4A
4A病棟の紹介
4A病棟は、心疾患を持つ患者さんの治療と看護を提供する専門病棟です。主に狭心症、心筋梗塞などのカテーテル治療(PCI:経皮的冠動脈形成術 ステント留置術)、不整脈の治療の一つのカテーテルアブレーション(ABL:心筋焼却術)、ペースメーカー手術、手術が難しい弁膜症に対して低負荷で行えるカテーテル治療(TAVI:経カテーテル大動脈弁置換術やマイトラクリップ:経カテーテル僧帽弁置換術)や心不全に対する薬物治療をする患者さんが入院しています。心不全は良くなったり悪くなったりを繰り返しながら経過する病気のためうまく付き合っていく必要があります。心疾患は生活習慣と深く関わっています。私達看護師は退院後の生活を見据えて入院初期より医師や栄養士、薬剤師、リハビリなど多職種と一緒に、病気を治すだけでなく、患者さん一人一人が病気と向き合い生活ができるように、退院支援を行います。また、患者さんを支える家族や地域の方と切れ目なく連携をとることができるようにソーシャルワーカーや退院支援看護師、外来看護師と協同し継続看護につなげています。
病棟では、24時間心電図モニター監視を行っています。心電図モニターの波形をチェックし危険な不整脈はないか、脈の速さ、数が正常であるかなどを注意深く観察しています。