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更新日:令和6(2024)年7月16日
ページ番号:5354
松戸保健所圏域の管内(以下「管内」という。)の地域保健と職域保健が連携し、生活習慣病の予防と健康寿命の延伸を図るために、管内の行政機関、事業所及び医療保険者等の関係者が、相互の情報交換を行い、保健事業に関する共通認識のもと、それぞれが有する保健医療資源を相互活用、又は保健事業の共同実施等により、地域特性に応じた協力体制による継続的な健康管理が可能となるよう体制を構築することを目的として、千葉県地域・職域連携推進事業実施要綱第3(3)の規定により、保健所圏協議会として設置されています。
松戸圏域地域・職域連携推進協議会では、令和5年度より「フレイル対策」をテーマに事業を行っています。
フレイルは、加齢により筋力や心身の活力が弱ってくる状態をいい、健康と要介護状態の中間地点にあたります。新型コロナの長期化による身体活動量の低下でフレイル状態の人が増加したといわれています。
高齢化とともに介護が必要な人は年々増加しており、この伸びを抑えていくためにも一歩手前の「フレイル」を減らしていくことが重要です。若年期からの長期の生活習慣の積み重ねによって老年期に現れるものであるととらえ、当協議会では「転ばぬ先のフレイル老後に備えてしっかり貯筋」をキャッチコピーに、働く世代からのフレイル対策に取り組んでいます。
労働人口全体における65歳以上の割合は年々増加しています。働く高齢者は長年の経験による知識や技能、人脈など、職場において大きな戦力として能力を発揮できる一方、加齢による身体機能の低下により、転倒をはじめとした労働災害のリスクがあります。
20歳代と60歳代を比較すると男性における墜落・転落は3倍、女性における転倒は15倍の労災リスクがあり、労務災害の4人に1人は転倒です。職場における健康づくりに取り組むことは、「労働生産性の向上」「労働災害件数や休業日数の減少」に繋がるため、従業員の健康づくりを進めることはますます重要になっています。
当協議会では「職場の健康づくり」を応援するため、皆様の職場に専門職(保健師・栄養士)が出張し出前講座を行っています。
詳しくは募集案内(PDF:452.7KB)をご確認ください。
【申込み】
下記リンク先または募集案内に掲載されている二次元コードからお申込みください。
平成29年度から令和3年度まで「たばこ対策」をテーマに取り組んできました。
喫煙は、がん、循環器疾患、糖尿病、COPDといった非感染性疾患の最大の危険因子です。また、ご自身が喫煙していなくても、周囲の煙を吸う受動喫煙も様々な病気の原因となります。
当協議会では、たばこ対策の中でも「受動喫煙の防止」「たばこをやめたい人への支援」を中心に取り組みました。
例年、事業所等を対象とした出張講座を実施してまいりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響に鑑み、動画を活用したオンデマンド講座を実施しました。
オンデマンド講座は、既存の会議や研修等の時間を利用して視聴していただく等、従業員への健康教育にお使いいただけます。
その他、地域の集まりで視聴する等、自由に御活用ください。
千葉県公式セミナーチャンネル「たばこと健康~正しく知って、あなたや周りの人の健康を守りましょう~」
平成30年度~令和元年度にかけて、当協議会の管内の現状を把握し、より効果的な対策を導き出すために、「受動喫煙等に関するアンケート調査」を実施し、分析しました。
アンケート結果から、皆さまに知っていただきたいことをリーフレットにまとめました。
”自分の意志とは関係なく、他者のたばこのけむりや吐き出されたけむりを吸ってしまうこと”を受動喫煙といいます。目の前でたばこを吸われる行為だけでなく、禁煙席と喫煙席が完全に区分けされていない空間でたばこを吸われることなども、受動喫煙にあたります。
平成25年度から28年度まで「心の健康づくり」をテーマに取り組んできました。近年の社会生活環境の変化に伴い、うつ病などの精神疾患はより一般的で身近な病気となっています。仕事のしにくさからくるストレスは、疲労感を増大させるだけでなく生産性の低下や事故にもつながりかねません。精神疾患やこころの健康については、早期の相談や受診が望ましいとされています。
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