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ホーム > くらし・福祉・健康 > 健康・医療 > 健康づくり・病気予防 > 心の健康 > 「第2次千葉県自殺対策推進計画」の策定について > 千葉県自殺対策に関する意識調査の結果について(令和4年度第3回インターネットアンケート調査の結果)
更新日:令和5(2023)年1月30日
ページ番号:552872
発表日:令和5年1月30日
健康福祉部健康づくり支援課
県では、「第2次千葉県自殺対策推進計画(計画期間:平成30年度から令和9年度)」に基づき、総合的な自殺対策を推進しています。
この調査は、今年度実施される国の「自殺総合対策大綱」の見直しを踏まえ、県民の自殺対策に対する関心や考えを把握し、今後の自殺対策の取組を進めていく際の参考とするため、皆様のご意見を伺いました。
アンケート調査協力員 300人
令和4年11月10日(木曜日)から11月20日(日曜日)
インターネットアンケート専用フォームへの入力による回答
アンケート調査協力員300人のうち271人が回答(回答率 90.3%)
問1.自殺対策は自分自身に関わることだと思いますか。あなたの考えにもっとも近いものをお選びください。
問2.新型コロナウイルス感染症の流行前と現在を比較して、あなたには悩みやストレス面でどのような変化が生じましたか。
問3.あなたが悩みを抱えたとき、解決するための方法で当てはまるものはどれですか。
問4.あなたは誰かに相談したり、助けを求めたりすることについて、以下のように思うことがありますか。
問5.悩んだ時の相談窓口としてあなたが知っているものを選んでください。
問6.自殺のリスクにつながるようなサインや悩みに気づき、声をかけ、話を聴き、必要な支援につなげ、見守るひとをゲートキーパーといいますが、ゲートキーパーについて聞いたことがありますか。
問7.あなたは、自殺対策として、どのような取組が大切だと思いますか。大切だと思うものを選んでください。
自殺対策は自分自身に関わると思うかたずねたところ、『どちらかといえばそう思う』が、26.6%と最も多く、次いで『そう思う』が25.1%でした。
新型コロナウイルス感染症の流行前と現在を比較して、悩みやストレスの面でどのような変化があったかたずねたところ、『健康のことで悩みやストレスが増えた』が43.2%で最も多く、次いで『変わらない』が27.7%でした。
悩みを抱えたとき、解決するための方法をたずねたところ、『家族や親類に相談する』が67.2%で最も多く、次いで『友人や知人に相談する』が42.8%でした。
『その他』の回答の中には、「自分の中で悩み考える」、「好きなことをして発散する」などの意見がありました。
誰かに相談したり、助けを求めたりするときに思うことについてたずねたところ、『相談しても解決策があると思えない』が35.8%で最も多く、次いで『他人を巻き込みたくない』が29.9%でした。
また、『その他』の答えの中には、「自分のことは自分だけで解決したい」、「助けを求めるほどの頼りになる人が周りにいない」などの意見がありました。
知っている相談窓口をたずねたところ、『いのちの電話』が73.1%で最も多く、次いで『こころの健康相談統一ダイヤル』が43.5%でした。
その他の答えの中には、『担当医師、看護師』、『会社が契約する相談サービス』などがありました。
ゲートキーパーについてたずねたところ、『聞いたことはない』が62.7%と最も多く、次いで『言葉は聞いたことがある』が25.5%でした。
自殺対策としてどのような取組が大切だと思うかたずねたところ、『学校における、いじめ対策やスクールカウンセラーの設置を推奨する』が57.9%と最も多く、次いで『うつ病等の精神疾患について正しい知識を伝え、専門医での受診を勧める』が51.7%でした。
『その他』の答えの中には、「外部からのハラスメントをなくし、関わりをもつ周りの気づきを促進する」、「自殺についてのマスコミの報道を適切なものにする」などの意見がありました。
たくさんのご意見ありがとうございました。
今回の調査では、自殺対策を自分にも関係があると半数以上の方が思っている一方で、インターネット等により様々な情報を収集できる状況の中で、残念ながら「ゲートキーパー」や、いのちの電話以外の相談窓口があまり認知されていないことがわかりました。
今回の結果を受けて、少しでも悩みを抱えている方のこころに寄り添えるよう、相談窓口の周知に努めるとともに、皆様からいただいたご意見を、今後、本県の自殺対策の推進に役立ててまいります。
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