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更新日:令和4(2022)年3月24日
ページ番号:16883
平成16年11月1日策定
平成27年6月3日変更
作田川は、その源を八街市付近に発し、山武市の丘陵地帯をJR総武本線に沿って流下し、途中山武市の市街地を抜けた後、九十九里町より太平洋に注いでいる流域面積約104平方キロメートル、流路延長約20.7キロメートル(指定延長約18.2キロメートル)の二級河川です。
上流域は、丘陵と谷津により構成された里山的な風景の中を流れますが、丘陵を抜けた中・下流域では風景が一変し、水田・畑などの耕地に占められた広々とした田園空間となり、九十九里浜にある片貝漁港にて海に至ります。中流部には山武市の中心市街地が、下流部には農地に混在して東金市及び九十九里町の市街地がそれぞれ形成されており、首都圏中央連絡自動車道の開通等により、今後も市街化の進展が予想されています。
河川の代表的な利用として、散策や釣りなどがあげられるほか、河川愛護活動の一環として、地域住民参加による堤防の除草が行われています。また、特筆すべき環境として、大正9年に指定されたわが国最初の天然記念物の一つである成東・東金食虫植物群落地が川に隣接しており、モウセンゴケ、イシモチソウ等の希少な食虫植物を見ることができます。
近年の大きな洪水としては、平成元年や平成8年の台風による大雨があげられ、家屋浸水、農地浸水等、流域に多大な被害を及ぼしました。さらに、平成23年3月の東北地方太平洋沖地震に伴う津波では、作田川においても津波の河川遡上による浸水被害が発生していることなどから、河川改修が急務となっています。
二級河川作田川水系河川整備基本方針は、作田川水系の法河川に関する計画で、以下の3河川が対象となります。なお、各河川の指定の状況につきましては、河川資料コーナー(河川環境課所管ページ)をご確認ください。
作田川、境川、源川
二級河川作田川水系河川整備基本方針に記載される内容は、以下のとおりです。また、下段よりPDFファイルを一括ダウンロードすることができます。
基本方針のPDFファイルは、以下のリンクからダウンロードしてください。
二級河川作田川水系河川整備基本方針(PDF:1,162KB)
※ファイルサイズが大きいため、「右クリック→名前を付けて保存」でデスクトップに保存するなどしてからご覧ください。
変更前の旧計画(平成16年11月1日策定・平成27年6月3日廃止)については、以下のリンクから見ることができます。
旧・二級河川作田川水系河川整備基本方針(廃止)(PDF:317KB)
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