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更新日:令和6(2024)年11月25日
ページ番号:406482
発表日:令和2年12月18日
千葉県商工労働部観光企画課
県では、毎年、1月から12月までの県内の観光客の入込動向について調査しています。
令和元年は、県全体で、観光入込客数については、延べ約1億8,590万人(対前年比0.5%減)の入込となり、平成23年以来8年ぶりに対前年比が減少となりました。
宿泊客数については、延べ約2,010万人(対前年比4.5%増)、うち外国人は、延べ約398万人(対前年比11.0%増)となり、いずれも過去最高を更新しました。
※本調査は、「観光入込客統計に関する共通基準」(平成21年12月国土交通省観光庁策定、平成25年3月改定。)に基づき、毎年度、調査対象施設等の見直しを行っています。
なお、宿泊客数(延べ人数)については、県独自の基準により調査を行っています。
※各表における合計と内訳については、端数処理を行っているため、一致しない場合があります。
令和元年の1年間で県内の観光地点(548地点)及び行祭事・イベント(221地点)を訪れた観光入込客数(延べ人数)は、約1億8,590万人(単位:人地点)でした。
(単位:千人地点)
項目 |
調査対象 |
令和元年 |
平成30年 |
対前年 |
対前年比 |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|
観光入込客数(延べ人数) |
769(795) |
185,898 |
186,832 |
▲933 |
▲0.5 |
||
うち観光地点 |
548(553) |
157,924 |
159,593 |
▲1,669 |
▲1.0 |
||
うち行祭事・イベント |
221(242) |
27,974 |
27,239 |
735 |
2.7 |
※調査対象地点数欄のかっこ書きは、前年の対象地点数。
(2)観光入込客数(延べ人数)の推移(過去9年間)
(単位:千人地点)
区分 |
令和元年 | 平成30年 |
平成29年 |
平成28年 |
平成27年 |
平成26年 |
平成25年 | 平成24年 | 平成23年 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
観光入込客数 |
185,898 | 186,832 |
179,335 |
177,533 |
173,705 |
167,667 |
165,928 | 155,100 | 133,353 |
対前年比(%) |
▲0.5 | 4.2 |
1.0 |
2.2 |
3.6 |
1.0 |
7.0 | 16.3 | ▲15.1 |
東葛飾地域が約6,584万人と最も多く、次いで千葉地域(約3,153万人)、印旛地域(約2,663万人)、君津地域(約2,538万人)の順となっており、この4地域で全体の8割以上を占めています。
8月が約2,113万人と最も多く、次いで1月(約2,074万人)、7月(約1,668万人)、4月(約1,661万人)の順となっています。
最も少ない月は、2月(約1,202万人)で、次いで、10月(約1,275万人)、6月(約1,290万人)の順となっています。
国の「観光入込客統計に関する共通基準」の観光地点等分類別の観光入込客数(延べ人数)は、「スポーツ・レクリエーション」が約7,153万人(構成比38.5%)と最も多く、次いで道の駅、パーキングエリア等の「その他」が約2,804万人(構成比15.1%)、「歴史・文化」が約2,713万人(構成比14.6%)となっています。
また、「行祭事・イベント」は、約2,797万人(構成比15.0%)となっています。
令和元年の1年間で県内の宿泊客数(859施設)(延べ人数)は、約2,010万人(単位:人泊)、うち外国人は約398万人でした。
(単位:千人泊)
項目 |
調査対象 |
令和元年 |
平成30年 |
対前年 |
対前年比 |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|
宿泊客数(延べ人数) |
859(860) |
20,101 |
19,233 |
868 |
4.5 |
||
うち外国人宿泊客数 |
― |
3,981 |
3,586 |
395 |
11.0 |
※宿泊客数(延べ人数)については、県独自の調査結果です。
※調査対象施設数欄のかっこ書きは、前年の対象施設数。
東葛飾地域(約901万人)が最も多く、次いで印旛地域(約412万人)、千葉地域(約307万人)、安房地域(約152万人)の順となっています。この4地域で、県全体の9割弱を占めています。
最も多い月は、8月(約218万人)で、次いで3月(約184万人)、7月(約175万人)の順となっています。
最も少ない月は、2月(約144万人)となっています。
外国人宿泊客数の総数は約398万人でした。国・地域別では、中国(約166万人)が最も多く、以下、台湾(約43万人)、北米(約38万人)と続きます。
印旛地域(約240万人)が最も多く、全体の6割を占めています。以下、東葛飾地域(約97万人)、千葉地域(約52万人)と続きます。
観光入込客数(延べ人数)(約1億8,590万人)をもとに、パラメータ調査結果(調査地点15地点、年4回)を用いて推計すると、令和元年の観光入込客の実人数は、約11,157万人(単位:人回)、観光消費額は、約1兆4,943億円、経済波及効果は、約1兆4,179億円となります。
※実人数:1人の観光入込客が本県の複数の観光地点等を訪れたとしても、1人回と数えます。
※パラメータ調査:県内の観光地点15地点を訪れた観光客を対象に、四半期ごとにアンケート調査を行い、属性別の構成比(日本人・訪日外国人、観光目的・ビジネス目的、県外客・県内客、宿泊客・日帰り客等)、平均訪問地点数、観光消費額単価等を算出しました。
経済波及効果とは、発生した生産・消費が直接誘発する生産額と、その生産活動を通じて他産業にも波及することで間接的に生じる生産額の合計をいいます。
令和元年の観光消費額から、平成23年千葉県産業連関表を用い、千葉県における旅行・観光に関する経済波及効果を推計したところ、約1兆4,179億円となります。
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