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千葉県議会 > 議会広報 > ちば県議会だより > ちば県議会だより(No.172) > ちば県議会だより(No.172)1面
更新日:令和6(2024)年7月26日
ページ番号:454775
6月定例県議会は、6月17日に招集され、7月13日までの27日間にわたり開催されました。
開会日には、議長の諸般の報告に続き、令和3年度一般会計補正予算等の議案31件、報告14件が上程され、知事から提案理由説明と新型コロナウイルス感染症等について報告がありました。
また、質問初日の6月23日には議案2件が追加上程され、うち1件を先議とし、所管の常任委員会(総務防災・健康福祉・商工労働)で審査した後、本会議において、原案のとおり可決されました。
6日間にわたり行われた代表質問および一般質問は、20名の議員が登壇し、知事の政治姿勢をはじめ、財政問題、新型コロナウイルス感染症対応、防災対策、福祉、道路、教育問題等について活発な議論が展開されました。
6月30日の質問最終日には、副知事の選任同意についての人事案件1件が上程され、同意されました。
7月5日・6日には、予算委員会が開催され、令和3年度補正予算について審査されました。
7月7日・8日には各常任委員会が開催され、付託された議案・請願について具体的・専門的な審査が行われました。
閉会日には、令和3年度補正予算関係の議案2件が追加上程され、知事から提案理由説明があった後、所管の常任委員会(総務防災・環境生活警察・商工労働・文教)に付託され、具体的・専門的な審査が行われました。
本会議再開後、各常任委員会委員長の審査結果報告、討論が行われ、採決の結果、追加上程された議案を含む34件の議案全てが原案のとおり可決・承認されました。
その後、追加上程された人事案件2件が同意され、続いて、議員発議案17件のうち5件(条例1件、規則1件、決議1件、意見書2件)が可決されました。
また、任期満了に伴う各常任委員会委員が選任され、正副委員長の互選が行われました。
続いて、山中操議長、木下敬二副議長の辞職により、正副議長選挙が行われ、議長に信田光保議員、副議長に江野澤吉克議員が選出されました。
最後に、任期満了に伴う議会運営委員会委員が選任され、今定例会に付議された全ての案件の審議を終了しました。
第75代議長
信田 光保(しだ みつやす) 議員(自民党 銚子市・香取郡東庄町 5期)
第73代副議長
江野澤 吉克(えのさわ よしかつ) 議員(自民党 袖ケ浦市 4期)
7月13日(閉会日)本議会において、第75代議長に信田光保議員、第73代副議長に江野澤吉克議員が選出されました。就任に当たり、信田議長は「今回のコロナ禍では、対応に当たられている医療従事者の皆様に感謝申し上げるとともに、県民一丸となってこの苦境を乗り越えるべく、議会機能の一層の充実・強化と、県民に開かれた議会運営を目指し、630万県民の負託と信頼に応え、誠心誠意、その職責を果たしたい。」と抱負を述べました。
また、江野澤副議長は「議長を支え、公正かつ円滑な議会運営のため全力を尽くしたい。」とあいさつしました。
質問項目は、主な項目を掲載しています。その他の項目は、千葉県議会ホームページに掲載しています。
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4月臨時県議会は、4月20日に招集され、熊谷知事から就任に当たり、あいさつがありました。
その後、令和3年度一般会計補正予算等の議案7件、報告1件が上程され、知事から提案理由説明があり、質疑が行われた後、所管の常任委員会(総務防災・健康福祉・環境生活警察・商工労働・農林水産)に付託されました。
本会議再開後、各常任委員会委員長の審査結果報告、討論が行われ、採決の結果、原案のとおり可決・承認されました。
続いて、副知事の選任同意等の人事案件3件が同意され、今臨時会に付議された全ての案件の審議を終了しました。
去る本年6月28日、本県八街市において、学校から下校途中の小学生の列に酒気を帯びた運転者が運転するトラックが突っ込み、児童2人のかけがえのない尊い命が奪われ、3人が重篤となる痛ましく筆舌に尽くし難い事故が発生した。この悲惨な事故に、県民は大きな衝撃を受け、飲酒運転は絶対に許されるべきではないと決意した。
今回の事故は、運転者が酒気を帯びた状態で運転していたことが、一番の要因であり、飲酒運転で検挙される者が後を絶たない現状において、飲酒運転の根絶に向けての対策を一層強化することが必要である。そのためには、運転者及びその雇い主の徹底した法令順守をはじめとした、県民の交通安全意識を向上させるための啓発や指導体制の充実も急務となっている。
また、今回の事故現場は、通学路でありながら歩道やガードレールが未設置で十分な交通安全対策が取られていなかったことも課題として浮き彫りとなり、改めて児童生徒の通学路の点検を行い、危険箇所においては、全力を挙げて必要な交通安全対策を講じていくことも急務である。
これまで県では、交通死亡事故の根絶を図るべく様々な交通安全対策を講じ、その効果も見られてきているとの認識があったが、私たちは、いまだにその対策が十分でないことを改めて痛感した。
よって、本県議会は、「人優先の交通安全思想」の下に、関係機関・団体はもとより家庭、学校、職場、地域など、県民が一体となって飲酒運転を根絶するための施策展開を強く求めるとともに、全国に誇れる安全で安心な千葉県の実現に向けて行動することを、ここに宣言する。
以上、決議する。
令和3年7月13日 千葉県議会
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