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更新日:令和6(2024)年2月19日
ページ番号:6134
桁行112センチ、総高124センチの人母屋板葺屋根の妻入宮殿である。円柱の一間柱の正面に双開扉がつき、長押上の中央に蟇股を具え、和様の出組を持つ白木の清楚な建築である。
この宮殿の背面に、「安永九庚子年(1780)東叡山有徳院殿御霊屋御普請に付、仮宮殿拝領」の安永十年正月六日の墨書銘がある。これによって八代将軍吉宗の位牌を納めてあったことがわかる。
上野の寛永寺で宮殿を造りかえたときに、もとの宮殿をそのまま譲り受けたもので、江戸の工匠の手になる、優れた技法を知ることができる。
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