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ホーム > 教育・文化・スポーツ > 歴史・文化 > 文化・文化財 > 文化遺産 > 彫刻・絵画・工芸品など > 工芸 > (いすみ市)密教法具
独鈷杵は15.3センチ、三鈷杵は17.5センチ、五鈷杵は3点あって、それぞれ14.0センチ、14.5センチ、17.4センチである。宝珠杵は16.5センチ、塔杵は22.5センチ、三鈷鈴は18.0センチ、そのほか輪宝は径11.4センチ、羯磨は11.7センチで4点、別に花瓶24.3センチ1点からなる。
花瓶を除く法具は、煩脳を破り仏性の顕現に資し、仏を歓喜させるために、密教の所作の際に使われる。
中でも宝珠杵と塔杵、独鈷鈴の遺例は、全国的にみて極めて珍しいのが大きな特色とされる。花瓶は一対存在したが、太平洋戦争のために他の法具や仏具などとともに、供出され現存しないのは惜しい。
製作年代は南北朝時代と推定されている。
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