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更新日:令和5(2023)年11月27日
ページ番号:623627
発表日:令和5年11月27日
健康福祉部医療整備課
令和5年11月18日(土曜日)に実施した保健医療大学の令和6年度学校推薦型選抜における小論文試験において、出題誤りがあったことが判明しました。
受験生の皆様、並びに関係者の皆様に御迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。
出題誤りは試験の信頼を損なうものであり、今回の事態を真摯に受けとめ、今後、二度とこうしたことがないよう、改善・防止措置を講じてまいります。
令和5年11月18日(土曜日)
保健医療大学幕張キャンパス(千葉市美浜区若葉2-10-1)
学校推薦型選抜
小論文
学科・専攻 | 募集人員 | 受験者数 |
---|---|---|
看護学科 | 40名以内 | 91名 |
栄養学科 | 12名以内 | 25名 |
歯科衛生学科 | 12名以内 |
18名 |
リハビリテーション学科理学療法学専攻 | 12名以内 | 18名 |
リハビリテーション学科作業療法学専攻 | 12名以内 | 18名 |
計 | 88名以内 | 170名 |
該当試験の出題の構成は、問1から問3において、グラフで示されたアンケート結果から読み取れる特徴を説明させた上で、問4として、それらを踏まえた自身の考えを小論文としてまとめるものです(「試験問題抜粋」(PDF:465.1KB)参照)。
アンケート結果のグラフは設問ごとに示されていますが、問2で示した二つのグラフのうち一つ(図2-2)について、保健医療大学において作成した図に誤りがあり、以下の点から、受験生の図の読み取りに混乱が生じた可能性があります。
(1)アンケートの回答について、複数回答式の調査結果であることを示していませんでした。
(2)複数回答式であるにもかかわらず、誤って100%積み上げ棒グラフで表示してしまいました。
(3)データラベルとして「回答人数のうち、該当の項目を選択した人数の割合」を表示したため、ラベルの数値と、グラフの下余白に表示されたパーセンテージの目盛りが整合していませんでした。
採点時に、複数の受験生の解答内容を見比べた際、図の解釈に大きな違いがあったことから、当該問題を確認したところ、図が誤りであったことが判明しました。
表データからグラフを作成した際、複数回答であったことを認識せず、合計が100%になっているという思い込みから誤ったグラフを作成してしまいました。また、試験問題の確認を複数人で複数回行いましたが、誤りに気付くことができませんでした。
受験者に不利が生じないように、問2は受験者全員が正答したものとして取り扱います。なお、問4は、問1から問3と課題文を踏まえて論述させる問題でしたが、全ての答案を点検した結果、図2-2のグラフによる解答への影響は認められず、通常どおり採点いたしました。また、受験者全員及び推薦のあった学校全てにこの旨を通知しました。
出題誤りが生じないように、複数人による複数回のチェックを行う体制を執ってきたにも関わらず、今回の事態に至ったことを極めて深刻に受け止めています。
今後の入試に向けて、試験問題作成並びに精査に係る体制を再度検証し、二度とこうしたことがないよう、改善・防止措置を講じてまいります。
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