ハバノリの生産紹介(ちばの水産業)
鴨川市天津地区・小湊地区を中心とした外房でハバノリは生産されており、地元での消費は余りありませんが、東金、海匝等の東総地域で『ハバノリをふりかけた雑煮でないと正月が来た様な気がしない』と珍重されています。
- 11月下旬頃の気温・水温の低下とともにハバノリは外房の磯に芽を出します。
- 漁業者は、冬から春にかけて10~15cmに成長したハバノリを摘み取ります。
- 摘み取ったハバノリは石などの異物を取り除き海水で洗い、2~3cmに裁断します。
- すき水(海水)のなかで、ノリ簀の上に枠をのせたものを厚みが均一になるようにハバノリを広げます。
- 乾し台にノリ簀を並べ、天日で乾かします。1枚の乾燥重量は地区により異なり、天津・小湊地区では1.5g程度、夷隅地区では5~8g程度です。
- 10枚単位で袋に入れて出荷されます。
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