令和4年度千葉県の児童虐待の状況（確定値）について

発表日：令和6年9月30日
健康福祉部児童家庭課

千葉県児童相談所における児童虐待相談対応件数の状況(確定値)についてお知らせします。

1.概要

　千葉県の児童相談所の児童虐待に関する相談対応件数は、令和4年度では8,747件であり、前年度と比較すると846件減少しています。

　また、千葉市を含めると11,219件となり、前年度と比較すると651件減少しています。

類型別では、子どもの前で親などが家族に暴力をふるう面前DVや暴言、差別などの「心理的虐待」が最多で45.5％を占め、「身体的虐待」が28.5％、「保護の怠慢・拒否」(ネグレクト)が23.7％となりました。
通告の経路別では、「警察等」が46.3％と最も多く、「近隣・知人」が15.0％「家族」が8.5％と続いています。

　全国（指定都市・児童相談所設置市を除く）における千葉県の順位（対応件数順）は、第4位となります。

　令和4年度の件数については、令和元年度から高い水準でほぼ横ばいとなっており、依然、児童虐待への関心が高いものと考えられます。

　児童虐待相談対応件数の状況は以下のとおりとなっています。