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ホーム > くらし・福祉・健康 > くらし > NPO・ボランティア > 千葉県県民活動推進計画及び実施事業 > 過去の計画|県民活動推進 > 千葉県県民活動推進計画(平成27~29年度)の策定について
更新日:令和6(2024)年2月13日
ページ番号:282
近年、少子高齢化が進行し、世代間の助け合いが必要となる一方、地域コミュニティのつながりが薄れ、その機能の低下が懸念されています。東日本大震災では、地域において身近な住民同士が相互に助け合う「共助」の社会の重要性が改めて認識されました。
こうした中、千葉県では、平成23年度に千葉県県民活動推進計画(平成24~26年度、以下「前計画」という)を策定し、3か年に渡って、幅広い県民活動を推進してきました。
前計画で目指した千葉県の姿の実現に向けては、取組の成果が表れている面もある一方で、まだ多くの課題が残されています。そのため、前計画の基本的な考え方を継承しながら、県民活動をめぐる状況や課題の変化に対応した県民活動の推進を目指し、千葉県県民活動推進計画(平成27~29年度)を策定しました。
ボランティア活動や市民活動団体の活動など、県民が自発的に地域に存在する様々な課題の解決を図り、地域社会をより豊かにしていこうとする社会貢献活動を意味します。
県民活動をめぐっては、次のような社会的背景の変化が起こっています。
社会的課題が多様化、複雑化する中、県民、市民活動団体、企業、大学、行政など、多様な主体がそれぞれの特性を活かして、柔軟に解決に取組むことが求められています。
「誰もがあたりまえのように県民活動に参加し、地域のみんなで創る支え合いと活力のある千葉県」
本県のボランティア活動への参加割合はまだ少ない状況であり、多くの県民があたりまえのように県民活動に参加できる社会の実現に向けて、より多くの県民の主体的な参加を促す環境づくりが課題となっています。
活動に関する情報の不足が参加を妨げている要因となっている現状等を踏まえながら、様々な形で広報・普及啓発を行うだけでなく、より多くの県民が参加機会を得られるよう、活動体験の場と機会の提供、適切な情報発信に努めます。
地域によって直面している課題は様々であり、それらの解決には、市町村行政や中間支援組織のもと、地域コミュニティにおける様々な主体による連携・協働による自立的・持続的な取組が進められることが重要となります。
そこで、行政、中間支援組織、市民活動団体、地縁団体、社会福祉協議会、学校、企業など多様な主体が連携・協働して行う地域の課題解決に向けた取組や仕組みづくりへの支援や、県行政と市町村行政の間の情報共有などによる協働の推進を図ります。
地域の課題解決には、市民活動団体等の活動が、安定的、継続的に行われることが重要です。そのためには、県内の中間支援組織による支援体制が充実することが望まれます。
そこで、市民活動団体等の抱える人材面、資金面の課題に対して適切な支援を行うことのできる中間支援組織の支援や民が民を支える仕組みの普及を通じて、団体が持続的に活動できる環境整備に向けた基盤強化等を図ります。
施策の方向性 | 行動計画 | |
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1県民活動への理解や参加の促進 | (1)県民活動の普及啓発の推進 (2)県民活動を体験する機会の提供 |
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2地域の様々な主体と市民活動団体等の連携・協働の促進 |
(1)地域コミュニティにおける様々な主体の連携・協働の推進 (2)地域コミュニティの活性化を支える連携を担う人材づくり (3)市民活動団体等と県行政・市町村行政の協働の推進 |
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3市民活動団体等の基盤強化等の支援 | (1)市民活動団体等の組織運営力等の向上支援 (2)中間支援組織の機能強化支援 (3)民が民を支える仕組みの普及・支援 |
平成27年度から平成29年度(3か年)
千葉県県民活動推進計画<概要版>(PDF:5,063KB)※ファイルサイズが大きいので、一旦パソコン上に保存した後、ご覧ください。
千葉県県民活動推進計画(平成27~29年度)(全文一括ダウンロード)(PDF:1,671KB)
千葉県県民活動推進計画(平成27~29年度)<資料編>(全文一括ダウンロード)(PDF:1,921KB)
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