北の森」の維持管理を行うため、地域の有志が集まり、平成23年4月に設立した団体です。活動を開始するにあたって、当会、土地所有者、千葉市の三者で市民緑地維持管理協定を締結しました。
6,680平方メートルある「大宮北の森」において、概ね月2回、15名の会員が清掃、花壇管理、草刈、枯損木の伐採、園路等の施設の整備といった維持管理活動を継続して行っています。
このような活動によって、見通しがきかないほど荒れていた「大宮北の森」は良好な環境が維持され、住宅地の中の貴重な緑地として地域住民の憩いの場として親しまれています。
(2)縄文の森と水辺を守る会
- 所在地千葉市若葉区
- 代表者千脇和子
- 団体の概要
坂月川沿いで宅地開発計画が起こったことをきっかけに自然を守ろうということで地域住民から組織され、市が買収をした元開発計画用地の樹林地に自生する野草保護を目的とし平成23年10月から活動している団体です。
1,063平方メートルある「縄文ほおじろの森」において、概ね月2回、3名の会員が清掃、草刈、枯損木の伐採、野草の保護といった維持管理活動を継続して行っています。
このような活動によって、「縄文ほおじろの森」は良好な環境が維持されており、キジが生息する坂月川沿いの貴重な緑地の一部として地域住民に親しまれています。
(3)若葉の森を育てる会
- 所在地千葉市稲毛区
- 代表者渡邊健司
- 団体の概要
都市緑地法に基づき設置された市民緑地「若葉の森」の維持管理を行うため、地域の有志が集まり、平成23年3月に設立した団体です。当会、土地所有者、千葉市の三者で市民緑地維持管理協定を締結しました。
3,740平方メートルある「若葉の森」において、概ね月2回、40名の会員が、清掃、草刈などの維持管理活動を継続して行っています。また、若葉の森だけの活動ではなく、近くの道路予定用地の清掃などの管理も行っています。
このような活動によって、荒れていた緑地の「若葉の森」は良好な環境が維持され、住宅地の中の貴重な緑地として地域住民に親しまれています。
(4)GA・ちば花緑の会
- 所在地船橋市三山
- 代表者望田明利
- 団体の概要
千葉県在住のグリーンアドバイザー((公社)日本家庭園芸普及協会が認定する園芸の指導者)と園芸愛好家により平成18年に設立した団体です。当会は『楽しむ』『平等』『オープン』の3本柱で運営しており、一緒に学び・遊び・楽しむことをモットーにして千葉県内を中心に活動しています。
会員のスキルアップのための研修会や見学会だけでなく、地域の園芸愛好家のために寄せ植え教室、講習会などを積極的に行い、園芸のすそ野を広げる活動を通して講師やアシスタントの養成も行っています。花育活動やボランティア活動も推し進めており、地域の公園の花壇の手入れ等のボランティアを行っている会員に対しても技術面などで支援しています。
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