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更新日:令和4(2022)年1月20日
ページ番号:482925
発表日:令和4年1月19日
総務部デジタル戦略課
県では、令和元年度に策定しました「千葉県ICT※利活用戦略」に基づき、県民一人ひとりの暮らしを豊かにし、本県の持続的な発展の実現のために、飛躍的に発展しているICTを手段として効果的に活用していくこととしています。
この戦略について、近年の社会情勢を踏まえた見直しを進めるに当たり、皆様のICT機器やICTを使った行政サービスの利用状況、特にICTの利活用を進めるべきと思う分野等について、皆様のご意見を伺いました。
※ICT:情報通信技術 (Information & Communications Technology)
(1)調査対象 アンケート調査協力員 300人
(2)調査時期 令和3年11月18日(木曜日)~11月28日(日曜日)
(3)調査方法 インターネットアンケート専用フォームへの入力による回答
(4)回答状況 アンケート調査協力員300人のうち243人が回答(回答率81.0%)
(5)調査項目
普段、家庭や職場などで利用しているICT機器についてたずねたところ、『パソコン』が91.4%と最も多く、次いで『携帯(スマートフォン)』が90.9%でした。
※AIスピーカー:音声認識・操作が可能なAIを搭載したスピーカー
※ウェアラブル端末:スマートウォッチなど、手首や頭等に装着するICT機器
ICT機器を利用している用途についてたずねたところ、『友人や家族との連絡』が79.4%と最も多く、次いで『情報の収集・娯楽』が70.8%でした。
また、『その他』の答えの中には、「大学の授業」、「仕事上の連絡」などの意見がありました。
最近行政サービスを利用した際、もっとICTの利活用で便利になれば良い、又はICT利活用が進んでおらず不便だと感じたものがあるかについてたずねたところ、『ある』が65.4%、『ない』が34.6%でした。
問3のように感じた行政サービスについてたずねたところ、『届出・申請・申告・証明書発行等の手続』が56.0%と最も多く、次いで、『税・使用料等の支払い』が42.8%でした。
また、『その他』の答えの中には、「選挙」、「旅券の申請」などの意見がありました。
どの分野で特にICTの利活用を進めるべきだと思うかについてたずねたところ、『医療・健康』が66.7%と最も多く、次いで、『防災・防犯』及び『行政』が52.7%でした。
また、『その他』の答えの中には、「税等の支払い」、「web図書館」などの意見がありました。
(参考:各選択肢における取組の例)
医療・健康(例:遠隔診療、医療機関間の情報連携、健康管理 等)
防災・防犯(例:防災・防犯の情報提供、災害時の救助・支援 等)
行政(例:各種申請・給付事務等の効率化、行政の所有するデータの公開・利活用推進 等)
福祉(例:高齢者の見守り、介護の負担軽減、障がい者の就労機会拡大 等)
働きかた改革(例:在宅勤務、オンライン会議、効率的・多様な働き方の実現 等)
子育て(例:子育て情報の提供 等)
インフラ・交通(例:安全・効率的な交通システム、インフラの維持管理 等)
商業(例:無人レジ、キャッシュレス決済 等)
観光振興(例:観光情報の提供、旅行者向けWi-Fi整備 等)
学校教育・生涯学習(例:ICT教育、学校連絡窓口のICT化、遠隔授業・学習 等)
地域活性化(例:地域のつながり強化、ICT企業誘致 等)
環境・エネルギー(例:省エネルギー対策 等)
産業振興(例:生産性向上・高付加価値化、新ビジネスの創出、高度ICT人材の育成 等)
農林水産振興(例:センサー等を使った農水産物管理、熟練農家技術の活用 等)
寄せられたご意見・ご提案には次のようなものがありました。一部抜粋してご意見を掲載します。
たくさんのご意見ありがとうございました。
今回の調査では、『携帯(スマートフォン)』を利用している方が9割以上となるなど、ICT機器の浸透が進む一方、行政の手続等を中心に、ICT利活用による利便性向上が必要だという趣旨の回答を多くいただきました。
また、ICTの利活用を進めることに関してのご意見としては、利活用を進めるべきといったご意見が多数寄せられるとともに、高齢者などICTに不慣れな方などへの対応やセキュリティ対策など、ICT利活用を進める上での配慮を求めるご意見もありました。
皆様からいただいたご意見は、今後、県のICT利活用戦略の見直しなどに役立ててまいります。
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